藤が丘にがブリがやってきた！ : 骨付鳥、からあげ、焼鳥 がブリチキン。 藤が丘店

この場所には、以前はあまり入ろうとは思わなかった居酒屋があり
それもいつの間にかなくなっていて、新しい店の工事がはじまっていました。
新しく鶏の店ができるということが分かって、連れも私も結構楽しみにしていたところです。

藤が丘のこの通りは何件かの飲食店があるけど
道幅が広く、店も奥まってるからか暗く寂しい印象だったのが
このお店が開店してパッと明るくなったみたいです。
ガラス大きめの引き戸から、木の内装の店内が良く見えます。
若い人たちが働いているのもよく見えます。
入りやすくていいですね。

出来て数日ですから、何もかもピッカピカで気分がいい。
まずはオープン記念価格(100円！！)という生中を注文。
生はうれしいプレモルです。

メニューはWEBでみて予習してあったので、さっと出る系と鶏料理を注文。
まだ、さほど混んでない時間だったこともあるけど、どれもサッと出てきたのはうれしい。
たいていの新店はオペレーションが悪いものと思っていたから、
良い方向で裏切られましたね。

鶏柄のジョッキで乾杯！
すごい寒波が来ていても、暖房の下でのむビールはうまいのだ。

サッと出る系
「がブ吉くんのタマゴ」290円
サッとビアつま。
からしマヨに浮かび立つウズラの味玉。
あ、ウズラじゃなくてがブ吉くんのタマゴか。
酒を飲むので素早く安くたんぱく質を補うには最適。

「よだれ鶏」390円
好物です。
中華でも、四川料理を主に扱うところでないとなかなか
見かけないのにうれしいですね。
さすがにここは本格中華ではないので見た目まろやかです。
確かにまろやかソースなんですが、
適度に辛く、香る花椒(←これ重要)。
そしてここ大事なのですが、たいていのよだれ鶏は
それ自体は美味しくても、辛くて辛くてそのあとの料理の味が
よくわからないことになってしまうのが残念なのですが
これはそんなことなく、後であっさりなものを食べても、ちゃんと味がわかります。
ただ、私にはピリ辛でも連れには限界の辛さのようです。

「からあげ・骨なしもも」350円／100g
大振りな唐揚げはブリブリな食感で脂ジュワー。
強ニンニクで下味しっかり。
いや、ちょっとしっかりが過ぎるから
マヨか何かで中和したほうがいいかな。
あ、でもおいしいんですよ、私は好きです。
オーダー時に唐揚げにはハイボールを一押ししてたけど、間違いない。
レモンのさっぱりさが欲しくなってきたので、角ハイ(380円)を注文。
ハイボールブースターな唐揚げです。

「たっぷりチーズのシーザーサラダ」490円
この数か月間、あまりの高騰にレタスを買ってないのでサラダを食べたくなりました。
お久しレタスはおいしいですな。
既製品か自家製かはわからないのですが、連れがドレッシングを気に入ったようです。

「骨付鳥・おや鳥」890円
20分はかかるとのことなので、早く食べたい場合は最初のオーダーで頼んだほうが良いでしょう。
皿がテーブルに下される動作の最中、
すでにスパイスのいい香りがするんです。
骨付きなので、キッチンばさみでチョキチョキ。
お肉を切るのはお父さんの仕事なので連れにお任せです。
歯ごたえが好きな渡しとしては、親鳥の噛み応えがたまらないので
ひな鳥ではなく、迷わずにこちら。
コリコリに近いブリブリを噛み噛み。
先ほどの香りは胡椒とニンニクとおそらくその仲間たち。
手羽唐のそれとはちょっと違うんだけど、何だろう？
知ってるものに例えるとジャークチキンを和風にした感じってのが精いっぱいの表現。
ミノみたいにずっと噛んでられんだけど、それだとずっと飲んでられて
恐ろしいことになってしまうので、いい加減で飲み下す。
これも塩気が強気なのでハイボールがよく合います。
流れ出た脂の染みたキャベツも何気においしいので残さないで食べましょう。


「ネギ盛り冷奴」350円
ゴマ塩ネギの乗った冷奴。
塩気が続いたので、これはあっさりと良い箸休めになる。
ホントにこのタイミングの奴はウマい！
(普段、冷奴を自分で頼むことはめったにありません)

焼き鳥もあります。
「せせり・塩」150円/本
せせりの弾力とコクある脂は生かされて
串の焼き加減も良い。
ただ、この時点で塩気に慣れていた私には丁度な鹹さでしたが、
私より繊細な味覚を持つ連れには、きつめだったようです。

「はつもと・タレ」180円/本
クニクニとこれも特有の食感を残しつつのタレと脂の幸福感。
タレは丁度な甘さで良い感じです。

豆腐を瞬殺してしまったので、箸休め第二弾
「冷やしトマト」290円
トマト丸々一個分がドンと出てきて、連れと笑いあう。
ヘタのキワキワまでかじって頂きます。

ここらで飯ものを欲しくなってきたので〆に入ります。
「懐かしのコロッケ」100円
知らぬうちにコロッケ好きの連れが頼んでいた模様。
揚げたてなんで衣がカリッカリ。
ほお張るとくしゃりとつぶれるいい感触。
香ばしい衣となめらかイモ、それにプチっとひき肉。
優しく甘いコロッケは言われた通りそのままで食べるのが一番でしょう。

「台湾鶏ミンチチー玉めし」490円
飯ものが食べたくてこれ。
ジャンクなジャンクなライスボール。
写真では分かりませんが、中には肉が隠れてます。
これは台湾ミートとチーズのぶつかり稽古。
どうなることかと思えば、ニラにんにく唐辛子の押し出しを
チースと玉子が優しく受け止める。
これはクセになりそうなまろやかジャンクです。
と、私にはピリ辛でしたが、よだれ鶏同様これも連れには限界の辛さだったようです。

他にも気になるものがいろいろあるのですが、もう満腹過ぎるのでこれでお終い。

ごちそうさまでした。