昔、メンマ好きだった事を自覚した思い出のお店 一陽軒@塩釜口 : 一陽軒

下の子の入学祝いのお店に向かう途中、
お目当ての餅屋に振られたので一年半ぶりの再訪。

11:50 入店・食券購入・着席（ちょうど満席）
12:00 料理到着

【まとめ】
特上黒スペシャル 1670円
直火匠で炊いた本格ご飯[小] 150円
小気味いい豚臭さ中濃度の甘い豚骨。
香ばしさとパンチに磨きがかかったマー油。
両者のバックアップを受け羽ばたくレアチャーシュー。
更に追い打ちをかけるメンマの森。
食物繊維で満たされた満腹感のその先には。
次回、「見知らぬ、器の底」

お盆最後の仕事終わり、
自分のご褒美にラーメンを食べに行く事に。
少々疲れ気味なので、｢体に優しい｣
+｢元気が出る｣ラーメンを考えた時に
こちらが頭に浮かんだので昼食利用。
※自信を持って人にオススメ出来るお店

13:15 入店・食券購入
（丁度満席から客が三名退席した所、
スープの都合で時間がかかると一言あり）
13:30 料理到着

【お料理の感想に移る前に・・・】
大将の接客への姿勢はとても素晴らしいと思うけど
女性店員さんを泣かせるぐらい怒るのは如何かと・・・。
折角のラーメンが美味しくなくなるから
あまり怒らないであげて欲しい。

【まとめ】
特上黒スペシャル
マー油がかかった豚骨に中太ストレート平麺。
麺はツルツルでもちもち。
前よりもちもち度がアップして美味しくなっていました。
スープはクリーミーで優しい豚骨と
ニンニクの効いたパンチのあるマー油が
｢体に優しい｣+｢元気が出る｣と言う
私のわがままを見事にクリア。とても美味しかったです。

直火匠で炊いた本格ご飯（中）
自ら作るラーメン茶漬け。
お店のオススメ通り辛味ダレと
黒胡椒を入れると美味しい。

【詳細】
特上黒スペシャル 1640円
麺
幅2mm、厚さ1mmの中太ストレート平麺。
ツルツル、もちもちでとても美味しい。
前よりもちもちになった？かな。より美味しくなってる。

スープ
旨味と甘味が強く、クリーミーな豚骨に
香ばしく、にんにくのパンチが効いたマー油が
合わさってとても美味しい。
以前に比べ、マー油の香ばしさ、苦味が
強くなった気がする。個人的には今回の方が好み。

具（チャーシュー、メンマ、味玉、海苔、白髪ネギ）
チャーシュー
直径100mm、厚さ3~4mm程度の
大きなレアチャーシューが五枚、
器に花が咲いたように盛られている
肉質は1/4程度が脂身でレアもレア、超レア。
スープの温度で火が通ってしまうぐらいのレア度。
もちもち食感で肉汁・脂がたっぷりで
マー油により、旨味が引き出されておりとっても美味しい。

メンマ
太さ10mm角、長さ80mm程度の大ぶりのものが
麺が隠れるぐらいたっぷり乗っています。
（約二掴みぐらいの量）
本当に歯ごたえがよく、量が多いので大満足。

味玉
黄身の中心のみ火が通っていない程度の半熟。

海苔
大きさ100×100mmのものが五枚。

白髪ネギ
割愛。

直火匠で炊いた本格ご飯（中） 200円
お店のオススメ通り、辛味ダレと黒胡椒を入れて
ラーメンの具（チャーシュー 一枚、
メンマ 数本、海苔 一枚）を乗せて、
ラーメンスープをたっぷりとかけます。
ご飯の甘味とコクにチャーシュー、スープの旨味
辛味ダレと黒胡椒の辛味が相まってとても美味しい。

仕事帰りの昼食、またメンマラーメンを
食べたくて再訪。

13:25 入店、注文
13:35 料理到着
（平日の昼ということもあるのか
お客がひと段落した後でした。）

【まとめ】
特上スペシャル
結論）マー油が有ろうが無かろうが美味しい。
パンチが欲しい時はマー油ありの黒がオススメ。
優しさが欲しい時はマー油無しの白がオススメ。

【詳細】
特上スペシャル 1530円

前回特上黒メンマの投稿をしたので
差異があるスープとトッピングについて投稿します。

正直マー油があったほうが美味しいだろうと
思っていましたが、マー油無しは無しで美味しい。
只々純粋に美味しいとろみがある濃い豚骨スープを
ストレートに味わえて美味しいです。

特上メンマに対し特上スペシャルは
煮卵が追加され、チャーシュー、海苔が増量されます。
※特上メンマと特状スペシャルのメンマの量は
同じだそうです。（店主確認済み）
チャーシューは脂っぽく無いので
特上メンマとのボリュームの違いはさほど感じません。
個人的にはここのチャーシューが一番美味しいと思うので
今後からは特上スペシャルと注文しようかと思います。

ご飯（小） 150円

前回と同じなので割愛
ラーメンねこまんまが不味いわけないでしょう。
太りますが・・・

好陽軒の息子さんが豚骨ベースの
メンマラーメンを出しているとお聞きしたので来店。

待ち時間
13:00頃、注文(待ち時間無し)
13:10頃、ラーメン到着
(運良く一席空いてましたがすぐお店
一回転ぐらいの人数待ちができました。)

料理の感想に行く前に・・・
お店に入ると宛ら、料亭の板前のような好青年が
威勢のいい声と共にお出迎えして頂けます。
気持ちのいい挨拶や丁寧な声掛けにも
好陽軒のDNAが受け継がれているんですね。
スープでかえしを割った後
味見をしているのはとても驚きでした。
職人だなーと感じました。

特上黒メンマ 1320円+煮玉子 120円

まー、ここに来たら特上メンマ(メンマのみ増量)か
スペシャル(トッピング全て増量)の二択しかないよね。
スープは基本の豚骨スープのみの白と
追加でマー油がかかった黒の二種類。
今回はメンマを深く味わいたかったのと
パンチの強いマー油がどうメンマと合うのか
知りたかったので特上黒メンマを選択。

スープは少し濃い目でまろやかな豚骨スープと
ニンニクの味がハッキリ味わえるガツンと
パンチのあるマー油。
それらに浸かってるのは
主張の強すぎない中太ちぢれ中華麺と
しっとりとしたロースハムのような
優しい塩味と肉の旨味を感じるチャーシュー。
その上には、これでもかと言うぐらい
スープをも覆い隠す量の極太メンマ
(ほのかに竹の甘味がする程度の薄味)が乗っております。

とても美味しかった、素直に美味しかった。
何か一つが抜きん出ているわけではなく、
豚骨スープ・マー油・麺・チャーシュー・メンマの
五つが丁度よくバランスを取っており
皆で仲良く並走している感じの味。
豚骨スープのまろやかさで包み込まれた
マー油のパンチの強さがチャーシューの
肉の旨味を引き立ており、
その旨味と中華麺・メンマ二つの甘味が
対比されておりとても美味しい。
特に秀逸だったのはチャーシューです。
マー油のパンチに負けず、かつ中華麺・メンマの
甘味を押し潰さないギリギリの塩梅の旨味を持ってます。

｢メンマ'を味わう'ラーメン｣ではなく
｢メンマラーメン｣と言った点に関しては
これ程の最適解はないです。
正直マー油のパンチが強すぎて合わないと思ってたが
とてもいい意味で裏切られた。
好陽軒の優しいスープもいいけど
パンチの強いこちらの方が好みだ。

ご飯(小)

皆さんもやってお父さんお母さんに怒られましたよね。
ラーメンねこまんま。
ホカホカのご飯にラーメンスープを
ぶっかけて食べると言う悪魔の所業を
一陽軒さん、公式に認めてるんです・・・
寧ろ推奨されていらっしゃるのです！
なんて・・・なんて、デブに優しい世界だ。

麺の代わりに米が入る事になり、
麺以上に甘味とコクがアップ。
マー油のパンチの強さも相まってご飯が進む進む。
本当に悪魔的な食べ物です。

最後に・・・
食べログで初めて味、★５をつけさせて頂きましたが
とても文字で表現出来ない美味しさです。
兎に角、食べに行ってほしい。
また、比較の為に好陽軒さんにもまた行かなきゃですね。
後、退出時の声掛けには賛否両論あるみたいですが
私個人はとてもいいと思ってますよ！