重い料理の連発で、イメージが変わってしまいました。 : ラ ヴィオレッタ

以前訪問したのは約２年ほど前。
とても美味しかった記憶が鮮明に残っています。

食べログでの点数も高得点という事で、何の疑いも持たずかなりの期待感で訪問してみました。

今回もファミリーで、ただ前回と違いお昼に予約しての再訪です。
ところが、以前の印象とはかなり違い・・・アレレ・・・だったのです。
関西方面の洋食系に出向くことが多くなったワタクシ。
その味に慣れてしまったからなのか、全ての料理が濃いめの味でとても重く感じてしまいました。
以前の印象としては、非常に軽やかなヘルシーイタリアン・・・記憶としては当に真逆。

ん・・・、食べ歩きスランプ（ボンパパの）なのかもしれません。

な感じですのレビューとしてはプチ参考程度でお願いいたします(ーー;)

◆鰆　ビスタチオと柚子コショウのソース
　　美味しいのですが、オリーブオイルが強めで何となく油っぽさが・・・。

◆自家製フォッカッチャ
　　子供達には好評ですが、ワタクシ的には普通な感が。

◆ホウボウと椎茸のスープ仕立て
　　魚介出汁の濃厚スープ　美味しいのですが味はかなり濃いめ。

◆フルーツトマトとモッツァレラのキターラ
　　以前より酸味が強めに感じました。それにチーズが加わりやはり重い味に・・・。

◆チンタネーゼのラグーソースを使ったフィトチー二
　　このパスタがシンドカッタデス。以前は魚介と野菜中心の軽めの料理の数々だった記憶が・・・。
　　このパスタが特に重くて・・・。子供達もお残ししてしまいました。

◆黒毛和牛のカイノミ
　　これはもう無理です。肉料理の連続、しかもコテコテの脂ギッシュな部位。
　　とても食べれきれません。連続の残し・・・です(._.)

◆ティラミス　紅ほっぺ
　　酸味が強い苺　名は通っているかもしれませんが、これが拘りの苺？？？

◆小菓子と食後の飲み物

ボンファミリーの舌が肥えたのもあるかもしれませんが、
お店自体、何かが大きく変わってしまったような・・・そんな気がしました。
帰り際、厨房をチラ見。
以前は、確か３人体制で調理していたような記憶があったのですが、今回は御主人？お一人？
御主人・・・ですよね・・・？？？
どうしてこんなにも変わってしまったのか・・・。

私事ですが、今回はボン１号の友達との約束をキャンセルさせてまで同行したワタクシ。
それだけ「間違いないお店」と自信を持っての訪問だっただけに、残念な感じがしました。
アッサリ系、特に野菜が大好きなボン１号が一番お残しする結果に・・・。
トホホ・・・(>_<)
今後が不安な今日この頃です(；一_一)

お店は生き物。
そして過去は過去。
即近の口コミを見てのお店選びを推奨いたします。
因みに、マダムの接客は以前同様に高感度抜群。
それだけが救いかな・・・。

御馳走さまでした。

このお店は、美味しいです！
素材重視でボンパパ好み。
どの料理も良い食材が使われています。
吟味された新鮮な素材達。

おまかせ料理オンリーの完全予約制。
故に可能な事なのでしょう・・・!(^^)!
また、広々とした個室もあり子供（幼児はNGかも）もOK。
それでいて味も良くて、優しい接客。
ボンファミリーには至れり尽くせりのとてもありがたいお店でした。

お願いしたのは、ディナーコース７８００円。
レビューアー様の評判が頗る良さ気な感じでしたので、今回は子供も同じコースでお願いしました。
予想どおり子供達も全完食、良かったです!(^^)!
完全おまかせコースですが、苦手な食材等ももちろん対応してくれますので、全く問題ありません。

場所は、東区の金城高校すぐ横。
静かな住宅街にあります。
駐車場は店舗前に２台分。
周りにコインパーキングもありますので、問題はありません。

今回は、約１か月前に予約。
子連れは個室のみ利用可能です。

では料理内容の方を。

＊フルーツトマトを使った冷製カッペリーニ

＊天然マコ鰈のカルパッチョ

＊鰆のグリル

＊梶島あさりのスパゲッティ

＊チンタセネーゼ豚のグリル

＊イチゴのティラミス

＊飲み物　洋菓子

品数は多くありませんが、どの料理も素晴らしく美味しいです。
それは選び抜かれた上級食材を使用しているから！

フルーツトマトは加藤農園のブランド「きわみ」。
通常の2倍ほどの甘さがあるトマトです。
酸味が少なく非常にまろやかなカッペリーネ、とても美味しいです。

鮮度抜群の天然鰈を使ったサラダ仕立てのカルパッチョ。
イタリアの野菜と魚の美味しさを引き出すバランスの良い調理。
上にかかっているカラスミも美味しく、素晴らしい前菜です。

魚料理も美味しいです。
素材自体ももちろん良いのですが、特別な調理法で仕上げています。
詳しく説明してくれましたが・・・忘れました(^_^;)
食感は「フワフワ」。魚の旨み水分も十分でしっとり感があります。
皮はパリパリ、見た目も美しくソースも美味しいです。

アサリのパスタ。
これは若干平凡な料理に思えますが、やはり素材が良いので美味しいです。
アサリの名産地、吉良　梶島のアサリが使われています。
貝の味が濃厚な事が特徴、一般的な白ワイン蒸し的ボンゴレとは一味違います。

チンタセネーゼ豚、食した事ありますか？
ワタクシは初めてで、物凄く美味しい豚でビックリです！
なんでも、「前足から背中にかけて、バンド（=cinta）状の白縞が入った特徴を持つ黒毛種。豚の原種に限りなく近く猪に近い特徴を持つ」豚・・・だそうです。
一昔流行ったイベリコより美味しく感じました。
この豚さん、鹿児島のふくどめ小牧場と言うかなり有名な牧場で飼育されているようです。

デザートのイチゴはおいCベリーという品種が使われているとの事。

以上の様に、とにかく素材にはとことん拘っています。
それが、このお店の大きな特徴。
素晴らしい事ではないでしょうか。

やはりどのジャンルも素材が重要、今回はつくづくそう感じました。
今まで洋食系のお店、フレンチやイタリアンはソースが一番、素材は二の次。
そう言われてきました。
最近、それが見直され、素材を生かしたお店が次々に出てくれる事は個人的に嬉しい限りです)^o^(
それによって、素材自体の臭みや癖を消す為に使われる強烈な調味料や乳酸品等が減り、
優しくて薄味の日本人向けなイタリアンに・・・。

その点において、このお店は名古屋トップクラス。
そう感じました。

ボンパパ的イメージとしては、
イタリアンはコテコテで高カロリーなジャンル。
塩気が多くて強烈な香草の風味、プラス乳製品を多用。
完璧なる苦手なジャンルでした。
今後見直さなければいけませんね・・・^^;
ただ、コテコテのお店もまだ数多く存在しますので、注意も必要・・・ですけど((+_+))

今回は素晴らしいお店と出会えてラッキー。
ここは、家族でまた再訪したいお店。
季節を変えて行ってみたいと思います。
何か変化があればまた更新したいと思います。

全ての面において、名古屋のイタリアン部門ではトップクラス。
是非是非お試し下さい。

ボンパパ的にはお勧め店です。