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CPの高い、ホッとする昭和の飯屋です。
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店名 |
掲載保留
秀らく
|
---|---|
ジャンル | とんかつ、食堂、かつ丼 |
住所 | |
交通手段 |
志賀本通駅から415m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
席数 |
20席 |
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空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
利用シーン |
|
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ロケーション | 一軒家レストラン |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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(残念ながら、2014年5月末で閉店されました。お疲れさまでした!)
僕がよく出勤で通る道にある、いかにも”昭和・デ・ド・ローカル”な古い佇まいのとんかつ屋、秀らく。
いつもほんのり気にはなっていたものの、表看板のメニュー表がすでにかすれて料金が見えていないという、「え?廃業されてます?」という勢いの外観に、よそ者の一見はなかなか足を踏み込む勇気がなかったそのお店。
でも、会社帰りのどうしてもお腹がすいた、ある日の帰り道、向かいのソープランド「F&J」の明るいネオンが僕を若干勇気づけたのかもしれない、ふと、この「秀らく」に突入してみた気持ちにがふつふつと湧いてきた。
「えーい、ままよ!」と神に祈りながら入口のドアをガラガラっと開け、「あの~、お店やってますか!!」と入店同時に聞くと、カウンターではなく、客席座敷からおばあさんがヌッと現れ、「やってますよ~。」とのこと。どうやら店主らしきおばあさんは、ちょうど座敷で休みながら新聞をよんでいたらしい。
入ってみると、外観からの予想通りの内装、そして予想外にまだ現役で営業を続けていたおばあさん(女将さん)がそこにはいた。
他に客はなく、おばあさんも来客を予想しておらずリラックスモード全開だった模様。
さっきまで女将さんが座っていた小さな座敷スペースに陣取り、早速メニューをにらみつける僕。(注;表看板にメニューは出ているものの、かすれて判別不能だった。)しかし、意外にバリエーションに富んだメニューたち、とんかつ、という店の看板をしょっているものの、揚げ物メニューは一部だけ、それ意外にも刺身定食やカレー、各種丼もの、焼きそば、チャーハンなど、いわゆる大衆食堂で見るメニューが大体そろっている。でも、こんな暇そうな店で、各種メニューの食材を新鮮なまま揃えているのだろうか?と、地雷を踏む危険を感じた心配性な僕。
ここはひとまず・・・、郷に入れば郷に従えだ、と店主の得意なメニューを調べようと、「え~っと、定食、やってますよね?」とだけ聞くと「ええ、とんかつ定食とか・・。」との返答があったので、「じゃ、それお願いします。」と700円のとんかつ定食を注文。すると、ちょっと嬉しそうにカウンターの上に置いてある新鮮そうな豚ロースの塊を手に取って調理に入る女将さん。その姿を見て、失敗が無さそうなことを確信できた楽観的な僕ちゃん。
注文後、お店にあった中日新聞の朝刊を2/3くらい読んだところで、早速とんかつ定食ができあがった。
まずはメインにとんかつ、その下にキャベツともやしの茹で野菜、豆腐、野菜の浅漬け、ごはん、赤出汁というごくごくスタンダードな定食だ。
まずは、赤出汁を一口・・・その時点で、(あ、当たり。)と僕の心の声。じつは関西出身の僕にとって、赤出汁はあまりフェイバリットではないのだが、長年名古屋にいて、「実は、かなりコアな赤出汁は、かなり旨い。」という認識が出てきており、それは岡崎の八丁味噌がいいのだろうか、正体は掴めていないのだが、名古屋のある一定以上のレストランで出てくるコアな赤出汁は、世間の赤出汁とちがってかなりおいしい。そして、この昭和の飯屋はその赤出汁が出る店だった。
次に、とんかつに箸をのばす。ちょっと肉が薄くて、ほんのり揚げすぎ感もあるが、何より揚げたてということがうまい。ちなみに説明をするが、この定食の価格は700円であり、消費税が8%になった訪問時では、税抜価格は644円位である。(というか、おおよそ20-30年前のかすれた表看板から値段の変わっていない店の老齢年金生活女将からすれば、もやは消費税など関係ないのだが。)
そして、総合的にこの定食に使用されている食材のまっとうさから見ると、すでにすき屋など全国規模の定食チェーン(ただし食材がいわゆる低価格量産品)と比べて、よっぽどCPが高くかつヘルシーである、と言える。
ちなみに、ヘルシーという点においては、とんかつ定食というメタボ系定食でありつつも、野菜を安易な千切りキャベツではなく、混合茹で野菜によって、少ないボリュームでもより効率的に栄養を取りやすくしてあるような心配りは、僕としては女将の術中にはまったとしか言いようがない。
かくして、僕はこの店の常連になろうと、あくる日も訪問して次なるメニューのオーダーをするのであった・・・(続く)。
P.S.
2日続けていったとき、女将さんから、「また来てくれたの、これからもよろしくね、日曜日だけ休みだからね。」と、ありがたくお店の営業日を教えていただきました。