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独自のこだわりが満載のマニアックなお店
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なすとツナのトマトソース￥1400
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左:シャーベット状、これがホントのアイスコーヒー 右:抹茶&バニラアイス小倉かき氷
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手製のエアコンの水漏れキャッチャー
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左:出汁巻き用パンでなすをロースト 右:アルミパンで謎レシピのソース
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アルミパンに謎の茶色ペースト、白い結晶、褐色の液体
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”しさは粉”って？
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”しさは粉”って何？
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長渕剛ファンのようです
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いつでも閉店する覚悟？
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濃度計で塩分計測中
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茹で湯のアク掬ってます
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珪藻土コースター
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扉にはディチェコの包みが
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カオス①
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カオス②
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カオス③
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naokiyo0707
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
掲載保留
絶品パスタ 俺の味
|
|---|---|
| ジャンル | パスタ |
| 住所 | |
| 交通手段 |
御器所 徒歩2分 御器所駅から143m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥1,000～￥1,999
|
席・設備
| 席数 |
8席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 空間・設備 | 席が広い、カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| オープン日 |
2006年9月 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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食べログで知ってから、１年近く行こう行こうという想いを温めていたお店。
いわゆるパラダイス的なキワモノ店だと思いますが、ついに念願が叶いました。
平日の13:30すぎ、すぐそばのお気に入りのうどん店「うえだ」には、気温はゆうに36℃はありそうな中まだまだ長蛇の列が。
うどん屋をこえて角を曲がると、そこにはある種キワモノ点に共通したカオスな外観の店舗が目に飛び込んできました。
予習済みとはいえ一瞬たじろいでしまいます。
ですが半ば宿題店、入り口扉に貼られたイタリアのパスタ” De Cecco ディチェコ”のパッケージを目にしながら、思い切って足を踏み入れました。
ほかに客はなく、私の入店を知り慌て明かりが点けられました。
カウンター内にはリーゼントっぽい髪型をした50歳くらい大将がおり、おもむろに有線の電源を入れたかと思うと、私の年齢に合わせてか70年代のナツメロを大音大音量で流し始めました。
大将の眼光は鋭くちょっとコワモテでリーゼントと相まって、今は亡き支那そばやの佐野実氏にどことなく似ているような。
カウンター上には、予習通り注意書きの多い献立表が置かれてます。（注意書きというより内容は罵詈雑言に近い）
悩んだ挙句、トマトソースからなすとツナを選択。
そこからというものの、とにかく調理の様子を観察していて飽きないんです。
①スパゲティーニと思しきディチェコを、デジタル計できっちりと計り、何度も塩分計で茹で湯の塩分濃度測っています。
泡っぽいアクも掬っているので、もしかしたら湯に昆布も入っているかもしれません。
タイマーには1.65mm7分08秒、1.75mm7分32秒と書かれ秒単位で調整しているみたい。
その後も何の時間を計っているのか、タイマーが何度か鳴っている場面がありました。
②ナスは厚く輪切りにしてオリーブオイルを垂らし、出汁巻き卵用のパンで片面づつじっくりと焼いています。
ソース用のアルミパンには、謎の茶色いペースト、褐色の液体、白い結晶粉末と粉チーズを準備。
茹で上がる直前にお湯を計量して茹で湯に投入、塩分計で再び塩分濃度を確認したのち、オタマ一杯の茹で汁をソースパンに加えました。
③ソース用パンを火にかけてソースを作り、そこにゆで上がった麺を和える。
手製の角切り入りトマト煮、輪切りトマト、６Pチーズの角切りをのせ、最後に粉チーズを振って完成
④食べている途中、ドリップ後冷却したと思われるコーヒーをカップに注いでから、冷凍庫へ。
食後すぐ出せるようにか、冷たいデザートも用意して冷凍庫へ入れていました。
一口食べるとパスタは独特の茹で上がり。
けっして茹ですぎでなくモッチリ柔らかだけど、コシはある不思議な食感。
ソースはシンプルだけど奥行きがあり、バターソースのようにトロリとしていて、麺によく纏わりつく。
トマト煮は思ったより主張がなく、厚切りのナスの持ち味が生かされていました。
食べ終わると同時に、予想通りアフターがすぐさま供されました。
コーヒーは過冷却状態で表面はシャーベット状に凍っちゃってます、香り味ともに申し分なし。
抹茶とバニラアイスクリームに粒あんとかき氷が載ったデザートはまあ普通かな。
ちょっと値は張りますが、独自の理論で構成･調理されており、まずまず満足できるものでした。
まずカオスな外観に女性は敷居を跨ぐことすら困難かと思いますが、男性でもなかなか飛び込むのに勇気が要ると思います。
そして実食した後に、このマニアックなお店が気に入るかどうかはあなた次第。