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グールマンさんの他のお店の口コミ
店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
移転
ル・プレジール・デュ・パン 東山本店（Le plaisir du pain）
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
パン 百名店 2020 選出店
食べログ パン EAST 百名店 2020 選出店 |
| ジャンル | パン、カフェ、ケーキ |
| 住所 | |
| 交通手段 |
地下鉄東山線 東山公園駅より 徒歩1分 東山公園駅から170m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
～￥999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
4席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 お店の隣の月極駐車場に３台分確認 |
| 空間・設備 | オシャレな空間 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| オープン日 |
2011年2月18日 |
| お店のPR |
オンラインショップより全国発送◆仏で10年以上の経験を持つシェフが作るパンとパティスリー
パンとケーキが共存する、フランススタイルのパンとパティスリーのお店。仏で15年経験を積んだフランス人オーナーが、フランスの日常の雰囲気を感じて頂けるよう、フランスの伝統的な製法でお作りしています。 |
| 初投稿者 |
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名古屋出張中の３月の連休。
取引先のゴルフコンペを終え、
同行の女性スタッフに「ピエールプレシュウズ」という有名ケーキ店に連れて行ってもらい、
すったもんだの挙句（笑）彼女をゴルフウェアから私服に無事に???着替えさせた私は、
よくよく考えてみれば「ピエールプレシュウズ」で彼女は自分用に何もケーキを買っていない事に気が付いた。
せっかく連れて行ってもらったのにそれでは申し訳ないと思った私は、
私にとって名古屋での「最大の隠し玉」とも言うべき東山公園の近くにある一軒のケーキ屋さんに連れて行く事にした。
その店に私が最後に来たのは５～６年前だっただろうか？
元々目立たないわかりにくいお店だったが、周囲の景色も変わったせいか、案の定「このあたりだよな」と思った場所にその店らしきものを見つけることが出来ずに、近くにあった一軒のパン屋さんの駐車場の車をとめた。
このパン屋はお客さんがひっきりなしに訪れる人気店のようだった。
店内には大ぶりで美味しそうなパンが並んでいた。
そして奥のショーケースには本格的なケーキもきれいに飾られていた。
私はその店の店員さんにまず目的のケーキ屋さんの事を尋ねてみた。
店員さんはまだ新しいのか奥に行ってこの店の主人を連れてきた。
この店のご主人は外国人。
ニコラさんというフランス人だ。
私はそのケーキ店の事は知らないだろうと半ばあきらめかけたのだが、
彼はその店の事をよく知っていた。
「隣りのビルの２階ですね（ビックリ！）。３年ほど前に体調を悪くして閉店しました」
え～、なんという事だ。
ちょっと語尾がおかしい日本語ながら流暢に彼は続けた。
「遠くからもお客さんが来る店で、ここを開店した時はとても助かった」
という事で、結局目的の店には行けなかったものの、せっかくなのでここでパンを買う事にした。
彼女もここでケーキを選ぶと言ってくれた。
（そのケーキ店については後日触れる事にします）
彼はフランスの出身で、日本には「ウィンザーホテル洞爺」で働くため（チーフも務めたらしい）にやって来たという。
よくある話だが、日本人の奥さんと結婚してここに店を開いたのだという。
私は、さすがにバケットは東京に持ち帰るには大きすぎるので、
少し小さめの「バタール」、
高温で焼き上げた「パリジャン」、
全粒粉の「コンプレ」、
汎用性のある「カンパーニュ」と、
彼のお薦めで雑穀やドライフルーツと一緒に焼き上げた「パン・プレジュール」を買い求めた。
彼のパンはハードでしかもリベイクしてもとても香りが豊かだ。
先にも言った通り大ぶりながら余計な事はしていないので、似たようなパンでもその特徴の違いがはっきりとわかる。
彼がかなりの腕の持ち主だという事はよくわかった。
そして、彼女はニコラさんお薦めの「エクレア」と「パリブレスト」を選んだ。
「もっと買えば？」と言ったのだが、「母と２人なのでこれで十分です」との事。
後で聞いたら同じシュー皮を使ったものながら、食感がまるで違っていて今までには食べた事のないものだと言っていた。
目的だった店は無くなってしまっていたが、私は今日とても良い店と出会うことが出来た。
ニコラさんにお礼を言って店を後にすると、
「なんだか素敵な出会いでしたね」彼女も紙袋を撫でながらそうつぶやいた。
きっと彼女はこの店に通うようになるのだろう。