さすがの陳麻婆豆腐 : 四川飯店 名古屋

今日は私の母と兄夫婦とお墓参りした後のお食事会です。
お店のチョイスを任されて、こちらにお邪魔いたしました。
アミューズ：　炙り太刀魚の獅子唐からしソース
アミューズとはいえ、なかなかのものをお出しいただけました。
太刀魚の炙りは旬にはちょっと早いのでしょうね、味が弱い感じがしました。あえてそれに合わせるように獅子唐の辛味に味を加えたものをソースとしてトッピング。獅子唐の辛味を見事に魚のために奉仕させました。
太刀魚のお料理っていうより、獅子唐のお料理でした。
　
温前菜：雲白肉（秘伝のソースと香り高き辣油の共演）
さすが、辣油の競演と謳っただけあって秘伝のソースは素晴らしいものでした。
ちょっとお肉のほうが負けていましたでしょうか・・・

料理：　黒毛和牛とピーマンの細切り炒め
定番のチンジャオロースです。他の中華料理屋さんで通常いただくものとは味付けも材料の品質も違っています。美味しいに決まってるじゃんっていうお料理です。
決して嫌味ではなく、定番物にも格違いの美味しさが込められております。

料理：　鱶鰭のオイスターソース煮込み
フカヒレを見事にオイスターソースで煮込んであります。
一緒に行った誰もがおしゃべり止まったところにその凄さがうかがいしれます。

料理：　バナメイ海老のピリ辛海胆ソース　濃厚な海胆の味わい
ウニソースとありながらも、先入観でエビチリだろうなぁ・・・なんて勝手に思い込んでいたらすごいソースが掛かったお料理が出てまいりました。パンが添えられていてよかったです。ピカピカのお皿になるくらい掬い取っていただきました。

料理：　陳建一直伝麻婆豆腐
圧巻の旨さです。表現が難しいというのが正直なところ。
辛味も甘みも痺れ感も素晴らしすぎますね。さすがのスペシャリテです。
酒にも合う、ご飯にもあう、そのままでもイケる、というものです。

デザート：　今月の特撰デザート
これまた、素晴らしいものでした。ココナッツミルクにブラックタピオカにいく種かのフルーツを入れ込んでいます。とりわけ季節のフルーツであるザクロは酸味の演出だけでなく食感にも寄与していて素敵なデザートに仕立てられました。

言うことなし、ご馳走様でした

すごい暑いと辛いものが食べたくなる。これは人間の本能的なものでしょうね・・・

美味しい麻婆豆腐が食べたい、ってことで池下の四川飯店お邪魔しました。
言わずと知れた陳健一のお店です。店頭では息子の陳健太郎のパネルが迎えてくれます。

基本的に予約しないで足を運ぶので、玉砕覚悟で行ってみると運よく待たずに入ることができました。
初入店でしかも下調べもせずだったので、以下のランチコースをチョイス。

・オードブル
・スープ
・料理3品（うち一つは陳健一の麻婆豆腐）
・デザート
で、2,160円はすごく安いのでは？

オードブル：春雨とトマトの和えもの
中華の食材でイタリアンっぽく仕立ててあります。ヌーベルシノワ？
店舗の内外装からして、ホテルのレストランって感じがするし洋風な感じです。
店内も円卓ではなく四角のテーブルで白いクロスです。

話が逸れましたが、お料理美味しい！
味付け、特に油の使い方がすばらしい。食感もいい！
真夏の最初の一皿にもってこいのものです。

スープ：クリーミーなコーンスープ
濃厚なコーンのスープです。夏らしさを感じさせますが冷製だともっとよかったか？

料理1：豚ヒレ肉のシャリアピンソース炒め
シャリアピンソースを使う時点で、色んな料理の味付けと融合させようとしています。
炒め方も言うことなしで、中華料理だけどソースが別のものなんです。
これまた素晴らしいお味です。

料理２：四川飯店のエビチリソース
人気メニューの一つ（というか中華料理の人気メニューですねｗ）というか四川飯店の看板メニューの一つのようです。
辛みと酸味が素晴らしい。

料理３：陳健一の麻婆豆腐
（名古屋駅で食べて以来）久しぶりに頂きました。相変わらず旨いです。
麻辣醤の炒めも見事なら、花椒による痺れ加減もいうことないです。
ご飯がどんどん進みます。

デザート：
マンゴープリンと濃厚杏仁豆腐をいただきました。
杏仁豆腐はノーマルのと濃厚のと選択できますが、濃厚のものとてもおいしいです。
甘さ控えめでまったりとした感じがとても素晴らしい。

ゆったりとした空間に充実の設備。ていねいな接客においしい料理でコスパよし。
予約必至なのも頷けます。

御馳走様でした