この口コミは、suna8さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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料理・味4.0
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サービス3.5
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雰囲気4.0
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CP3.5
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酒・ドリンク-
2017/05訪問1回目
3.8
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料理・味4.0
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サービス3.5
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雰囲気4.0
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CP3.5
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酒・ドリンク-
~¥9991人
こだわりの黄金色のスープ
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「煮干しらーめん」(780円)。熱々で出てくるので器を掴む際にはご用心。でも、個人的にはこのくらい熱いのが好きである。
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店舗外観。前回の矢場町→大須ウォーキング時に、存在を確認していたが、今回初めて入ることになった。表の大津通より奥まった位置にあるので、見逃す可能性が高い。
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店内風景。白を基調とした清潔感のある店内。カウンターのみのシンプルなレイアウト。
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いわゆる"麺リフト"に初挑戦(と言っても娘に手伝ってもらったのだが)。デフォでは柔らか目の茹で具合でツルツルと行けたが、もう少し硬めでもいいかなと。
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黄金色のスープは飲み干せるタイプ。"脂を最小限に使用しているので、風味の調整が難しい"とのこと。娘が食べた「昔ながらのらーめん」の方のスープも飲ませてもらったが、また違ったテイストで興味深い。
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味玉(デフォで1/2個付いてくる)のアップ。
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券売機(NEC製)の前で悩んでいたら、昭和なオネイサンが「煮干しらーめんがオススメですよ」とリコメンドしてくれた。
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食券の半券が領収書代わり。住所まできっちり印刷されている。
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閉店・休業・移転・重複の報告
娘と食べる"呑んだ後の〆のラーメン"、何となく最初で最後のような気がします。娘はそれなりの年齢だし、もっと言えば、彼氏にプロポーズされたということだし。今夜はそういうシチュエーションなので余計に意識して、「いい感じの父親を演じよう」と思っていました。いつもなら店のスタッフと色々と雑談するのですが、この日は黙って目の前に提供されたラーメンを食べるのに集中していました。
ところが。
先客が退店し、店の中には我々しかいなくなったのをきっかけにしたのか、娘が突然、私にとって予想外の行動(?)に出たのです。まるで普段の私のように、店長と思しき若いスタッフに話しかけるのです。
「すみません。この店っていつ頃からやってます?」
ラーメン好きの娘も、それまでは食べるのに集中していて、私の右横で美味しそうに箸とレンゲを動かしていたのに、ちょっとビックリしました。
『そうですね、もう1年ちょっとになりなすかねぇ』
男性はそう答えました。後方には昭和なオネイサンがニコニコしています。娘は、このあたりのラーメン店事情にも詳しいようで、でも、この店の存在は今日初めて知ったようでした。
「この店って東京の方に本店があると思うんだけど、名古屋のあたりでは何店舗目になりますか?」
『1号店は八王子の方にあります。今まではその1店舗だったのですが、ここが初めての店舗展開で、実は2号店なんですよ』
「そうなんですか。こちらの出身の方ですか?」
おいおい、そんな個人情報的な質問までしちゃっていいのか、と横でオヤジはちょっと冷や汗気味でした。
『この辺じゃなくて、北海道出身ですよ』
男性は軽く答えてくれました。出身地とラーメン店の関係って、意味があるのか?とも思いましたが、オヤジはそのまま黙っていました。娘がこのような場所でこんなに喋るとは思ってなかったのです。まるで自分を見ているようでした。
「この店って場所がちょっと分かりにくくて、しかも同じ煮干し系の店が目の前にありますよね」
『そうなんですよ。まあ、あっちは濃い系で、こっちはスッキリ系ですけどね。場所が奥まっている点に関しては、やっぱり経費の関係ですね。うちのスープにはコストがかかってますから、ショバ代を削るしかなかったのですよ』
なかなか聞けない"大人の事情"まで話してくれて、トリビア好きの私には想定外の楽しさです。
続いていた会話にしばらく間が出来たので、今度はオヤジの出番だ、と勝手に決めつけて、話に入ったのです。壁に貼られている紙の店名を指差してスタッフに質問を投げかけたのです。
私「この店名に付いている煮干の後ろの"鰮"って字、どう読むの?」
娘「オトーサン、外の看板に書いてあったの、見てないの?」
いきなり横からツッコミを入れられるオヤジでした。でも、スタッフは気にせず丁寧に回答をしてくれます。
『イワシって読みます。一般的にはイワシは魚編に弱いと書きますが、あれは日本で作られた字で、この鰮という漢字は中国で使われているものです』
「へぇ、何か違いがあるの?」
『はい、この字は中国ではいわゆる鰯のことを指すのではなく、小魚全般のことを言うのです。出汁に使えそうな魚の総称ですね』
「なるほど、この店のこだわりを感じますね。そうそう、出汁といえばこの店のラーメン、なんか懐かしい感じのスープですね」
『良く言われます。昔からの、例えば味噌汁を作るときのような出汁の取り方を基本として、それを極めた形のレシピに従ってスープを作っていますから』
「昭和なテイストを感じますね。でも、それよりもっと上品と言うか、最後まで飲めるスープですね」
オヤジのいつものペースが戻って来ました。しかし、娘がまた主導権を奪うように、話に割り込んで来たのです。
「うちも思わず飲み干してしまいました。濃いようでそうでもないのがいいです」
『ありがとうございます。実は、時間帯によってもビミョーに風味が変わるので、ぜひ時間を変えて来てみてください。開店直後は、今の時間帯よりスッキリしていて、出汁の中に微かな渋みが感じられたりもしますよ』
「なるほど、また来いと言うことですね」
と、最後はオヤジのツッコミを発動しました。
と言うことで、ごちそうさまでした。
■私 → 煮干しらーめん(薄口醤油)
■娘 → 昔ながらのらーめん(こいくち醤油)