半歩踏み込んだ中国料理のお店 : 西安刀削麺 矢場町店

　今回は各国料理巡り。

　大須・矢場町あたりにある中国料理店の「西安刀削麺」に行ってきました。久々の利用。

　こんな観光地っぽいエリアにありながら、現地色が強めで中国人のお客さんで賑わってるお店です。

　看板は刀削麺ですが、個人的にはここならそこらのお店で置いてない料理食べる方がおもしろいと思ってるので、そういうものを狙って

・蜂蜜入りネジパン（税抜300円）
・かぼちゃの天ぷらの卵黄仕立て（税抜880円）

　の２つオーダー。
　
　ネジパンは大麻花っていうツイスト形状の中国の揚げパン。
　かぼちゃの天ぷらの卵黄仕立ては、かぼちゃの天ぷらを中国の塩漬け卵黄を崩して和えたようなものです。他のお店でも見かけることが多いのだけど未挑戦だったので一度食べてみたかった料理。

◯料理・味…新栄エリアのガチ中華のお店とよくある大陸系中華の間ぐらい。行き過ぎない程度に、みたいな時に丁度良さげ。

・蜂蜜入りネジパン
　ツイストドーナツをすこしずっしりさせたような感じ。蜂蜜入りといっても甘ったるいほどではなくほんのり甘いぐらい。しっとりしてて持つとへにゃってなる柔らかな食感と油の香ばしさが印象的でした。

・かぼちゃの天ぷらの卵黄仕立て
　外側さっくり、中はほくほく。かぼちゃは普通の西洋かぼちゃなので甘くて美味しい。
　見た目ではわかりにくいけど、潰された塩漬け卵黄がかぼちゃに絡んで塩気が効いたあまじょっぱ系。少し意識すると卵黄の味もよくわかる。
　一口大のものが20個くらいありました。

◯サービス…特に前回と変わりありません。

◯雰囲気…特に前回と変わりありません。
　日本人客もいるけど、圧倒的に中国人のお客さんが多かったです。

◯コスパ…まぁ普通ぐらい？
　そんなにコスパ高いタイプのお店ではないかと。

◯総合…基本変わらず。
　観光地のような場所にあるのに現地の方の利用が多くてそういう方向けのメニューが充実してるところが魅力なところです。普通のお店より半歩現地寄りに踏み込んだお店、という感じ。この辺りでもう一歩、二歩踏み込むならやっぱり瓦町、新栄のお店ですが。

　今回は各国料理巡り。

　行ってきたのは「西安刀削麺」の矢場町店。

　名の通り、刀削麺がメインの中国料理店です。
　場所は矢場町と上前津の中間あたり。
　ビルの一階に入ってます。店の入り口は建物の中にあるのであまり外からだと目立たないかも。
　でも、どちらの駅からも近くて便利な場所だとは思います。

　刀削麺の他にも料理はたくさん。
　せっかくなので、他店ではあまり見かけないものに挑戦することにし、

・明太魚和え（税抜680円）
・とうもろこしパン（税抜400円）

　を注文しました。

　食べログクーポン提示で10%オフになり、支払いは1,069円です。

◯料理・味…なかなか面白味のある品々でした。
　食べたことないもの食べられたし、どちらもおいしかったので満足でした。

・明太魚和え
　魚の明太子和え…ではありません。
　乾燥させた鱈（明太魚）と玉ねぎの甘酸っぱい和え物で、前菜的な冷製料理でした。
　ピリ辛さきいかのような、おつまみ系。
　乾燥鱈って初めて食べたけど、淡白さは全然なく、固くてこんなに旨味がしっかり出るんだなぁと。玉ねぎの苦味とシャキシャキ感もポイント。

・とうもろこしパン
　コーン入りパンではなく、とうもろこし粉を使った中華のパン。
　出てきたとき、めっちゃいい香り。
　食べるとほんのり甘く、なぜだかビールのような発酵系の風味がはっきりしてくる。
　サイズはホットケーキサイズのものが３つあるし、結構ずっしりてるので、ボリューム的には十分。
　おやつ感覚で単体でも全然食べられるおいしさです。

◯サービス…なんとなくチェーン系の刀削麺屋と同じようなイメージ持ってたけど、使ってみると意外と現地感強めなタイプのお店。
　料理のバリエーションは結構多め。主食が色々あるのが個人的には嬉しい。
　店員さんはもちろん中国の方。ちゃかちゃかと動いてました。

◯雰囲気…外から見るより中は広く、テーブル席のほか、中華屋さんらしい回転テーブルのある席や座敷席まで。
　堅苦しさのない、でもきれい目な町の中国料理店みたいな感じ。
　店員さんもお客さんも中国の方ばかりで、周囲は中国語の方が多く、アウェイでした。

◯コスパ…価格は標準的。この立地で標準価格なら良い方と思ってもいいのかも？
　クーポンは忘れないようにしないと。

◯総合…雰囲気も料理も楽しめました。
　観光地エリアにあるし、チェーン店っぽいフツーのお店かと思ってだけど、意外にそうでもかったです。
　メニューは豊富で、立地も良し、また来てしまいそうです。