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店名 |
移転
やひろ丸 錦港(ヤヒロマル ニシキコウ)
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、海鮮、日本酒バー |
住所 | |
交通手段 |
記入例/地下鉄東山線・名城線栄駅1番出口から徒歩1分 栄駅(名古屋)から402m |
営業時間 |
|
予算 |
¥6,000~¥7,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、AMEX、JCB、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T2013301024045 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
席数 |
62席 (カウンター席、テーブル席(半個室)2〜50席、完全個室席(最大6名様)) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 50人 |
個室 |
有 (4人可、6人可) 4~6名様向けの個室です。 |
貸切 |
可 (50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | 2時間半以上の宴会可、テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2012年10月30日 |
備考 |
◎多様なご利用シーンに対応 |
お店のPR |
【2024年2月14日よりお店の住所が変わりました】
店舗移転のお知らせ |
初投稿者 |
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名古屋随一の繁華街"錦"にオープンしたばかりの海鮮料理のお店。
以前ワシントンホテルがあったビルの2Fにあります。
名古屋にはあまり詳しくないのですが、知り合いの飲食関係者のお墨付きということで
同僚と3人でうかがうことになりました。
こちらのお店は、東京の銀座や丸の内あたりの有名店にも魚を卸している
業界では有名な業者さんが出した直営店第1号なのだそうで、
都内の一流店との取引きで培ったノウハウと、現役漁師ならではの魚の扱いを活かしたという魅力的なお店。
いやが上にも期待が高まります。
お店の入口にはまだ開店祝のお花がたくさん残っていて、中には巨人の有名選手からのものもありました。
中日のおひざ元で大丈夫なのかな(笑)
のれんをくぐってすぐのところには、活きのよさそうな魚介がたくさん並んでいます。これは期待できそうです。
席に案内され、あたたかいおしぼりでさっぱりした後、まずは乾杯。
ガラス張りの窓からは夜の錦の華やかな通りが見下ろせて、ロケーションは悪くありません。
テーブルは白木のしっかりとした造りのもので、さりげないこだわりを感じます。
その後、スタッフさんから本日の魚の説明と、おすすめメニューの紹介がありました。
メニューの構成は、
・本日のおすすめメニュー
・魚介系メニュー
・宮崎のお肉メニュー
・鮨
・おでん
・その他料理
のようになっています。
店名にもなっている"やひろ丸"は、実際に宮崎県で稼働している現役の漁船なのだそうで、
その関係かどうかはわかりませんが、宮崎の郷土料理や食材がメニューにちらほらと見受けられます。
といっても"郷土料理屋"ではなく、あくまで"海鮮料理屋"のようです。
鮨は元本職の鮨職人、おでんも東京の有名店出身の職人さんによるものだそうで、
すべてにこだわりと自信がうかがえます。
おすすめを中心に、スタッフの方とあれこれ相談しながら注文をしていきました。
【お通し:ハガツオ】
ハガツオという魚を薄味で煮て、大根おろしを合わせてあります。
鮮度がいいからなのか、血合いもまったく臭くなく、旨みが詰まっていておいしい一品です。
お通しからしっかりと作り込まれています。
ちなみにハガツオとは、その名の通り犬歯のような歯の生えたカツオの一種なのだそうです。
【本日の大漁盛・¥3,000】
ハガツオ・カンパチ・メジナ・サワラ・タチウオ・アオリイカ・釣りアジの豪華盛合せ。
運ばれてきた瞬間、全員が「おぉーっ!」ってなりました(笑)
魚種・鮮度・熟成度合に応じて、包丁の入れ方を変えているような感じで、
さすが魚を知り尽くしているといった印象。
ただ単に鮮度がいいだけではなく、ちょうど旨みの乗ったタイミングで出しているのだそうで、
確かにその通り、どれも個性があって旨かったです。
例えば"ハガツオ"。鮮度が非常に落ちやすいこの魚は、市場での取り扱いが難しく、
そのため通常では焼き魚や煮付け用として比較的安値で取引されることが多いそう。
伊豆七島あたりで水揚げされたものを築地を通したりすると、鮮度的にはもうダメで、
せいぜいタタキにするのがいいところなのだと聞いたことがあります。
ところがこちらのお店では、このハガツオを、堂々と刺身で出しています。
もちもちの食感に、はじけるような脂の照り。ひょっとしてカツオ以上にうまいんじゃないかな?
他の魚も言うに及ばず。これで3,000円はかなりのコスパなのではないでしょうか。
後でサービスとして、釣りアジの中骨とアタマを唐揚げにして「骨せんべい」として出してくれました。
香ばしくてとってもおいしかったです。
【本日の原始焼:アヤメカサゴ・¥1,800】
原始焼とは、炭火と素材の距離を変えながら焼き上げる原始的な料理法なのだそうです。
この日は他にメジナやカンパチなどがありました。(800~1,000円程度)
我々はせっかくなので気合いを入れて一番高いカサゴを注文しました。
皮目はパリパリと香ばしく、身はふっくら・しっとりと焼き上げられています。
塩加減も絶妙で、素材、調理法ともに最高の焼き魚です。
アタマと骨・ヒレを残して完璧に食べたつもりだったのですが、
お皿を下げに来たスタッフさんから「アタマのこのホホ肉のところが、また旨いんですよ」とのアドバイス。
たしかに締まった肉質と濃い旨みがとっても旨かったです。
こういうやりとりも食事の楽しみのひとつですよね。
【煮物:ヤガラ】
料亭では吸い物種として使われる高級魚。こちらのお店ではおでんダシと合わせてきました。
ヤガラの身はかすかに赤みがかったきれいな白身で、淡白な中に独特の旨味があります。
脂の質がよいためか、ダシがまったく濁っていません。
ダシにはシャッキリとした若布がたっぷり。もちろん一滴残らずいただきました。
【焼物:クイチ白子】
クイチとはスズキ目のオオニベという魚の別称だそうです。
天然物は稀少で、ましてその白子なんて漁師じゃなければなかなか食べられない稀少品!今回はとってもラッキーでした。
素材もさることながら、焼加減もまた絶妙で、周りはパリッと香ばしいのですが、
口に入れた途端にトロっととろけて、口いっぱいに甘さとやさしい香りが広がっていきます。
それでいて後味は驚くほどさっぱりとしていて、すぐに次が欲しくなってしまいます。
温かい日本酒との相性は抜群なのではないでしょうか。
【がんさんの出汁おでん】
東京の有名店(あえて名前は伏せますが、出汁が評判の有名なお店)出身の料理長がんさんが作るおでん。
余談ですが、がんさんは勝新太郎似の苦み走ったシブい男です(笑)
関西風の薄口の出汁に、この日は紅芯大根・たまご・鶏つくね・厚揚・コンニャク・サツマイモ・ゴボウ・水菜が入っていました。
どれも素材の味が際立っていておいしいおでん、それをまとめている"がんさんの出汁"がとってもおいしいです。
その中でも特に気に入ったのが紅芯大根。ねっとりとなめらかな舌触りと野菜の甘みと風味が最高、もちろん彩りもきれいです。
【ガンさんのポテトサラダ】
ここらでさっぱりとポテサラでクールダウンでもと思って注文。
食べてみての感想ですが…これは普通のポテトサラダです。何か書こうにも特徴が思い浮かびません。
濃くも薄くもなく、コクや旨みがあるわけでもなく、特別おいしくもまずくもない(笑)
あえて言うなら「特徴のない平均的ポテサラ」といったところでしょうか。
【宮崎地鶏タタキ】
こちらのお店では、タタキ・炭火焼・チキン南蛮と、料理に合せて
それぞれ違う鶏肉を使っているというこだわりがあるのだそうです。
それではということで、3品全部食べ比べてみようということに。
まず最初は「タタキ」から。これには地鶏の雄肉を使用するのだそうです。
口に入れると、まずは炙った表面の香ばしさが広がります。
そのあと数回噛むと鶏の旨みというか滋味がじわじわと染みだしてきます。
うーん、これは旨いなぁ。都内の有名な焼鳥屋なんかで出てくるものより好きな感じです。
なんだか力強い感じの味わい深い「タタキ」です。
さらしタマネギとポン酢の具合もタタキにはぴったりと合っていました。
【宮崎地鶏炭火焼き】
この料理には宮崎県のブランド鶏「妻地鶏」を使用しているのだそうです。
宮崎や都内で食べた「地鶏炭火焼」と比べて、少し柔らかめな噛みごたえに思えます。
といっても十分な弾力と、噛むほどにだくだくとあふれ出る肉汁は満足度◎。
とても薄い味付けなので、最初は少し物足りない感じがしたのですが、
柚子胡椒の塩気と合わせるとちょうどよくなると思いました。
一皿食べ終えての感想なのですが、何て言うか、とても自然な鶏の味が楽しめたような気がします。
余分な塩気や調味料がないので、鶏本来の旨みがダイレクトに感じられた気がします。
化学調味料に慣れた人には物足りないと感じられてしまうかもしれません。
【宮崎チキン南蛮】
もはや全国区のご当地メニュー、チキン南蛮。
鶏のムネ肉を使うところが多いのだそうですが、こちらでは旨みの濃いモモ肉を使用。
ほどよい甘酢の加減と、さっぱりめなタルタルソースのやさしい味のチキン南蛮です。
同席の宮崎人曰く「子供のころ食べていた味に似ている」とのこと。
メジャーになってアレンジされたものではない、元祖チキン南蛮といったところなのでしょうか。
とりあえず白メシが欲しくなります(笑)
【ネバネバばくだん】
いろいろな魚の切り落としと、イクラ、たくあん、納豆、卵黄などを小針で混ぜ合わせて、
醤油で味付けをしてから、焼海苔にのせて食べるメニュー。
ポイントは混ぜるときに空気を入れるようにしてふわふわに仕上げること。
お店の方がやってくれたのですが、たしかにふわふわしていて旨かった…。
何気ないところなのですが、この焼海苔が旨かったです。色艶よく香りもしっかりとしていて、いい海苔です。
こんなさりげないこだわりがにくいですね。
【本日の握り8貫・¥1,480】
〆の食事はやっぱり魚に戻ろうということで、握り鮨にしました。
炙り中トロ・ハガツオ・カンパチ・炙りサワラ・タチウオ・〆サバ・アオリイカ・イクラの8貫で1,480円!
しかもこのお鮨、本職の鮨職人が握るという贅沢な仕様。
見るからにきれいなお鮨は、もちろん食べても最高に旨かったです。
口に入れるとほろっと崩れて鮨種と一体となり、絶妙な感じとなっています。
魚はもちろん言う事なし。
居酒屋が片手間でやってる寿司とは明らかに違う、鮨屋の握り鮨でした。
メインである魚介だけでなく、肉や野菜、その他お店で使う素材すべてにこだわりがあって、
しかもそれが少しも押しつけがましくなく、当たり前の事としてやっているこちらのお店、とても好感が持てました。
実際に海に出ている漁師さんが目利きをして、最適なタイミングと料理法で提供しているという触れ込みには
偽りなかったと思います。
オープンからまだ間もないので、若干サービスにたどたどしい部分はありましたが、
その分、気持ちとやる気で十分カバーできていたように思います。
ありがちな"網元直営"や"漁師メシ"をうたうお店とは、明らかに一線を画したお店。
新幹線に乗らないと行けないお店だというのが難点です。
はやく名古屋で人気店になって、東京にも出店してくれないかな(笑)