シェフとメニューが変わりました : グランファミーユ・シェ松尾 名古屋松坂屋店

松坂屋の対面南に２０２３年開業予定の高級ホテル「TIAD」が建築中です。そのホテルのシェフとして片岡晃治さんが就任することになり２０２２年４月１０日で退職し、Kazumi Imaizumiさんがグランファミーユシェ松尾のシェフとなられたようです。さて新シェフの腕前はどうでしょう。

私たちがお気に入りだったコスパ抜群の「ヘルシーコース」はメニューからなくなりました。夜のコースとして一番リーズナブルなのは「Menu Bonheur」¥5,600となりましたのでこれを注文します。全６品、お口取り２種、前菜、スープ、魚か肉の選択１皿、デザート、食後の飲み物。

ドリンクは私はシャンパン　モントードン・ブリュット・レゼルヴ・プルミエール　グラス¥1,600、ノンアルコール赤　アラン・ミリア　グラス¥880、妻はノンアルコール　ピエールゼロ・ブランドブラン¥880、デュック・ド・モンターニュ・ロゼ　グラス¥680です。

１）口取り　キャビア「クリスタル」とズワイガニ、長芋のクーリー
　小さくて見た目も味も可愛い。こういうの良いです。
２）口取り　ハマグリのロワイヤル　モリーユ茸のア・ラ・クレーム
　卵の形をした器に入った冷製茶碗蒸し。これも見た目も味も可愛い。良いですね。
　この２品で新シェフの期待すでに大。
３）前菜　桜香る天然真鯛のマリネ、そのブランダードと桜メレンゲのアクセント
　美味しいです。
４）トウモロコシのスープ
　これもとても美味しいです。
５）メイン　妻は平目を選択ーとても美味しいとのこと。
　　私は知多牛ホホ肉の赤ワイン煮を選択ーこの手の料理想像通りの通常の味で美味しい。
６）デザート　桜のパルフェ、抹茶、カカオメレンゲ、ホワイトチョコ
　テーブルの上の花見がコンセプト。見た目良いです。味は普通。
７）カプチーノにしました。

パンも美味しい。お腹の具合も丁度良く、このコースでこの値段というのはやはりコスパ抜群です。新シェフもとても良いですね！

覚えている限りで16回目の訪問です。しかし前回が2019年6月なので約2年ぶりとなります。週末ともなれば満席でことわられることが続いていたので当日来店1時間前に電話で予約しました。行ってみると私たち入れて3組でした。おそるべしコロナ禍。つぶれてもらっては困るのでまた訪れるべきだなと思いました。

いつものようにヘルシーコース。ディナーで税込み3,300円という驚異の低価格。しかも松坂屋アプリでソフトドリンク無料サービスも使いましたし、外商カードでのさらなる割引もあり。

メニュー表
<Amuse> 豊浜産アキアミの塩ケーキ・知多有機肥料米粉
　アキアミはプロテイン並の高タンパク低脂質な食材です
<Entree> 旬のサヨリ・オニオンヌーヴォー・クスクス（写真）
　サヨリは魚の中でも低タンパク低脂肪でヘルシー且つ青魚に多いEPA/DHAも優秀
<Pain> 豆乳ディップ（写真）
　バターの代わりにパンに付けて
<Soupe> 白いんげん豆・ずわい蟹・パセリオイル
　白いんげん豆はミネラルや必須アミノ酸が豊富
<Plat> タスマニアサーモン・蜆・知多半島産フキ・蕗の薹・春菊（写真）
　蜆は栄養価が高く貝類の中でも旨味の素になるコハク酸を最も多く含みます
<Dessert> 桜パルフェ・抹茶・ショコラムース・花びらメレンゲ
　テーブルの上でお花見を
<Le Cafe>

とってもヘルシーなコース。値段を考えると凝っている料理です。食材も多く、見た目も悪くない。シェフは変わらず、片岡シェフも長くなりましたね。安心です。

引き続き、片岡シェフは安くて美しくて美味しいものを作りますね。ディナーのヘルシーコース（美容と健康のメニューという名前になっていました）2,990円（税込）。

アミューズ
野菜チップ／豆乳のディップ
豆乳ディップは豆乳と蜂蜜とオリーブオイルで作るそう。
パンにつけるとかなり美味しい。

前菜
イワシのコンフィと冬瓜、サワークリーム、シトロンコンフィ
交互に２段に並べられたイワシと冬瓜、レモンのソースが爽やか。

スープ
ジャガイモの冷製スープ、葱から抽出したオイル
葱オイルが虹色に輝いて綺麗。

メイン
戻り鰹とキヌア・青銀杏をトマトピーマンファルシーにして
真っ赤なトマトのようなピーマンに肉厚のカツオが詰められている。見た目にも美しい。（写真参照）

デザート
抹茶とクコの実のスフレグラッセ。ビーツ・アセロラ・牛乳の３色のコスモス畑
青色ゼリーの青は海藻から抽出したもの。抹茶アイスの中にクコの実。上に３色のゼリー。（写真参照）

ハーブティー

この内容のディナーで3,000円を切っているのは大したもの。足りなければ、パンのお代わりは種類の違うパンで、もちろん無料。しかも美味しい。アミューズで出された豆乳ディップも付いてくる。アルコールはグラスワインの赤を飲んだけど、ブルゴーニュのピノで1,150円。これも美味かった。コスパは抜群ですな。

２０１６年６月

久しぶりです。シェ松尾でのディナー。以前は楽に入店できたのに、最近繁盛しているんです。満席のことが多くて何度か行きそびれました。やはり、安くて・美味けりゃ流行るってことでしょうかどうなんでしょう、確認してきました。注文はもちろん「ヘルシーコース」激安2,970円！　結構売り切れることがありますが大丈夫でした。（他のコースも十分安いので心配することもないのですが）

食前酒は私はグラス・シャンパン1,575円、妻がノンアルコールスパークリング Duc de Montagne Rose 680円。

さてヘルシーコースはどうでしょうか。
前菜　稚鮎、山葵ソース、周囲に季節の野菜、鮎の形に切り出した野菜もあり。

稚鮎の苦みがいいんですよね。稚鮎が泳ぐ姿に、ソースで川の流れを表現。周りの野菜はきっと渓谷を表現しています。見た目も安いコースには見えません。単にサラダだけで出してもよいのに、この手間のかけかた。高いコースなら当たり前ですが、この値段でやってしまうのがたいしたもの。

パン　普通に美味しいです。

スープ　赤ピーマンの冷製スープ、小さいバスクのオムレツ入り。

何度も言うようですが、安いコースなんだから冷製コーンスープでも出しておけばよいものを、わざわざ赤ピーマンにして、中に一口サイズの一品を入れるという手間が嬉しいのです。

魚（追加料金で肉に変更可）真鯛のポアレ。

迷わず魚なんですよ私は。日本の魚は美味い。真鯛のポアレは美味いに決まっている。アサリとレモンで作ったソースも◎。インゲンを細かく輪切りにしたものが散らばっていて面白い。

デザート　コーヒー　クリームブリュレ、デコポン入り。トマトのジェラードとコンポート。

これもクリームブリュレだけ出すだけでもよいのに、わざわざ中にデコポンを入れて味の変化を楽しめるようにしている。アイスクリームもバニラでも文句ないのに、トマトから作る。味も良い。

途中で「竹内さんから2回変わったけど、その後シェフは変わってないのですね」と給仕さん（給仕さんたちは変わってました）に尋ねると「片岡シェフのままです」とのこと。さすがだな片岡さん。がんばってるな。この低予算の中でいかに上手く出すかというテクニック。店を出るときにはちゃんとシェフも見送りに出てきました。やはりコスパという点で抜きんでているコースでした。さすがにヘルシーなのでまだラーメンぐらい食べられそうですけれど。

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２０１５年７月

毎度、お買い物次いでに立ち寄る。もちろん家内のリクエストはヘルシーコース。前菜は写真のような炙ったホタテ、シメジ。香ばしくて美味しい。トウモロコシの冷製スープはポップコーンが入っている。早くもこれらのディッシュで値段押さえながらも一工夫する姿勢がうかがえる。そしてもうメイン。さすがヘルシーコース。ハモのポアレ。桃を使ったソースは甘い桃の味が出て大丈夫かと思ったら全然大丈夫だった。ハモの骨も気にならず。そしてもうデザートと紅茶。さすがヘルシーコース。オレンジなどのゼリーとコンポート。ディナーなのに2800円ぐらい。お得です。あとからお腹すくけど。

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２０１４年９月

この辺りに来たついでに夕食を食べようとしたときに、家内が必ず候補に挙げるのがこの店のヘルシーコース。ヘルシーさを追求したいようで、かつ見た目もよく、かつ味も良く、かつめちゃ安い（2,970円）、ってのがいたくお気に入りのご様子。ただし普通の男性陣にはボリュームに要注意。小食気味の私には丁度良いですけどね。でも普通はおかわりしないパンをおかわりしてしまう。パンも美味しいから一石二鳥だけど。「ヘルシーメニューでもこちらのシェフは手を抜きませんね」とギャルソンさんに話しかけたのに気をよくされたのか、シェフの才能について語りはじめるギャルソン。ついには本人を呼んできてご挨拶、名刺差し出しされました。竹内シェフから２人変わって現在の片岡シェフになっているのだとのこと。片岡さんはオーベルジュ・ド・リル名古屋のスーシェフを勤めた後、パリのヒラマツに勤務し、帰国後、ここのシェフになったとのこと。若くて、これからもっと伸びる可能性があり楽しみなシェフです。でもこんなに高い満足感が得られるのにいつも空いているのが不思議な店です。

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２０１３年９月

マツザカヤでの買い物ついでについ寄ってしまう店。家内のお気に入りはヘルシーコース。ディナーなのに2,730円。つい他のコースを頼んでしまいたくなるがそこをこらえて、また、メインの魚を+1,300円で牛ヒレ肉に変えることができるがそれもこらえて行くのが正解。今日のメニューは、前菜が、新鮮野菜をバーニャカウダ風ソースに付けるものと、カルパッチョと野菜チップというまさにヘルシーっぽいものだが、このバーニャカウダ風ソースが通常のバーニャカウダのような色ではなく白いもので味もまろやかで美味しい。スープが、紫芋の冷製スープにジュンサイが載ったもので良い味だ。メインの魚料理は白身魚のポアレがアサリのスープに入ったもので、これがとても美味しい。デザートは小倉トースト風とのことでどんなものかと思いきや、コーヒーのソースの上に小倉アイスと泡立てたメレンゲが乗り、ワッフルに付けて食べるというものでなかなか面白い。もちろん食後のコーヒー紅茶も付く。一時シェフが変わって味が落ちたかと思えたが持ち直した。ともかくこのコスパにはどこの店もかなわない。

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２０１３年１月

新年会のパーティーをグランファミーユ・シェ松尾で行いました。総勢１５名。ガラスのパーティーションで区切れば半個室ができあがり。落ち着きます。ここはカジュアル・フレンチなのですが、照明なども良いので雰囲気がとても良いです。６３００円のコースにビールやワイン、ソフトドリンクなどが飲み放題のプラン１８９０円を付けました。前菜（卵、海老、サーモン、イクラのゼリーカクテル）、カボチャのスープ、魚料理（スズキの赤ピーマンソース）、肉料理（ヒレ肉のステーキ）、デザート、コーヒー紅茶。１５名ぐらいの少人数のパーティーなら、個室もありますが開放的なフロアーのほうが断然おすすめ。

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２０１０年８月

有名なシェ松尾のカジュアル路線という認識で入りました。で、その通りでした。普通に良いです。
ディナーは4200円からのコースがあり、それにしました。小食ですので。
前菜は小さい4品。どれも美味しい。夏らしいラインナップでした。
スープも冷製。これも問題なし。美味しいです。
次はメインで、家内は魚（ズッキーニの上の白身魚）、私は肉（牛の頬肉）にしました。
魚の方が美味しいかも。肉もまあまあです。
あとはデザートとコーヒー。
食前酒は900円ほどのスパークリングワイン、次は1200円ほどの赤ワインのグラスにしました。
店員は若くて素人っぽいけど、感じはよいです。
松坂屋のレストラン街は、どの店も窓から見える景色がしょぼいのでお店が気の毒です。
眺望は望まない方が良く、できれば窓際でない方がよいぐらいです。
カジュアルフレンチという名にふさわしい、まさにそのような店です。
すべてに平均点。そしてそれで良いのです。