才能が弾けたように開花して。 : 明道町中国菜 一星

「やってみたいことが有りすぎて。」
この日、何回となく口にされ、お料理もエネルギーが溢れていました。

「今日は、色々やりますよ！」
それがこの日のメッセージだったので、私としては最大級の空腹の本気で臨みました。　
飲み物は、ボトルで泡を。飲みますよ～ （´艸`*)

さて、早速、目の前には、シグニチャーになっている、赤い前菜プレートです。

「麻辣醤で和えたモズク」はデフォルト。帰って来たぁ～♪とゾクゾクしてきます。

この日のラインナップは、
紅芋のパイ・帆立の燻製・揚げた大根餅・叉焼・自家製唐墨・ハチノス・セロリの甘酢・
黄金皮蛋・蓮根煮・鶉玉のウーロン茶漬け・カシューナッツの中華風・センマイ・よだれ鶏・・・・

この日は一人なので、どこまでもマイペースでいただきます。
ワンオペでここまで準備なさるのも、本当に凄い。叉焼などは目の前で焼きたてです。

一つ一つが本当に美味しくて、楽しい.+:｡ ヾ(◎´∀｀◎)ﾉ ｡:+
上海蟹を捌く、シェフの手元を眺めながら、お酒が進んでしまいます～

そして、続々と

◇　上海蟹の紹興酒漬け　

絶妙♡　無言で手づかみ、スプーンでホジホジ。

◇　煮込んでから、2時間器ごと蒸したスープ。牛タン・源助大根・焼き葱

毎回内容の変わるスープは一押し! 金華ハムなどでスープを取り、塩は一切使わないとの事。
ウットリです(///∇///)

◇　ヤイト鰹の香味ダレ

金串に刺して直火焼き、皮がパリッと。中華香味ダレがぴったりですが、鰹の香は消えていません。

◇　海老芋の素揚げ　鱶鰭ソース

最高!!! 周りをカリッと揚げた海老芋は、割ると湯気がモア～～っと上がり、中はねっとり。
それに太い鱶鰭の繊維の食感と、余韻の長い味付けが、もう、もう、もう、(;´▽｀A``

◇　黒毛和牛の坦々しゃぶしゃぶ

◇　椎茸のオイスターソース炒め

◇　牡蠣の茶碗蒸し

◇　麻婆白子

◇　鴨鍋

◇　蟹出汁の土鍋ご飯
　　　　↓
◇　を使って、蟹炒飯　香箱蟹添え　なんという贅沢炒飯!!

◇　杏仁豆腐　と　フルーツティ

どれが一番と言えない、皆凄くて圧倒されました・・・・。
これをワンオペでやってしまうのだから、驚きます。

2年前の開店から、伺う度の進化が凄い。
シャイで謙虚なシェフですが、そっと呟く、自信に満ちた発言を拾い聞くのが楽しくて仕方ありません（笑）

気づけば予約のなかなか取れないお店に。
成功を心から祝いつつも、あまり遠くに行ってしまわないで欲しいと思ったりも致します。

今回は無理めの1席、滑りこませていただき、本当にありがとうございました。
大変大変ごちそうさまでした。
m(__)m

待ちわびた、4ヶ月振りの訪問です。

今回はお昼にカウンターを貸し切りで。
お昼はまとまった予約が入ったときのみ営業されているようです。

メニューも全てお任せで、篠田シェフのお料理を堪能したいと楽しみに伺いました(*^^)v
篠田シェフとの距離が近くて、その手際を飽かずに眺められる、この設えも大好きです。

席に着くと、独特のちょっと照れたような、でもちょっと自信ありげな表情で、
「えっと・・・今日の食材を一応お披露目というか・・・」と、ご披露下さいます。

えっ!?
まず目に入るドウマン蟹、あれ?渡り蟹もいますね!
松茸もど～んと、向こうに見えるのははだての雲丹!
お皿に山盛り控えるのは、きれいに手入れされた鱶鰭・・・・鰻・牛肉・・・・どれがメイン!?

驚きのラインナップ!! 篠田シェフの心意気に感動♡　感謝しかありません!

さて、スタートです。
先ずはビールでカンパ～イ　^_^)／▼☆▼＼(^_^
アミューズは小さな雲丹のエッグタルト。上には溢れんばかりに「はだての雲丹」

◇前菜　　モズクの麻拉醤合え・生木耳・一口パイ・蒸しハツ・鴨ロース・よだれ鶏・叉焼・大根餅・落花生
　　　　　枝豆・甘海老紹興酒漬・帆立の醤油漬け・大好きなピータンと揚げ茄子

モズクをいただいて、ああ戻ってきたな、と一人ニコニコ。周りの方の食べるペースが気になる前菜プレート。
いつかこれだけを目の前に、ゆっくりお酒を飲んでみたい。

◇三河の酔っ払い渡り蟹

トロリと甘い、生の渡り蟹。上海蟹よりも個人的には好きなので嬉しいです。

◇玉蜀黍の冷製茶碗蒸し　槍烏賊・トモサンカク・雲丹のタタキのせ

目の前で、生の槍烏賊とトモサンカクを叩いています。
えっ???と思っていると、先ほどのはだての雲丹が再登場して、投入・・・。
トロリとした食感に烏賊の歯ごたえがアクセントになり、天然の甘みの競演です!

◇アスパラのフリット　ラルド・アヒルの卵黄・トリュフのせ

イタリアンを思わせる一皿。
違うのは炒ったアヒルの卵黄で、甘じょっばい中国料理の味付けに、豚の背油の塩漬けを合わせるのが上手いなぁと、つくづく感心・・・・
油の使い方は、勿論お手の物の篠田シェフ。アスパラは熱々、サックリ、ジューシー

◇お父様の特性麺をノドグロの坦々ソースで

なるほど、脂の強いノドグロは山椒ピリリがよく合います。
モッチリ独特の、お父様特性麺。本当に癖になりそう。
この麺のソース焼きそばが食べたいです・・・怒られますかね(笑)

◇浜名湖天然鰻の粽

地焼きの天然鰻がサクッと目の前で切られて、糯米と共に蓮の葉に包まれたのは20分ほど前でしょうか?
いま目の前にブワ～っと湯気を上げながら登場しました!
あっちっち、と葉を開けば、蓮の葉の良い香り。
鰻の脂がお米にも移り、とろける食感です。

◇鱶鰭の上湯煮　松茸和え

700gの鱶鰭を500gにお掃除し贅沢に煮込まれています。
炭火で焼かれた松茸を、熱そうに篠田シェフが割いて、そのままオン　(@￣▽￣@;)！！
お写真では、お皿が小さく見えますが、それは松茸が大きいからです。親指と人差し指を広げたぐらい!

◇ドウマン蟹　炊き込みご飯
◇と、それを使った天津飯

土鍋ギリギリの大きなドウマン蟹。茹でた出汁はご飯に移り、身は惜しげもなく蟹玉に♡
餡には、内子。
タマゴスキーの夢・・・(*ﾉωﾉ)
だいぶお腹いっぱいになった参加者様が、これだけランチに食べたい・・・と呟きます。皆激しく同意。
もう一度おなかを減らしたい! 絶対に残すものか!!!

◇杏仁豆腐
◇フルーツ入りプーアール茶　

近ければもっと頻繁に伺いたいのに、切ない気分。
本当に応援したくなるお店です。

営業の仕方など、まだいろいろと悩まれ、施行錯誤していらっしゃるとの事。
月に数回はアラカルトもしてみたい、と仰っていましたが、その時は必ず呼んでいただきたいですっ!

ふぅっ、今日も満腹、
ご参加の皆様、本当にありがとうございました。

ごちそうさまでしたm(__)m

以前から伺いたくて仕方なかったお店です。
そんな中、麗しのレビュアー様貸切会に参加させていただきました。

最寄駅から歩いていると、突然印象的な赤い看板、スタイリッシュな暖簾が目に飛び込んできました。
引き戸を開け、靴を脱いで奥に進みます。
清潔なカウンターの向こうに中庭が見えました。

ワクワクが止まらないまま、ビールをお願いして乾杯!
お料理の準備が着々と進むのを眺めます。

◇前菜プレートから、一口づつ目移り、なにから手を付けよう♡

麻辣味のもずく・蜆の醤油漬け・叉焼・大根餅・中華鰻パイ・ボタン海老醤油漬け・つぶ貝・蛤
クラゲのマスタード和え・とり貝・センマイ・蛍烏賊の串焼き・皮蛋と茄子和え物・・・

一つの手抜きもないお料理の数々、お一人でこれだけ準備なさるとは・・・
お料理への信念が伝わってくるようです。

◇トマトと金華ハムのスープ!!
ひや～～～!　トマトが、なんと滋味深い!　酸味・甘味・塩気、最高♡
3時間蒸したというスープ。衝撃的でした。もう一度いただかなくてはなりません!

◇名古屋コーチンの脆皮鶏
熱々をいただきたくて、切り分けた写真を撮り忘れました(;'∀')
後味の脂もスッキリ、力強い肉質も最高。ペロッといただきました。く～っ、ビールお替り!!

◇ホワイトアスパラ・三河の墨烏賊の塩炒め　大葉で包んで雲丹一緒に頂きます
雲丹のトロリと、烏賊のモッチリ、ホワイトアスパラのしゃきしゃきのコントラストが楽しい一皿。
個人的には、塩炒めのクオリティが高いので、そのままでもいい感じ。

◇自家製のからすみ・タイラ貝・お餅の春巻　揚げたてを海苔で巻いて
海苔の質が素晴らしく、熱々に揚がった春巻きを包むことで、香りが立ち昇ります。

◇天然車海老の黒胡椒炒
殻ごとバリバリいただきました。痺れる香辛料と海老の甘みが素敵です。

◇鱶鰭の醤油煮込み　黄ニラ添え
580gの鱶鰭を煮込んだ後、軽く焼いて香ばしく。
スープが本当に繊細。化学調味料に慣れた舌にはパンチが足りないのかもしれませんね。
街中華は街中華で良さがありますが、私はこの味わいに、静かに衝撃を受けておりました・・・。

◇〆の名古屋コーチンのみのスープ麺　・　玉子チャーハン
スープもチャーハンもクリアで滋味深い。
チャーハンを炒める姿がカッコ良すぎて、ずっと見ていたくなりました。

◇杏仁豆腐　プーアル茶にイチゴ、リンゴ、ドラゴンフルーツのフルーツティー

なんて味わい深いお料理なのでしょう。

この日が、初めての訪問でしたので、他のお料理もいただいてみたく、
何とか来月伺えないものかと、作戦を練ることにいたします(笑)

篠田シェフ、素晴らしいお料理をありがとうございました。
ごちそうさまでした。