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052-222-0253
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suna8さんの他のお店の口コミ
店名 |
山本屋本店 広小路伏見店
|
---|---|
ジャンル | うどん、郷土料理 |
予約・ お問い合わせ |
052-222-0253 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線『伏見駅』8番出口から徒歩3分 伏見駅から289m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T6180001033265 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
席数 |
70席 (カウンター22席 2名テーブル×1 4名テーブル×10 6名テーブル×1 ) |
---|---|
個室 |
有 半個室でございます。 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 英語メニューあり、アレルギー表示あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2010年2月18日 |
備考 | |
関連店舗情報 | 山本屋本店の店舗一覧を見る |
初投稿者 |
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2016/10/9 名古屋めしツアー③
"いつでも行ける"、"いつでも食べられる"という場所や食べ物って、何かのキッカケでもなければ、行ったり食べたりしないことが多いと思います。特に、地元の観光地や名物は、過去に一回は行ったり食べたりしていて、それで分かったように思い込んでいる状態が多々あり、実はそうでもなかったりする場合もあったりで、今回はその事を痛感したのです。
"味噌煮込みうどんの真の価値って?"
今回の、大阪人の友人を迎え入れての「名古屋めし食い倒れツアー」(part2)で、その事を再認識したのでした。これはいい経験になりました。他人に喜んで貰おうと企画した食い倒れツアーですが、それが自分自身の価値観を変えることにつながったのです。ちょっと大げさな表現ではありますが、事実なのです。
◇◇◇
熱田の蓬莱軒を出た我々4人は、インバウンドで賑わう熱田の杜をまったりと散策した後、神宮西駅で地下鉄名城線に乗り、金山駅で名港線に乗り換えて、名古屋港を目指しました。私視点では特に目新しいものはないのですが、他の地域の人にとっては、観光地の一つになり得ます。時間があれば水族館や周辺施設を見学する企画も考えたのですが、どちらかと言えば時間調整的な選択だったので、軽めの観光としました。
"南極観測船ふじの見学"
おそらく、名古屋人が名港に来ても、ここには行かないだろう的な、地味なツアーです。実は私も近くに住んでいながら、水族館には入っても、この静態保存されている"ふじ"には一度も入ったことがなかったのです。まあ、世の中、そんなもんです。
でも意外に、年配の友人たちには南極観測船がウケたのです。昭和レトロでアナログな船舶は、かなりの臨場感を持っていました。まさに生きている感じがしました。あるいは、過去の出来事が想像できるリアルさを感じさせてくれたのです。(静態保存と言ってもSLとかと違い、岸壁に係留されている状態で海上に浮かんでいるため、うねりに寄ってまったりと揺れていたりするのも、臨場感を向上させている大きな要素だと思いました)
という余談はさておき、その後、さらに思いつきで連絡船に乗り、名古屋港を横断し金城埠頭まで行くことにしたのです。熱田の"七里の渡し"の現代版とも言えます(こじつけですが)。
金城埠頭着いた我々4人は、あおなみ線で名古屋に向かいました。そして、地下鉄東山線に乗り換えて、一駅目の伏見駅で下車し、5分ほど歩いてこの店にたどり着いたのです。
◇◇◇
名古屋めしの知名度(人気)上位に位置する"味噌煮込みうどん"は、名古屋市内及びその近郊で、かなりの店舗で提供されています。どこで食べるかかなり迷うことになりますが、やはりここは元祖っぽい"山本屋"を選ぶことにしました。
ただし、一言で"山本屋"と言っても、よく見るとチェーン店が2系統あるのです。
"山本屋本店チェーン"
"山本屋総本家チェーン"
知らない人は区別が出来ない可能性があり、実際、私も昔は区別できないまま利用していました。今ではその表示は見つかりませんが、以前は双方のHPで、相手の店舗に対して"似た店舗名があるが無関係"なることが明記されていたので、おそらく過去に何かあったのでしょう。
何れにしても、細かい事を気にしない人には"味噌煮込みうどんと言えば山本屋"と言う感じで一括りにされていますので、どうでもいい事かも知れません。ただし、ビミョーな差異があるようで、知ってる人は"◯◯の方がいい"と言う場合も多々あるようです。実は私も過去に食べた経験から、今回の訪問先を選んだのです。ただし、味そのものというより店の印象としての総合評価としてです。
さらに今回は、同じチェーン店の中で、どの店舗を選択するかが、重要なテーマと考えました。店舗ごとに味やサービスが異なる、と言う意味ではなく、"可能な限り待ちたくない"と言う点に着目したのです。
ひつまぶしの時には、"待ってでも食べるべき"と言う観点で臨みましたが、さらに味噌煮込みうどんを食べる時にも待つのは、否、待たせるのは避けたかったのです。私自身も待つのは嫌いなのですが、友人に待たせたくなかったわけです。貴重な名古屋での時間を無駄に消費させたくなかったのです。
そこで、私は考えました。どの店舗なら待つ可能性が低いかを。
・地下街やビルのレストラン街にある店は混む
・逆に、地上にある店舗は混みにくい
これは名古屋人の特性からも推測できる結論で、地下街が発達している名古屋では、日中は地下街やそこに連絡しているビルのテナントなどを利用していることが多いのです。つまり、年中快適な空間に居たがるわけです。まあ、この事は名古屋以外でも当てはまりはしますが。
と言う事で、混み合う条件から外れていて、なおかつ最寄駅からあまり歩かなくても済む店舗はどこか、と考えたのです。そして、この店に行くことに決めたというわけです。
まあ、午後5時と言う中途半端な時間帯でもあったのですが、私の目論見どおり店内は空いていました。まさに"お好きな席にどうぞ"状態でした。でも結局、我々4人はホール係が『余裕のある(6人掛けの)お席はいかがですか?』と勧めてくれた席に座ることにしました。4人掛けのテーブルも複数空いていましたが、こう言う余裕のある案内は、気持ちのいいものです。
席につき、さてどの味噌煮込みうどんにしましょうか、と言うことになるわけですが、かなり悩ましいメニューではあります。友人の一人がホール係に"どれがオススメですか?"と聞いたのですが、『黒豚入りですかねぇ』と、やはりと言うか一番高いメニューを言ったのです。まあ、店側としては当然でしょうね。
でも結局、そのリコメンドを無視して、かしわ入りやきのこ入りを選んだ我々でした。いえ、決してホール係の印象が良くないと言う意味ではなく、逆にいい感じの接客だったと思いますので、誤解のなきよう。
配膳まで10分ほどかかることにはなりますが、4人も揃えば、いろんな話題で盛り上がれるので、待ち時間は気になりませんでした。味噌煮込みうどん本体の前に、香の物が提供されますが、結局誰も手をつけない状態でした。嫌いというわけでもなく、必要がなかったと言うことです。しかも、夕食の時間より早かったために、空腹感が少なかったのもあったのかも知れません。
午後5時と言う半端な時間帯に食べることにしたのは、名古屋めしツアーとして、もう一ヶ所行きたかったからです。いわゆる夜の部で、手羽先を食べながら飲もうと言う目論見があったからです。
何れにしても、各々に配膳された味噌煮込みうどんを「とてもおいしいね」と言いながら、全員完食しました。私も久々に食べた味噌煮込みうどんを十二分に堪能したわけですが、この日この時、味噌煮込みうどんに対する価値観が変化したのです。
(確かに名古屋の味噌煮込みうどんは完成の域にあって、その特徴は硬めのうどんにあり、そのことを他の地域の人に得意げに話したりしたけど、実は……)
と考え始めたのです。名古屋めしとしての味噌煮込みうどんは、その作り方に特徴があり、一人前サイズの土鍋で一から製造するわけですが、麺は下茹でされず、味噌だし汁の入った鍋に、生のまま投入されるようで、そのために"アルデンテ"のような状態で客に提供されるのです。これを「この硬めがええがね」と言うのか「生煮えのようであかんわ」と嫌うのかで、賛否が分かれるのです。でも、今回はその点はあまり気にしませんでした。私の中で、硬めの麺は当たり前だったのもあります。
(実は、この味噌だし汁を美味しく頂くために、麺や具が存在するのではないか?)
と思ったのです。実際、友人たちも味噌味が気に入ったようで、麺の硬さも話題にしていましたが、味噌味のスープがとても美味しいと口々に言ってました。そして過去の記憶が蘇ったのです。
"この味噌スープで酒が何杯でも呑める"
と豪語した関西人の言葉を。その昔、とある女性を、今回と同様に名古屋に迎え入れ、同じように山本屋に連れて来たのですが、酒好きのその人は、私の目の前で味噌煮込みうどんを食べながら美味しそうに日本酒を飲んでいたのです。今回の私のように。
その時は、酒飲みのタワゴトとしか思わなかったのですが、今考えるとかなり納得がいくのです。と言うか、彼女のそのセリフに真実が隠されていたと言えるのです。そう思えるほどに、味噌煮込みうどんの鍋に、うどんや具と一緒に入っている"味噌スープ"は、完成された味噌料理だと思ったのです。
ごちそうさまでした。私にとっても価値ある一杯でした。
◇◇◇
約1時間後、我々が退店した夕方6時ごろには客がそこそこ入っている状態でしたが、まだ余裕はありました。もし休日で、並ばずにゆったりと味噌煮込みうどんが食べたい場合は、この店舗がオススメです(確実ではないかもですが)。地下鉄東山線伏見駅8番出口からまっすぐ歩いて5分ほどの、スタバの隣です。
そして我々は、東山線で一駅移動して、栄にあるオアシス21まで行き、その屋上からTV塔を中心とした名古屋の夜景を堪能しました。
次はいよいよ最後の手羽先を食しに、名駅(めーえき=名古屋駅)に移動します。
<名古屋めしツアー的に"つづく">