今年も行ってきました‼️ : シズク

一昨年から連続でお邪魔しているかき氷屋さんである。今回も暑い日に伺ってきた。かなり混んでいるようで、店の前には名前を書くところがあり、そこで名前を書き待つことにした。隣のお茶屋さんが経営しているようなので、そちらの店内に椅子が並べられてあり、呼ばれるまでそのお茶屋さんの中で待つシステムのようである。今回は４０分ぐらい待ったのだが、外で待っていたら間違いなく熱中症になっていた。冷房の効いた店内で待つことができたから心穏やかに過ごせたのである。

さて名前を呼ばれて店の中に入り席に座った。みんな楽しそうに食べていたのだが、その楽しさのあまり、食べ終わっても長居する人がいるようであった。確かにかき氷を食べた後は話が盛り上がるのは分からないでもないのだが、、後ろには多くの人が待っている。そこで居座って長話するのは非常識であろう。そういう人は後ろで待つ人はどうでもいいと思っているのかな？

今回オーダーしたのは「濃い茶」であった。さすがお茶屋さんが経営するかき氷屋さんである。果物のかき氷も美味しいようだが、やはり専門分野を生かした味を楽しみたいと思いそうなった。

まずは他の店での「宇治」よりも格段に味が濃くて香りが良い。正直全くの別物である。私はかき氷は年に１～２回しか食べないし、そんなに好きでもないのだがこちらのだけは別格なのである。

氷はふわふわ、キーンと来ることもない。そして蜜はとてもやさしい甘さなのだ。お値段は少々張るのだが、これだけの材料を使っているのだから仕方がないだろう。

席数が少なく、ひとつひとつ丁寧に作られているので提供まで時間もかかるが、待ってでも食べたいかき氷である。こちらの味を一度知ってしまうと他の店には行けない、そんな感じなのだ。

一年ぶりの訪問である。この日はとっても暑くてどうしてもかき氷を食べたかった。しかし芝ふくは混んでいるだろうし・・・と思って頭をよぎったのが昨年初訪問してとても美味しかったこちらのお店である。店の前に行くと一組待っていたがまあ仕方がないだろう。入口のところに名前を書いて待つことにした。暑い中待つこと約10分。やっと先客が帰りお店の中に案内された。

涼しくて気持ちの良い店内であった。そして早速注文である。やはりこちらはお茶屋さんのお店なので私は「濃茶」のかき氷に小豆と白玉をトッピングにした。

横を見ると店員さんが氷を削っては手で固め、お茶をかけそしてまた削っていく作業をもくもくとやっていた。そして10分ぐらい待つとやっと私のかき氷が運ばれてきた。

トッピング用のあんこと白玉は別のお皿に乗っていた。白玉をかき氷の上に乗せるとすぐに固くなってしまうからこういう方法が正解なんだろう。

濃茶はお茶の味がとても濃くてホント美味しい。さすがお茶屋さんの作ったかき氷だ。甘味はかなり控えめだがお茶の風味がとてもよいのだ。また白玉は別皿から直接口に入れて食べるので柔らかいままの食感を楽しむことができた。

私が帰る頃外には6組以上の客が行列していた。この暑い中並ぶのは大変だが、大満足であった。

名古屋駅から太閤通りを西に向かうと大門の交差点がある。ここを過ぎてすぐのところにある今年できたかき氷屋さんだ。

どうやら隣のお茶屋さんが経営しているようだが、そちらのレトロな建物に対してこちらは入口がコンクリート打ちっぱなしでとてもモダンな感じがする。
何故か入口に黒猫の人形が置いてあった。

扉を開けると大きなテーブルが店の中心にドカンと設置してあり、お客さんはそのテーブルを囲むようにして座るのだ。見るとほぼ９０％以上は女性で男一人で入るのはちょっと場違いの感じもした・・・

奥の方では男性のスタッフの方が一生懸命氷を削っている。一つがかなり大きいので作るのに時間がかかるようだ。
メニューを見せてもらうとどれも美味しそうなものばかりだ。薄茶など値段の安いものもあるが、やっぱりここの自信作を食べてみたい。
ハイエンドを狙い、濃茶1200円にトッピングで練乳と白玉をお願いした。

10分ぐらい待つとかき氷が出てきた。印象としてはとにかく濃い緑色である。練乳と白玉は別の容器での提供となるため、自分の好みでタイミングよく練乳をかけることができた。

まずは緑色の濃い部分をそのまま食べてみると・・う～ん、お茶が濃い、そして香りがとても良い・・さすがお茶屋さんプロデュースのかき氷屋さんだ。
次に練乳をかけてみると、甘さがとっても合う。白玉は氷に入れると固くなるので別にして食べたのだがこれもとてもモチモチして美味しい白玉だった。

これでしめて1500円ぐらい。若干高い感じもしないではないが大満足のかき氷であった。

かなりグレードの高いかき氷屋さんなのでやっぱり口コミとは早いもの・・・私が店に入ったときはギリギリ並ばなくて良かったがあとから次から次へとお客さんが来て、外で待っていたようだった。外といっても帰り際見たら隣のお茶屋さんの中で涼みながら待っていたようだ。これなら暑い夏場でも待てるしね。また今シーズンのうちにもう一度再訪したいお店だ。