ホームグランド確定 : レストラン ペルージュ

ほぼ，二年ぶりに来店．一ヶ月前に，一度予約の電話を入れてみたが，生憎満席と言うコトで，仕切り直し．先月のイタリアンがイマイチ消化不良だったんで，今回は，過去二度パーフェクトだったペルージュさんに，期待．十二月になると，アリキタリクリスマスメニューになっちまいそうなんで，ソノ直前に，少々早いが，二人でクリスマス会．

色づく銀杏並木を潜り抜けて，予約時間十分前に入店．店内調度品は白を基調とした清潔感漂う，大人の店．道路に面した四人掛けのテーブルは，前回と同様の位置．コートを預けて，着席．．．．久しぶりのフレンチで，少々緊張気味だったが，にこやかなソムリエールの声に，解きほぐされながら，メニューを選択．

まずは，スパークリングで乾杯．
アミューズは，鴨のコンフィ，ビーツとリンゴが下に敷いてある．．．．．ほぉっ？アミューズからやられたね．

で，前菜が来る前に，ホボ，スパークリング飲み干し．．．．で，僕は白を，相棒はボジョレーヌーボーを．
前菜は，僕は旬魚(カワハギ)の炙りとポロ葱の冷菜．相棒は的矢牡蠣のサヴァイオンソース．的矢牡蠣の方はビンゴ！だったね．でも，カワハギの冷菜は，僕的には，ちょっと微妙かな？ソースが強くって，カワハギの薄作りがちょっと負けてるし，ポロ葱は上に乗っけないで，横に添えたほうが，よかったのかなぁ？っと．．．．

ココラで，約一時間経過して，三グループほど，立て続けの入店．さすがに，シェフ＆ソムリエールの二人きりで切り盛りするには，少々無理があるのか，間が空く．．．．が，ワインとパン＆リエットで，まぁまぁ，十分に間を持たせれる許容範囲．

でで，僕の白ワインが空いてしまったので，少々早いが，軽めの赤ワインを所望．．．．Regnie 2011 Domaine Christian Ducroux．．．．ガメィ＝ボジョレーヌーボーってイメージしか持ってなかったけど，う～ん，意外と香りも華やかだし，丸みもある．．．．
で，待ってましたと，スープドポワソン．一皿分を二人分に分けてサービスしてくれました．．．．．さすがに，スープを二人で，分け分けはできないモンなぁ．．．グッジョブ！．．．まずは，素のままで．．．でお味は．．．．う～ん，魚好きには，堪らない香りと味．海老，蟹，貝，魚，トマト，大蒜の味が感じられます．で，パンを入れて，グリュエールチーズ＆ルイエを浸し溶かし入れて．．．．あぁ～ん，濃厚～っ！カップの中舐めちゃいたいぐらい．
で，スープドポワソンが終わったところで，お魚．石鯛だったかのポワレ．コチラも，一品を二人分に分かれて．．．．こちらは，カワハギの冷菜と違って，下に敷いた蕪とのバランス良かったと思う．ソースの軽さと鯛の皮身の香ばしさもイイ感じ．

ででで，二人ともワインが空きそうになって，お肉用の赤ワインを所望．．．．Domaine de l'anglore Rouge 2011．．．．コートデュローヌだね．う～ん，軽やかだけど，適度な重さ．ミディアムボディの＋＋ぐらいってか？香りも華やかで，僕好み．．．．っと，相棒にも勧めて，お肉を待つ．．．．で，キタ～っ！僕は子羊の赤ワイン煮込み，相棒は宮崎三元豚のグリル．どちらも絶妙でした．豚さんのグリルはほんのりピンク色の断面＆ソースはビネガーで，豚さんの肉汁とマッチしてる．付け添えのワイルドライスとの相性もパーフェクト．んで，僕の子羊さん．．．．いいワイン使ってんだろうなぁっと想像してしまうほどソースがめちゃくちゃ濃厚＆甘く芳しい．お肉本体は，ホロホロまで煮込んでなくって，まだまだ肉の食感が残ってる．羊臭さなんて，微塵も感じられない．．．．．あぁ，いいわぁ．ホンマ至福の一皿．

でででで，ようやく料理終了し，デセール．相棒には，オーナーこだわりのベローナを使った(であろう)フォンダンショコラを．そして僕は洋梨のミルフィーユでフィニッシュ！三種のプチフールをつまんで，食後の珈琲．．．．で，久しぶりの晩餐フィニッシュ！

テーブルでチェックすると，フルコース＆スパークリング＆赤白計四種類のワイン飲んで，二万円でオツリ来た．う～ん，ＣＰもパーフェクトだね．っと店を出ようとすると，三度目にして，ようやくオーナーのお顔を拝顔することが出来て，光栄でした．三年ぐらい前までは，L'Ambianceに通い詰めてたけど，ソムリエの伊藤さん居なくなっちゃったんで，残念でしたが，新しい店探さなくっちゃっと，ペルージュさんに辿りついたワケですが，当分は，ココがホームグランドになりそうです．また，忘れられないウチに寄らせてもらいます．