八丁味噌ベースの出汁で作る味噌中華は実に名古屋らしい : やぶ福

名古屋駅新幹線口地下街のエスカにある老舗のうどん屋「やぶ福」は行く宛もないランチに利用する安定感あるお店。

最近は新メニューも登場し、昔ながらの老舗ですが攻めの姿勢を時々感じる事があります。

今回も店内を少し改装してコロナ対応にリフォームされていました。

最近訪問の度にチャレンジしている町中華メニューから今回は八丁味噌中華を目当てにやって参りました。

八丁味噌中華が町中華メニューのカテゴリーで括るべきなのかは少し疑問であるが、「やぶ福」の味噌煮込みうどんはお値打ちで且つ美味しいので期待大で配膳を待ちます。

【本日の注文】
●八丁味噌中華　960円

具材は「なると、ゆで卵、ねぎ、白菜、油揚げ」で味噌煮込みうどんに用いられる具材と中華そばの具材が折衷されている。

スープも味噌煮込みうどんのスープをアレンジして少し甘味を感じる濃厚な八丁味噌ベースのスープ。

このスープにネギと白菜がとても良く合い、味噌鍋を食べている感じの味わいがする。

「やぶ福」の中華麺は茹で加減が少し柔らかいので麺硬コールができるか次回は聞いてみよう。

シンプルな具材に優しく甘味あるスープは好みにより好きな方には嵌る味だと思われた。

個人的にはやはり味噌煮込みうどんが同じぐらいの価格なのでソウルフードである八丁味噌煮込みうどんを堪能したいかな。

まだまだ「町中華メニュー」残りが沢山あるので次回も別メニューをチャレンジして自分の好きな「町中華メニュー」を見つけてみたいと思う。

ご馳走様でした‼︎!
それでひまた次回まで「ご機嫌好う」

4/1から消費税込みの表示が義務付けられて飲食店はメニュー表を一新するお店が多い。

「やぶ福」もメニューを刷新し、新登場のメニューが増えていた。中華そばシリーズもレパートリーが増えて個人的に嬉しい。

前回「昔中華(黒)」を食べ、今回は「昔中華(白)」を注文しようとお店に来たが、新ラインナップのカレー中華、豚野菜中華、コーンラーメンなど魅力的なメニューが気になった。

「コーンラーメン」のキャプションに桑名の味と描かれているのが気になって注文してみた。

【本日の注文】
●コーンラーメン 800円

高級中華料理店でコースの初めに提供されるかき卵入りのコーンスープを鰹節などの薫りが閉じこめられた和出汁の餡掛け仕立てになっている。

この餡掛けスープにどっさりスイートコーンが入れられている。餡掛けスープのため中華麺は少し塊りになってしまっているのを解して戴く事にしましょう。

スープは餡掛けのためかなりの熱を保っているので最後の方まで熱々で火傷注意です。

少し塩気の強い味付けのスープが麺にしっかりと絡んできます。スイートコーンも麺と共に持ち上げられて時折食感のアクセントが感じられる。

塩気の強いスープだがスイートコーンの甘味と中和されて絶妙な仕上がりでなかなか美味しい。

この餡掛けスープは麺との相性も良いがご飯に掛けても絶対に美味しい筈。とうもろこしご飯も美味しいので途中でライスを注文したくなったが今回はグッと我慢。

桑名の味と言う謎は最後までわからなかったがたまに食べたくなる優しい味の中華麺でした。

ご馳走様でした‼︎!
それではまた次回まで「ご機嫌好う」

名古屋駅新幹線口地下街エスカの老舗饂飩屋「やぶ福」
今日は優しい汁物系のランチが摂りたく訪問しました。

味噌煮込みうどん、卵とじうどんなどの大好きなメニューがあり、今日は卵とじうどんを目的にやってきましたが、店内に入って数人が食べているお初のメニューに一目惚れして「やぶ福」では初めて食べるメニューを注文。

【本日の注文】
<町中華メニュー>
●昔中華(黒) 682円

いつの間にか老舗饂飩屋で町中華メニューが登場。いつもみた光景が無い中華そばを啜る人が多いのに気が付く。

メニューも見ずに店員さんに問いかける。
K:「中華そばありますか？」
店:「昔中華ですかね？」
K:「それでお願いします」
店:「白・黒どっちにします？」
k:「黒で！」

愛知県は醸造文化が発達していて、醤油も溜まり醤油、濃口醤油、薄口醤油、そして、しろ醤油(白だし)と多様な醤油が使われる。

恐らく昔中華は濃口醤油としろ醤油の2種類のカエシで作られているのだと思われる。今回はザ・中華そばを味わいたく(黒)をセレクト。


登場してどんぶりは昔ながらの「ゆで卵、ほうれん草、チャーシュー、メンマ、海苔、ネギ、ナルト」の王道メニューがラインナップされている。

完璧な盛り付けに見た目で大満足。スープを啜ればうどん出汁に使う和出汁のしっかりした味わいに鶏ガラベースの動物性の味わいも調和されて仕上がり上々のスープです。

縮れ麺の喉越しも非常に良く、スープとの相性抜群です。トッピングもメンマ、チャーシュー、海苔の定番にゆで卵とほうれん草と言う町中華のラーメンらしい装い。

なんだかじわじわと胃に染みる美味しい素朴な味が非常に良い。想像以上にしっくりする味で次回は(白)を食べに来たいと思います。

ご馳走様でした‼︎!
それではまた次回まで「ご機嫌好う」

食中毒で脱水症状になり体力弱めの今週真ん中水曜日。
医者に診てもらったら、食中毒でよく会社行ったねと驚かれた昨日。点滴を打って死ぬほど寝たから本日も元気に出社。

食中毒の話をした10分後には上司から昼飯の誘い。
24時間闘ってきたサラリーマンは当然直ぐにランチに出かけます！隣の部署の先輩が帰ってきてから笑いながら話しかけてきた。

そんなエピソードはさておき、病み上がりのランチは流石に優しいものを希望した。名古屋駅新幹線口地下街で手頃で美味しい「やぶ福」なら食べれるものがあるだろうと所望。

テーブル席に案内される途中、チラ見した「卵とじきしめん」に一目惚れの本日。

【本日の注文】
●卵とじきしめん+お稲荷セット　803円(税込)

ふっくらと膨れ上がった卵とじはとても優しい味わい。
病み上がりの胃を優しく包んでくれます。そして、何よりきしめんの汁が白醤油仕立てなのが優しさに輪をかけている。

上品な味わいの白醤油と「やぶ福」の柔らかい麺肌でモチモチ感を感じるきしめんと白醤油の相性は抜群に良い。

そう言えば、白醤油仕立てのうどん汁って東京・神戸の過去に住んでいた地区で見かけたことがなかったが、東海地方特有な定番の味なのだろうか？

白醤油は碧南市の特産品。愛知県は白醤油で味つけられたお吸い物、うどん、茶碗蒸しなどは慣れ親しむ味だと思うが他地区ではどうなんだろう。ご存知の方はコメントでご教授戴けると謎がスッキリ致します。

「卵とじきしめん」だけでもお腹いっぱいであるが、ランチはお稲荷さんも付いてくる。これで税込803円はエスカの他店舗の中では優良店舗。

甘めのお稲荷さんも優しく美味しい味。お稲荷が美味しのでツルツルモチモチのきしめんは1/4は残してしまった。

今までは「味噌煮込みうどん」「カレー煮込みうどん」「鰹出汁醤油のきしめん」を食べてきたが「卵とじきしめん」もリピートメニューにランクインしました。

御馳走様でした‼︎!
それではまた次回まで「ご機嫌好う」

名古屋駅・新幹線口地下街エスカの「やぶ福」
ランチ時はうどん＆きしめんと定食が人気、午後からはなごやめしを食べながら飲める居酒屋として人気を博する。

前回、味噌煮込みうどんが想像していたより美味しく、リピートしたいと思ったお店である。肌寒くなり、益々、煮込みうどんが美味しく感じる季節が到来して来た。

今回の注文はカレー煮込みうどんに決まっていた！前回訪問の際、カレー煮込みうどんが味噌煮込みうどんよりもリーズナブルなので気になっていた。味噌煮込みが美味しかったのできっとカレーも旨い筈！と注文してみたのだ。

【本日の注文】
●カレー煮込みうどん　850円
●ライス(香の物付き) 80円
●たまご 　 60円

「やぶ福」さんはメニューに無くても、追加可能なものは快く受け入れてくれる嬉しいサービス。
カレー煮込みうどんにはたまごが入っていないとの事でいつもの恒例「たまごかけご飯」をいたしたく、ライスとたまごを追加して貰った。

熱々に煮込まれた土鍋が登場！
具材小さく刻まれたかしわ、ねぎ、油揚げに追加トッピングの玉子。
味噌煮込みうどんにはかまぼこ、白菜が入っているがリーズナブルな分そちらは入っていない。

うどんは味噌煮込みうどん同様の自家製の中太な麺。生麺を湯がかずに土鍋に入れられて仕上げられるのでコシの強さとモチモチした食感、芯を少し感じる歯ざわりが全てパーフェクトに仕上がっている。このモチモチ麺がトロミのあるカレー出汁と良く絡んで素晴らしい味に仕上がるのである。麺の小麦の薫りがカレーの薫りと合わさると相乗効果でとっても美味しい。

カレーの風味が全面に立った味付けながら、出汁がしっかりしているのでカレーの風味に出汁の深みが加わって非常に美味しい仕上がりです。カレー出汁はついつい飲みたくなる嵌る味で完飲してしまう程。

味噌煮込みうどんを食べる時に毎回行う行事としては中盤のたまご On The Riceの「たまごかけご飯味噌煮込みVer」。今回はカレー出汁に浸ったたまごをOn The Rice！こちらを頬張った瞬間に微笑みが止まらなくなってしまう。カレーとライスとたまごの組み合わせはベストパートナーである。このたまごかけご飯に追いカレー出汁をすると瞬殺でライスがなくなった。

今までは「やぶ福」を気にも留めていなかったが、味噌煮込みうどん探訪で訪問して以来見る目が変わった。

味噌煮込みうどん＆カレー煮込みうどんはかなり満足度が高い！
甲乙つけがたい２つのクオリティの高さに今後は注文時に悩んでしまう事だろう。

御馳走様でした!!!
それではまた次回まで「ご機嫌好う」

名古屋駅新幹線口【エスカ地下街】は出張や観光客を狙った少し値段が高めに設定されたご当地「なごやめし」を提供するお店が揃った地下街。

「やぶ福」は創業80年の歴史を受け継いでいるらしく、エスカ地下街でも古参の老舗うどん店。定食メニューや単品、お酒のおつまみなど幅広いラインナップのメニューを揃えるお店で、ランチ時はサラリーマンがさっとご飯を食べているイメージ。またランチタイムが過ぎると自然と居酒屋的存在に変化している不思議なお店です。

雨のランチ時で傘を差さずに行けるレストランを探していたら「やぶ福」に到達、店頭サンプルに味噌煮込みうどん定食を発見した。先週一週間、偶然にも味噌煮込みうどんのお店2店を食べ比べたので「やぶ福」の味噌煮込みうどんも併せて比較してみる事にしましょう。

【本日の注文】
●味噌煮込みうどん定食　970円（税抜）

ライス、香の物、味噌の込みうどんがセットになった定食。土鍋でグツグツ煮込まれた味噌煮込みうどんが登場です。蓋を開けると玉子がいい具合に白身がしっかりと固まり、黄身は絶妙な半熟に仕上がった味噌煮込みうどんです。

まずは汁を一啜りすると、濃厚で八丁味噌ならではの塩加減の強めな力強い味噌。この味噌に負けないぐらいの鰹をベースにした魚介節のしっかりとした出汁の味が口いっぱいに広がり、瞬間的に脳にも到達する刺激を感じます。

名古屋人が求める理想の味噌煮込みうどん。濃厚な味噌が塩辛いので味を調えるために甘みの砂糖も感じられるので止められない、止まらない汁を飲みたくなる旨さでした。

うどんも自家製の中太な麺で生麺を湯がかずに土鍋に入れられて仕上げられるのでコシの強さとモチモチした食感、芯を少し感じる歯ざわりが全てパーフェクトに仕上がっている。
味噌の味がしっかり濃くでているスープ

具材は小さく刻まれたかしわ、かまぼこ、ねぎ、白菜、油揚げ、玉子とそこそこ具沢山。かしわが麺とスープの底から出てくると少し嬉しさを感じます。具材で珍しいのは白菜ではないでしょうか？

ここのところ味噌煮込みうどんを食べて白菜が入っていたのは初めてですが、「やぶ福」の力強い味噌煮込みであれば白菜からでる野菜の甘みも必須アイテムなのかもしれません。

最後に玉子をOn The Riceで玉子かけご飯(味噌煮込みVer)を愉しみました。
黄身のまろやかな味を白飯と一緒に食べながら、味噌煮込みの濃厚で塩気の強い風味をうっすらと纏った玉子がとても美味しい。

以外にも美味しい味噌煮込みうどんに出会えてビックリ！侮れない「やぶ福」は流石80年の歴史。他のメニューにカレー煮込みうどんもあったので次回はそちらを定食にしてもらって戴きたいと思います。やはりエスカのテナントなので値段設定はかなり高めなのは残念なところですが味は充分満足できるものでした。

御馳走様でした!!!!
それではまた次回まで「ご機嫌好う」