駅西「うどん店」の二大巨頭のひとつのお店!! : みのや本店

　　二大巨頭とは「みのや本店」「朝日屋」を独断と偏見で強引に
　　決めてしまったが、2店舗は駅西の「南」と「北」に位置した
　　対立点にある!!　競ってはいないだろうが・・・。

　　❖ウリは、
　　　カレーあんかけ麺!!
　　 「うどん」「中華麺」「蕎麦」と選べ「うどん」が多い。

　　　ランチ時は「ライス」が付く。（単品から⁺50円増し）
　　　　カレーうどん　単品　 680円
　　　　カレーうどん+ライス 730円

　　　カレーライス の様な ルー使用 ではなく、
　　　うどん汁を「あんかけ」にし「スパイスカレー粉」等を
　　　調合した「うどん汁」と見た。

　　　皆さんの撮影されたカレー汁の色 が 濃く写っているが、
　　　実際は、そこまで濃い汁ではない。
　　　レンゲから汁が透ける程度。

　　❖オーダーは、
　　　天ぷらカレーうどん 単品　880円

　　　正直、あんのカレー汁が飛び散らないかを心配し食べる。
　　　麺は中細麺 の うどん麺。
　　　カレー汁はスパイスカレーだが、癖がなく、飲み干せる。

　　❖目玉は？
　　　日替りの小鉢と自家製五目御飯のついた定食。
　　　ムロアジ・サバの出汁と「たまり醤油」。

　　❖創業？
　　　大正の初期 からの 創業100年以上 の 老舗店!!
　　　大正時代＝1912年～1926年

　　❖店内
　　　外観から見ると古い大きなビルだから店内は広いかと
　　　思って入ったら、想像より狭かった。
　　　大通りの角地の為、店内の片面の角が取れた店内。

　　　喫煙者1名 1本のシケモクで自分の集中力を欠く。
　　　2020年4月から東京都の基準が厳しくなるから、
　　　もう、名古屋は東京都の飛び地都市になってもいい!!

　　❖竹橋町？
　　　以前から「竹橋町」の町名が気になっていた。

　　　橋？ この一帯にが無いのに「橋」とは？
　　　Wikipedia によると
　　　　「橋と称する小塚があったことに由来」
　　　結局、橋は無かったのか？

　　❖駅西？
　　　昔は「駅裏」と称していた時代があった。
　　　竹橋町・椿町・則武・牧野・太閤・米野町 一帯は
　　　昭和象徴する 中村区ならでは街で賑わっていた。
　　　（地元民ではないので当時を正直知らない）

　　❖だいたいあるメニューが無い!!
　　　それは「ビール」!!
　　　オープン前 探索中にお店の方に発見され、
　　　ビール提供がないのを確認し立ち去った。

　　　お昼に入店し「お待ちしてましたよ!!」と、
　　　その女性方からの優しいお言葉を頂き、
　　　自分は「覚えていましたか？」と一言。

　　❖二大巨頭の「朝日屋」は中村郡道 沿いにある!!
　　　中村郡道？　（軍隊の軍でもなく群でもない）
　　　　　↓
　　　 郡道とは、明治・大正期に郡役所が定めた道路のことで、
　　　 郡制が廃止となる1923（大正12）年当時、愛知郡には
　　　 49路線あった。
　　　 https://smtrc.jp/town-archives/city/sakurayama/p03.html

　 　　この道を西に向かえば 旧遊郭 の あった街に通じる。

　　　 旧遊郭だった木造建築は「都市景観重要建築物指定」に
　　　 指定される「稲本」と言う料亭があったが、

　　　 この時勢での経営維持問題で「べんがら亭」と言う店舗
　　　 になってしまい、
　　　 稲本の時代は終わった。

　　　 その「稲本」へ知り合いの関係で、20代に良く食事利用し、

　　　 あの時代 姫ごとがあった だろ趣ある お部屋を 幾度とも
　　　 なく見学させて頂いた。（たぶん大正時代）

　　　1階に「竹の間」の小さな竹で組んだ壁装飾の和室が、まさ
　　　に、姫ごと が繰り広げられた場所で、
　　　2階の大広間は、昭和になって、朱塗りの壁で豪華さを演出。

　　　和室でお食事すれば、大女将（老婆）が白粉を塗り、口には
　　　紅をさし、若き自分にお酌してくれるが、
　　　大女将のお化粧の香りが気になって食事どころではなかった。

　　　 2階の回廊を通ると、日本庭園があるが、その硝子は古い
　　　 時代の物で、景色がユラユラ歪み、なんとも情緒ある光景
　　　 になってしまうのか と まだうら若い自分は当時にタイム
　　　 スリップしていた!!
　　　　　　（遊郭利用じゃなく、お食事利用で!!）

　　　※瑞穂区から昭和区（滝子）を南北に貫く「郡道」があり、
　　　　てっきり自分は「軍道」だと勘違いしていた。

　　　　「千種街道」の「郡道」も親しまれる道。

　　　　年長の仲間と呑む機会も多く、いつも「ぐんどう」といい
　　　　そうか!! ここを軍隊が通ったから「ぐんどう」と称された
　　　　と 勝手に思い込んでいた。
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上