やっと念願叶っての ”エノテーカ ピンキオーリ”、想像通り、いや、想像以上に良かったぁ～ : エノテーカ ピンキオーリ 名古屋

2015/01

名古屋での昼食は何処で、、、、、名古屋の友人達と相談をし、此処でと決めました。

「エノテーカ ピンキオーリ」は銀座コアビル7Fの全フロアーを使って営業をしていた、日本のイタリアンを代表する、豪華な高級イタリアンでした。
以前から、伺ってみたいと思っていたのですが、残念ながら平成２２年１２月末をもって、惜しまれつつ、東京店は閉店してしまったのです。

あららっ！と思っていたのですが、その当時のスタッフが ”エノテーカ ピンキオーリ名古屋” にそのまんま移られていたのですね。
伺うのが大きな楽しみとなりました。

お店に入ると、総支配人の坂間さんからの温かいお出迎え、案内に従い個室へ。
今日は６名での会食でしたが、私達が一番乗り、坂間さんから「お待ちの間、ロゼでも如何ですか」と。
「Rose Cantina Della Volta」、美味しいですね～。

７～８分程で全員が揃い、いよいよ、楽しみの食事。

「先付」・・・・・アーティチョークとヨーグルト と いわしのパニーノ仕立て サルサ ヴェルデ。
アティーチョークのをムース状にし、ヨーグルトをソースに仕立てたもの、上に添えられているのは、アーティーチョークのフライです。
鰯のマリネをパンで包み、それを焼いた、パニーノ仕立て、サルサヴェルデで仕上げたもの。

「Richiari Podere Poggio Scalette 2010 Il Vino Di Alta Valle Della Greve」

「パン」・・・・・フォカッチャ、マカデミアンナッツとオニオン、黒胡麻
Giachi Dolicato Olio Extra Vergine di Olivaと共に。
このオリーブオイル、美味しかったなぁ～、どっかで売ってないのかなぁ～？。

「前菜 ①」・・・・・帆立貝　根セロリのクリーム　アーモンド風味。
ミディアムレアに焼き上げた帆立貝、
根セロリとアーモンドの香りとミルクでクリーム状にしたソース、
根セロリのサラダが添えられております。

「前菜 ②」・・・・・甘鯛の鱗焼き　ビエートラのアンチョビ風味。
甘鯛を鱗を付けたまま、表面をカリッとローストしたものに、イタリアの季節野菜、ビエートラをアンチョビ共にソテーが、レモンとボンゴレの泡のソースで頂きます。

「Piantonaia Podere Poggio Scalette 2004 Il Vino Di Alta Valle Della Greve」

「パスタ ①」・・・・・カカオを練りこんだタリアテッレと毛蟹。
毛蟹とトマトを合わせたソースで仕上げております。
このパスタを食べる前に、２５年熟成のバルサミコ酢を一滴舐め、口の中をリフレッシュさせます。
このバルサミコ酢、無茶苦茶に美味しいです、酢を感じません、なんとマイルドなんでしょう。

「パスタ ②」・・・・・カッペレッティと茸のスープ仕立て。
カッペレッティとは” 小さな帽子” と意味で、その様な形のパスタでした（笑）。
中には、仔牛のヒレ肉とモルタデッラのムース状のものが入っております。
ポルチーニ茸のスープの中には、３種類の茸も入っており、白舞茸、平茸、山茶茸（茶色いエノキ茸）でした。

「メイン」・・・・・仔鳩のロースト　ポテトのフリッテッレと柿のマリネ。
フランス産の小鳩を使い、胸肉はロースト、モモ肉はタタキにしフライにしたもの、ポテトのフライとマリネした柿を焼いたものが添えられており、レバーを使った濃厚なソースと共に。
マダガスカル産の塩も添えられておりました。

「お口直し」・・・・・ジャスミンのクリームとパッションフルーツのグラニタ

「デザート ①」・・・・・フランボワーズの風船とピスターシュ
「デザート ②」・・・・・チョッコラータ　カルダと黒トリュフのジェラート、柚子のボンボン と バニラのマシュマロ

「小菓子」 と 「こーひー」

やっと念願叶っての ”エノテーカ ピンキオーリ”、想像通り、いや、想像以上に良かったです。

現在の食べログ評価 ３．７８ が信じられません、此方は、まさに名古屋を代表するイタリアンに間違いありません。

帰りがけ、総支配人の坂間さんが、「その内に、東京に再出店をしたい」と言われておりましたが、是非是非、お願い致します。
隣にいらした名古屋の方々が、「そりゃ～困る」と口を揃えて言ってましたが（笑）。

また一つ、名古屋に行く楽しみが増えました。