平飼い鶏に特化している : 中村農場

まだシーズンオフなので、比較的すいていました。
オンシーズンは、名前を書いてから3時間待ちもざら。
今がチャンス！
働き方改革で、今は夜の営業ありません。

抜群に美味しいのは、鶏肉だけでなく、ほろほろ鳥や軍鶏も。
そして卵がまた抜群の美味しさ。

親子丼スープ付き1300円を注文。
次の順番になったら入口近くの券売機で食券を買っておいて、席に案内された時に手渡します。
番号で呼ばれたら取りに行きます。
お水やお茶も、もちろんセルフサービス。

席についたらさほど待たずにお料理が出来上がりました。
地鶏ですっ！という感じのほどよい弾力。
むね肉ももも肉もごちゃ混ぜなので、食感の違いがあります。
それもまた楽しい。
そして、噛みしめるとズーンと来る旨味。
これは美味しい！
卵は濃厚で、ご飯に絡みます。
大量の鶏ガラを使ったに違いない濃厚スープは、薄塩仕上げでいくらでも飲めそう。

隣にお肉や卵、卵を使ったお菓子の直売棟があります。
帰る間際に購入するのも良いですね。

人気店ですが、予約するには「オープンの5時からのみ」「水炊き人数分必須」と、縛りがあります。
シーズンオフの今だけでも、もう少し柔軟にならないかしらね～？
(5時なんて、お腹すいていないもの）

予約している人は多くはなく、私達予約客は優先的に席につきます(夏は混みますよー）。

水たき、常温では凄いプルンプルンのゼリー状です。
これは美肌を期待できる、コラーゲンの塊？
コンロの火を着けると、あっという間に溶けます。
そこに、野菜や鶏肉を入れて煮ます。
もも肉が先、そして野菜、胸肉は最後にさっと火を通すだけにして、という指示です。
スープの美味しさが抜群ですが、お肉もまたとっても美味しいです。

他にも焼き鳥レバーと手羽（大)を追加。
手羽はスーパーで売っているものの2倍以上のサイズです。
どんなに大きな鶏なのっ？
パリで見た食用ウサギが、日本のペットウサギの倍以上のサイズだった衝撃を思い出します。
外側がパリッと焼け、中は脂の旨味がほとばしる美味しいお肉で、野生に戻ってかぶりつくのが吉。

〆にご飯と生卵をもらって雑炊にして、満腹～！

帰りに隣の売店で、今夜のおつまみに薫製ゆで卵を買い、ゴボウのかりんとう（かな？)はお土産に。
とことん満足度の高いお店です♪

農場直営のレストランです。
ここの卵と鶏肉は美味しいっ！
水炊きや焼き鳥も美味しいのですが、今回は親子丼狙いです。

鍋を頼まないと予約できないので、サインナップシートが出る１０時を少し過ぎた頃、名前を書きにきました。
8グループ目、20人目ぐらいです。
11時オープンですが、そのまま売店で買い物をしながら待っている人が多いですね。

売店では、鶏肉、卵、バームクーヘンやカステラ等、いろいろ売っています。
お肉は希少部位も多いです。
ほろほろ鳥も始めまたのですね。
卵はアローカナもあります。
珍しい物いっぱいで、面白い売店です。
保冷剤を入れてもらって、鶏肉と卵を買いました（大きな保冷ボックスと氷を車に持参しています）。

別棟に、プリン専門店もオープンしています。
これは私には甘味が足りないことが前回分かったので、今回はパス。

さて、席につくと、スープ付き親子丼を注文しました。
ブロイラーと違って、味の濃い、身の締まったお肉です。
それでも上手にふっくらと熱を通してあります。
これは技術ですね～♪
卵は2個分ぐらいでしょうか。
半熟具合が良いです。
お米はもう少し固めに炊いた方が好みです。

スープも丁寧に作られています。
ハーブ等でいじくりまわしていない点が、この親子丼に合っています。

ざっくばらんな食堂風のお店ですが、清潔で好感の持てる接客です。
また来ます！

親子丼、水炊き、焼き鳥などは、隣のレストラン部門で食べられます。
並ばなくてはならなかったり、予約は鍋の人のみだったり、制約が大きいですが、たいへん美味しいのです。

さらに、その隣には鶏肉や卵を売っているショップもあります。
これまた(ちょっと高いけれど)とても美味しい！

それならば、この卵を使ったプリンも期待できます。
家へのお土産に買いましょう。

二種類あって、迷ったので、両方買いました。

背の低い方が「八ヶ岳卵のプリン」(360円)。
卵黄が多く、黄色いプリンです。
お砂糖控えめ過ぎて、私にはちょっと物足りないです。
カラメルは黒っぽい割に苦味が少なく、こちらも甘味が薄いです。
卵感はあるし、滑らかです。
最近主流の柔らかいプリンではありません。

背の高い方は「豊潤プリン」(378円)。
こちらの方がスタンダードなプリンに近いですが、やはり甘さ控えめ。
カラメルは同じかもしれません。

悪くないけれど、期待ほどではありませんでした。

2013.9

予約すると、鍋または焼肉（？）を人数分注文しなければならないというシステムに変更されていました。
だんだん少～しずつ制約が増えますね。
『親子丼御膳』なんていう人気メニューもあるので、そちらだけを食べたい人は、
３０分以上の待ち時間を覚悟でウェイティングリストに名前を書くしかありません。

私たちは水炊きが楽しみなので、事前に予約して問題なしです。
その上、息子はしっかり単品の親子丼もたいらげました。
確かにここの親子丼はとても美味しいです。
でも、水炊きの残りのスープにごはんと溶き卵を落としておじやにするのがまた美味しいのですよ。
ペーパーナプキンで口を拭くと、スープのコラーゲンでペタペタ唇にくっつきます（笑）
今回は、それに柔らかい手羽煮込み、ジャンボサイズの手羽焼き（大）をいただきました。

クレジットカード不可、飲み物は自分で取ってくる等、サービスは貧弱ですが、接客態度が悪いわけではありません。
ジョブローテーション制度で、農場、レストラン、売店等異動するので、忙しそうなホールのお姉さんをうまくつかまえると、
可愛いヒヨコの話や産卵鶏と肉用鶏の飼う環境の違いなんて聞けちゃいます。
外観はただの食堂ですが、思わず通ってしまう、良いお店です。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～

2013.8

お肌に良さそうな水炊きを食べよう！
予約しようと電話しましたが、土曜は既にいっぱいで、金曜夜に訪問です。
水炊きは２人前からしか予約受け付けなくなっていました。
あれもこれも食べたいので残念……。
でも、今回は大食漢の夫と一緒なので、大丈夫。
焼き鳥他たくさん頼んで、〆は雑炊。
この卵が美味しいのですよ。
隣の売店でも売っています。
１０個入りで千円ちょっとする高級品ですが、それだけの価値のあるタマゴです。

また、プリン等を売るショップも別棟にできていました。
ネット通販でも買えるようです。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

2011.10

コラーゲンたっぷりの美味しい鶏のスープを使った鍋を楽しもうと３度目の訪問です。
上着の要る季節になり、あったかい鍋物が嬉しいのです。

鍋をチョイスするには、鍋用のテーブルが必要なので、予約した方が確実です。
水炊き１人前と、サラダ、焼き鳥６本のおまかせ、ビール（運転をしない母用）、
しめて４千円ほど。
お腹が苦しくなるほどパンパンになります。

水炊きのスープは、ちょっと冷めるとペタペタするほど濃厚な鶏ガラスープです。
「もも肉は煮込んで良いけれど、胸肉は硬くなるからさっと火を通す程度で」
との説明の通りにいただきます。
地鶏、味わい深くて美味しい～～～。
高原野菜もみずみずしくて、しゃっきり元気です。
焼き鳥も、珍しい部位が多くて、こちらならではの味です。

最後はごはんと卵をもらって雑炊にしようと思っていたのに、とてもそんなに入りません。
でも、本当に美味しいスープなので、最後まで飲んでしまいました。
う～ん♡　この鍋、くせになりそうです。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

2011.6

軽い晩御飯にしたかったので、焼き鳥でもつまもうと来店。

甲州地鶏の養鶏場直営のレストランであるようです。

隣にショップがあり、いろいろな部位の鶏肉を買うことができます。
卵も、加熱して美味しいものと、生で美味しいものの２種類。
保冷箱、保冷剤も用意してあるので、お持ち帰りも安心。

さて、レストランの方はというと……
外観は、そっけな～い。
シンプルななりに、もうちょっと美味しそうな外装にならなかったのかと、
思わずつっこみを入れたくなります（笑）。
でも、中は木の壁で、チープななりに、清潔感があります。
「御用の時は、押して」
という、ファミレスで見るようなボタンがテーブルに設置されています。
お水はピッチャーでドン。
はいはい、勝手に注ぎますよ～。

山登りの帰りに汗まみれでも入れそうな雰囲気に、大丈夫かな～、と
不安になるかもしれませんが、ここの鶏と卵、ただ者ではありません。

しっかりした歯ごたえ。
硬いのではないのです。
しまっている、というのが良いでしょう。
そして、味が濃い！
今まで食べていたブロイラーって、水っぽい！とよーくわかります。

卵も、滋養に富んだ味。
嬉しいですね～。

この日食べた焼き鳥も珍しい部位が香ばしく焼けていて素晴らしいのですが、
以前食べた親子丼も、卵の火の通し方が絶妙でした。
サラダがこれまたたっぷりの上、良いのです。
ゆで卵が乗せてあるのもぴったりですし、ドレッシングのからみもバッチリ。

あらあら、また行きたくなってきてしまいました。