金沢「小松弥助」を基準(総合5.0)として。（握りのみ） : 鮨し人

【2016年1月23日(土)昼12時の訪問記録】
チョット店に変化が出たように感じた、僕がいろいろな鮨店を訪問して知識が増えた為なのかとても違和感を感じてしまった、物理的には弟子が３人になっていた事と、握りの出される時間的間隔が間延びしているようにも感じた、そしてネタの幾つかでとても冷たかった、まるで冷蔵庫から出されたままのような、これでは手抜きと言われてもしょうがない、今日で8回目の訪問だが過去には無かった事だ、はたして今回だけだろうか？これではポイントを下げざるを得ない。

【2015年12月3日(木)夜の訪問記録】
今回で8回目の訪問、今までは昼の訪問ばかりだったが、今回は親友2名を伴って行ってきました、当然お酒もいただきました、僕は生ビール2敗、友達の一人は運転があるのでノンアルコールビールを2本、もう一人は大将お勧めの「満寿泉」を１合注文しました、酒のつまみとしてお造りで最初に「バイ貝」、中ほどで「ブリ、カワハギ、鯛の昆布〆」を出され、どれも厳選されとても美味しかったです、さて握りはと言うと、1貫目は雲丹とイクラをシャリに乗せたもの、2貫目.甘海老と白エビ両方とも昆布で絞めてある、3貫目.香箱蟹、4貫目.のど黒の串焼きとズワイ蟹、5貫目.アラ、6貫目.鯵、これは脂がのって最高だった、７貫目ヒラメの昆布〆、8.大間産中トロ、9貫目.うなきゅう、以上です、追加で新湊産「しめさば」これは絶品の味わいで今日も最高の鮨三昧でした。余計な事ですが金沢懐石料理の名店「つる幸」のご主人も訪れたことがあると大将が仰ってました、さすが！

※大将に写真撮影をお願いし、快く許可を頂いた。
3,000円のコースを前日に電話で予約し、以下のメニューとなった。
1.甘エビ
2.白エビ
3.ズワイガニ
・定番の茶碗蒸し
4.アラ
5.馬頭鯛
6..鯵の昆布〆
7.ブリ
8.大間のトロ
・椀
9.桜鱒
10.穴子
追加
・のどぐろ
・バイ貝
11.デザート
　お会計は4,320円（税込）でした。食したのは握りのみで有料ドリンクは飲みません（下戸ゆえ）
やはり、この店は富山一です、大将は人手が不足してサービスがおろそかになり申し訳ないとしきりに恐縮しておられた、今も上市の「城山の湧水」を汲みに行ってますかとたずねると、最近は人手が不足して行く時間が取れないと嘆いておられました、見ていると奉公人(バイトか助っ人)はいるようだが、その人はお茶やお絞り椀汁などを出す役目で、握りや調理、勘定は大将が一人でやっていて、とても大変そうだった、時々折れそうになると言っておられた、只々健康に留意し頑張ってくださいと言うしかない、こんな美味しい寿司が食べられなくなったら残念この上なしだから。

生魚苦手の家内をなんとか寿司好きに調教しようと、この寿司店に連れていきました、前回訪問時に大将に「家内は生魚が苦手なので、ご配慮頂けますか？」と伺ったところ、「大丈夫ですよ!」と返事を頂きましたので、ちよっと期待して伺いました、そして入店して大将に先日配慮お願いしたものですが今日は家内もお勧め握りで大丈夫と言ってますのでとはなすと「先日お聞きしていたので焼物を用意してますよ」との事、ちゃんと覚えていて配慮して頂いたことに感動しました、そして家内の握りは甘エビ、白エビ昆布〆、ズワイガニ、そして、焼物盛り(ブリ、煮たこ、穴子、香箱蟹、すし飯)、デザートと出されました、そして家内は追加で「本マグロの大トロ」にチャレンジしました、食べ終わると凄く美味かったと感動し、次は家族4人で来たいと言い出す始末です、とても「鮨人」が気に入ったようです、また、機会をみて家族4人で伺うつもりです。
　本マグロは、アイルランドで捕れたものだとのこと、最近は国産本マグロ、特に青森大間産は数がとても少ない為入荷が困難を極めているそうだ！

【2014年12月27日 12時】
今日はおまかせ握り4,000円を注文、前回は3,000円だった、大将に聞いたところ、違いは焼き物が付くところだと！それから「おまかせ握り」は、何貫が基本ですか？と聞いたら、8貫だったり10貫だったりと日によって違うとの事、ネタは地物で富山の漁港や石川県の七尾の漁港で水揚げされた物を使っているとの事、県外からあえて取り寄せる事はしないと仰っていました、という事は北陸の魚は良いものが捕れるという事だろう！金沢や富山に寿司の名店が多い訳に納得である。
　鮨人のお品書きはなく、おまかせ握りのみで昼は、3,000円・4,000円・5,000円で、夜は8,000円・10,000円・12,000円となるそうです。

【2014年9月18日(木)昼の訪問記録】
　富山県「食べログ、寿司」ランキングでポイントNo.1の「鮨人」へ行って来ました、出された順番で紹介します、最初は茶碗蒸し(梅酢の餡かけ)、1.生甘海老と、2.白海老昆布〆、3.紅葉(もみじ)鯛、4.アラの昆布〆（にぎりを味わうあまり撮影を忘れた）、5.墨烏賊（すみいか）、6.真鰯（まいわし）、魚出汁の腕、7.ズワイガニ、8.鮪とろ、9.ウニとイクラ、10.穴子、そしてデザート(塩のジェラート)で終了でした、にぎりは10貫、茶碗蒸し、椀、デザートで￥3,000（税別）価格的に他のすし屋より高いかな、でも、旨いし、とても気に入ったから許せる範囲です、シャリは砂糖とか味醂（みりん）は使用せず米の甘みと赤酢でと大将が説明していました、そしてこれがなかなか旨い、ガリの味付けは濃い目だが嫌味は無く旨かったです、ガリも赤酢漬らしいです、これも好みは分かれるかも、故におおいに満足した寿司ランチでした、とにかく大将のこだわりが調理全てに感じられました、絶対に再訪するつもりです。
入店早々大将に「食べログ」で富山県一ですよと話しかけると、「食べログ」は問題が多くて一切見ないことにしていますと、やはりネットでのクチコミが問題になっていた”やらせ評価”とかがとても気になっていらっしゃるようでした、そこで「食べログ」に対する僕の意見を後述のような事をおこがましくも申し上げました、最近は口コミも改善されポイント3.5以上は信頼できる店が多いし、旅に出かけたときは「食べログ」のポイントを頼りに店を探し食していますと話しました、他にも「食べログ」の特徴を話しますと最後は大将も旅に出かけたときは参考にしてみようかなとおっしゃっていました。
　他の寿司屋との違い、まず、醤油が置いてないこと（にぎりは全て醤油を刷毛で塗って出される）、にぎりを手で持ち食した場合の専用お絞りが出ること、シャリが薄赤いこと、わさびがネタ下についているがとても少量で素材の味を殺さないこと、後で思い出すと感心することばかりでした。やっと思い描いていた理想の寿司屋さんに出会ったかと思うと感激です。