食品工業団地の団地食堂内に移転後、食品会館に再移転！ : ひだか

食品工業団地から、近所の食品会館に再移転された、奥出雲そば処ひだか。

2015.01********************************

移転後、初訪問です。

以前の団地食堂は、一膳飯屋と寄合のようなお店でしたが、今回はフロアを占有したお店になりました。
席数も大幅に増えて、大きな構えになりました。

お客さんはネクタイ姿のサラリーマンの姿が多いです。
見覚えのある、某企業の役員さんのお姿などもあり、お客さんのスジは良さそうです。

メニューを拝見すると、かなりラインアップが充実しました。
温冷の種物に加えて、丼モノとそれらのセットもできるようです。
さらには、うどんも始められたようです。

釜揚げと割子という選択肢もありましたが、今回は割子でミニ玉子丼のセット￥790としました。

先客のオーダーは定食であったり、天ぷらそばや、とろろ割子などが運ばれていました。

9分ほどでセット登場。

薬味が別皿に盛られた割子そば。
のしべらが広い、平打ちの蕎麦です。
ちょっと画像を拡大してみると、ホシが飛んでいて、いい具合に水を纏って、キラリと光る蕎麦です。
コシがしっかりしていて、なかなかヨロシ。

そばつゆは、以前と変わらず、やや濃いめでやや甘口です。

ミニ玉子丼です。
出汁がイイなあ。
カツオの旨みがしっかり効いていて、美味しい。

そば湯には、揚げた蕎麦が浮かせてあります。
こういう小さなものにも、一工夫が凝らしてあるのはうれしいですね。


ちょっと通ってみたくなったので、続けて訪問。

釜揚げそば￥600を頂きました。

そばつゆが別添えで、好みで味を調えるタイプです。

個人的な好みは何もトッピングされていない状態で、蕎麦の香りの中に浸りたいのですが、刻み海苔が乗っていました。

冷蕎麦とは異なって、もっちりした独特の噛み応えがあります。
温蕎麦の出来もイイですね。

お店の場所が変わったりすると、微妙に味が落ちたりすることがあったりしますが、ココの場合は杞憂だったようです。
お値段以上に、値打ちのある蕎麦だと思いました。
これからも、通いたくなりました。　(2015.01)

2010.07********************************

電話をかけても通じず、お店に行ってもひと気がなく、てっきり閉店してしまったと思いこんでいましたら、意外な場所に移転しておられました。（旧店舗あとには「中勢」がオープン。）
米子食品工業団地内の、米子魚市場の並びにある団地食堂の中にあります。

６月某日、団地食堂はけっこう混雑するので、13：00過ぎに訪問。そばは売り切れで、終了してました。
再度、６月某日、朝食を抜き、遅番の出勤前9：30頃、中休みなのか誰もおらず...。店内の写真だけ撮って帰りました。
７月某日、ジャスト12：00、ようやく３度目の正直で蕎麦にありつけました。

旧店舗では、奥出雲産の水車挽きと店内の石臼挽きのブレンドということであったのですが、現店舗の調理スペースはとっても狭く、そばを打つようなスペースはないですね。
どこか他の場所で打っているのでしょう。
おそばに関するインフォメーションはメニュー以外に何もありません。

釜揚げも、ざるも￥500というお値段なので、両方取るか悩んだのですが、さすがに今日は暑い。
たまには種物もよかろうと思い、天ざる￥750にしました。
代金先払いで、出来上がるとセルフで受け取りに。もちろん、下げ物もセルフ。

6～7分待ったでしょうか。手際良く、天ざるが出て参りました。
やや平べったい形のそば切りで、出雲そばらしいしっかりしたコシがあります。
そばつゆは、甘口でやや濃いめの味です。
じゃばじゃば蕎麦を浸すのは、味が濃くてNGですね。
薬味は海苔、ねぎ、大根おろし、練りわさび。

天ぷらには、ありがたいことに別の天つゆが付いています。
海老、椎茸、玉ねぎ、ピーマン、大葉、キス、かぼちゃと、けっこうたくさん盛ってありますね。
食品団地の食堂ということもあり、お手頃価格でCPはかなり良いのではないでしょうか。

ボリュームは成人男性にはやや不足気味で、大盛り（プラス￥150）または、そば定食（内容は不明）がよろしいのではないでしょうか。

ただし、昼時の店内は滅法やかましくて、落ち着いてそばを堪能したいという方には合わないでしょうね。
それから、そば職人さんの姿がちょくちょく見えなくなります。
なんだか、団地食堂の方もお手伝いされるようで、ひょっとしたら、「ひだか」さんが丸ごと団地食堂の業務を請け負われたんじゃないかなあ、なんて思いました。
（忙しそうだったので、オーダー以外に何のお話も出来ず確認できませんでした。　2010.07）