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仏法僧巴と翔る杉の鉾
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Mr.ぴぃ
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店名 |
高橋家(髙橋家 たかはしや)
|
---|---|
ジャンル | そば、日本料理 |
お問い合わせ |
0426-61-0010 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
京王線高尾山口駅より歩いて3分 高尾山口駅から213m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 |
席数 |
150席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 お店隣に2台駐車場ありました…無いって記載してあったので、有料止めて行ったら、隣にあって空いてました |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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ぬかるみをこね返して十二、三町歩くのが大変であったが、それでも風はなく、青空さえちらちら見えはじめた。会場は、高尾の登り口にある、高橋屋という立派な二階建の茶屋である。
水原秋櫻子の随筆雪の高尾の一節に、此処高橋家(随筆中、高橋屋)が記載されている。昭和22年1月15日、秋櫻子が馬酔木復刊記念会が開催された場所でもある。
思い付きで高尾山までやってきた。正直、何も考えていない。正しく行き当りバッタリ。
高尾山。関東山地の南東端に当たる東京都八王子市南西部にある山。標高599㍍。
古くから修験道の霊山としても知られ、山頂の東方約500㍍に薬王院有喜寺がある。山麓からケーブルカーとリフトが通じ、山頂近くに十三州見晴台があり、明治の森高尾国定公園の中心観光地。
平成19年から連続して、ミシュランガイドで最高ランクとなる三つ星観光地に選出されている。
年間の登山者数は約260万人を超えており、此れは世界一の登山者数と云うことになる。
本当なら、↑斯様な文章を併せて日誌に載せたいんだけど、雛祭りの話をもう少し続けたいんで、評論を先に書くことに決めた。
最急勾配31度18分、日本一の急勾配と云われるケーブルカーに乗って行けば、頂上迄の距離は然程苦にはならないだろう。
昼の時間には全然早いのだが、登山に苦労が無いのなら呑んでも問題が無いだろうと短絡的に麦酒壜を註文する。
コップに注ぎ、喉を潤す。
花粉がいっぱい飛んでいるのに何故高尾山に居るのか、と云う疑念は彼方に置いて、昼日中、いや未だ朝の陽ざしのほうが色濃く残る時間帯にアルコールを体の隅々に迄沁み亘らせるのは何とも心地良い。
何なら此の儘帰っても良いのかもしれない、なんて不遜なことを考えながら、蕎麦を待つ。
其の蕎麦を待つ身乍ら、登ったら登ったで、何であの時我慢をしなかったんだろうと思うだろうなと云う思いも過る。
若くなくなっていく、つまりは老いを感じると云うのは、食べる量が格段に落ちると云うことで、此れが先に巡らすことになるだろう後悔の理由だ。
そうこうしていると厚焼き玉子が登場。何故だか解らないが、岩海苔山葵が付いている。
味噌漬けの蒟蒻刺身とか、山葵菜、蕗味噌の山菜の盛り合わせとかも頼めば良かったなと相棒に声を掛けると、「此れから上まで登るんだろ?」と切り返される。相手の左手に握られたコップを見ると何の説得力も無いのだが。
既に素面其の物だが、精神的に堕落、互いにぐだぐだの最中、程無くして配膳されたのが、冷やしとろろそば。冷たい汁の中に蕎麦が泳いでいる。
所謂、漬け汁で蕎麦を啜りたいのなら、此方の店はせいろと月見芋と云って註文しなければ目の前に現れてはくれないから注意が必要だ。って、品書きに書いているから、そんなへまは普通はないから、注意を参考と云う言葉に変えておこう。
高尾山でとろろそばが名物となるのは明治以降。高尾山薬王院の参拝客に元気をつけて貰おうと振る舞ったのが始まりのようだ。
そう云う単純な理由で、冷やしとろろそばなんかを註文している訳。観光地で食べるものだから、こんな程度で満足満足なのだ。
先ずは少しとろろを啜ることになるのだが、ふむ、思っていたよりも旨いじゃないの、が感想。
それじゃ、蕎麦だけを口にしてみたら、あら、思っていたよりも儲けもんみたいな、なんて感想。
蕎麦の喉越しも宜しいし、此れはさっさと蕎麦ととろろを合体させるべきね、と至極当然な考えに行き着くのである。
相棒は、蕎麦よりも米の飯とかが良いとか云って、散々に麦とろめしか、鴨ねぎ丼で迷いに迷い、やっぱりさぁ、開いた口へ牡丹餅とか訳の分からないことを宣いながら、鴨ねぎ丼を註文。
で、如何かと云うと、此れ亦如何して悪くない。葱な感じが宜しいんじゃないでしょうか、なんて誰に説明してんだか解らないような言葉を吐きながら、丼飯を掻っ込んでいく。
香の物が口直しにさり気に良くて、やっぱり目っけ物だったかなと思う次第。
朝から並ぶこともあるようだから、店の態度は何処となく突っ慳貪の御愛想無しで、店としては如何なのよ、ではあるんだけどね。
本来なら、くるみそば(胡桃を塗した蕎麦菓子)とか、店内に鎮座する柿の木に因み、柿日和(薄切りの干し柿)、柿珠玉(丸ごと柿のシャーベットの半分)辺りを口にしないとぴぃらしからぬ評論なんだけど、ご飯類は食べられないにしても、天狗絡みの食物連鎖がいっぱい待ってるだろうから、此処は我慢の為所じゃないの、と一生懸命を自分を押さえたのである。
でも、観光地にあっては「あり」の店、此方の店の言葉を借りれば、「あり」の蕎麦座となるのかな。イザ、再訪となると目移りしちゃって、多分、きっと、先ず間違いなく別の店に行くんだろうけどなぁ(笑)
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