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バオバブさんの他のお店の口コミ
店名 |
蕎麦懐石 無庵(むあん)
|
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受賞・選出歴 |
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ジャンル | そば、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
042-524-0512 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線、青梅線、南武線「立川駅」北口から徒歩6分。 立川北駅から157m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥5,000~¥5,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー不可 |
席数 |
36席 |
---|---|
個室 |
有 (8人可) 座敷にテーブル(掘りごたつ式) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
周りのお客様へのご配慮の為、大変申し訳ございませんが |
ホームページ | |
オープン日 |
1989年 |
備考 | |
お店のPR |
料理と蕎麦をジャズとともに。 季節感と粋を味わう。
蕎麦は八ヶ岳山麓産の玄蕎麦と相模湖産の玄蕎麦を使用。 野菜は無庵ファームで栽培された無農薬野菜を中心に、その時折の季節野菜を提供しております。 素材からこだわっている料理や蕎麦をぜひご堪能ください。 |
初投稿者 |
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【2014/12/10】 蕎麦懐石 無庵
その店は今までに一度仕事で立川に行った時に夕食を取りに訪れた事があった。随分以前になるがその時はしこたまお酒を飲んだ記憶があり、えらく美味しい酒の肴が出てくる麦屋だと言う印象でしかなかった。場所もそんなに良い場所ではない。今は多摩モノレールが出来ていてその立川の駅である立川北の西側の住宅街の中にあると言えるのだが、その当時は立川駅からかなり外れた場所にあるちょっと場末にある店という印象だった記憶がある。それにしてもJR立川駅北口周辺の街並は変わっていた。伊勢丹と高島屋ってこんな所にあったのだっけとか、こんな大きな道なんてなかったよねとか、知っている町ではなかった。
ランチを頂きに早めに店の前まで行ってみると2,3組のグループはまだ開店していない店の前で立って待っていた。店が開くと予約客を先に店内に入れ予約していない私達は後回しとなり、その後玄関の中で席が出来るまで待つ事になった。朝に予約を入れようとしたのだが、予約はコース(昼の蕎麦遊膳2種類)のみとなっているようでしかも前日までに行う必要があると言う事なので予約なしで店まで来たのだった。
しばし待って座敷に通された。どちらかというとテーブル席の方が良かったのだが何の配慮か座敷席だった。座敷の広さは4畳半位の小さな部屋だった。古民家の玄関の間と位置にある。
そば湯が最初に持って来られた。BGMはJazz Vocalの‘Helen Merrill’がかなりいい音で歌っていた。座敷席からは見えないのだがいいオーディオセットを使っているのだろうと想像させる。
和紙に手描きで書かれた品書きから、
生粉(きこ)打ち 1,050円
碾きぐるみ 1,050円
と
あい鴨のロースト 1,580円
下仁田葱てんぷら 1,000円
を頼んでみる。蕎麦は何れも八ヶ岳産玄蕎麦を使っていると品書きに書かれている。確か野菜は相模湖周辺で自家栽培しているようだったが蕎麦は栽培しているのだろうか。“下仁田葱てんぷら”とは下仁田葱をどのようにして天ぷらにしてくるのかは注文の段階では想像が付いていない。
最初に出て来たのは“あい鴨のロースト”。片身の合鴨のローストの切り身が7枚(という事は約半分ほど)と赤蕪と葱が添えられている。ローストの上には山椒の実の酢漬け?を叩いて乗せてある。好みから言うともう少し脂を抜いてくれた方が嬉しいが実に美味しい。
次が“下仁田葱てんぷら”。全く想像していたような恰好ではなかった。葱一本をそのまま天ぷらにしてあった。もう冬だし下仁田葱の中の方はトロトロになっていた。先に少し炙ってあり、ツメで味が付けてある。下仁田葱は鍋物にして食べる物と思っていたのだが認識不足だった。
追加して
牡蠣 天ぷら 1.500円
も頼んでみる。
すぐに出て来た。ぷくっと膨れて大ぶりの恐らく広島産の牡蠣だと思うが2個が天ぷらになっていた。美味しいのは美味しいが一個750円とはまた高価な事。山椒の粉が欲しくなったがここではレモンを絞って食べるようになっている。
ようやく蕎麦が出来上がってきた。出てくるのが遅かったのは恐らく予約客のコースを作る事を優先していた為だろう。予約客を優先して店内に入れたのだから予約客の注文が先に通っているのは当然で、注文の順に調理していると言う事らしい。ちょっと釈然としない所もある。
蕎麦は“生粉打ち”と“碾きぐるみ”で見た目も違えば薬味まで違っていた。外皮を除いて石臼手挽きした“生粉打ち”の方が上品で、薬味は暮坪かぶの擦った物のみ。蕎麦は細く切られているが腰がしっかりしている。2つの山状に盛られているが量は思ったほどには少なくない。薬味の暮坪(くれつぼ)かぶは岩手県遠野市の暮坪地区で取れるかぶで究極の薬味と呼ばれるかぶだ。今年お目に掛かったのは初めてだった。
一方の“碾きぐるみ”は玄蕎麦を丸ごと碾いたそばで“生粉打ち”と較べ色は黒く蕎麦も太く見るからに力強い。皮が入っているのでこちらの方が香りが強い。薬味は晒し葱と山葵。いずれも10割なのだがこちらも腰が強くボロボロした所が一切ない。好みから言うと“碾きぐるみ”を二枚食べたい。
ここまで食べ進んでさてデザートは思ったが意外とお腹がいっぱいになっている事に気が付いた。ちょっと油物が多かったのかな。お昼のコースだとどんなものになるのか興味がある。次回、わざわざ立川まで来る時にはコースを予約してみようと思う。
品書きを見ても出てくる料理を見てもここは蕎麦屋というより創作日本料理屋さんで締めに蕎麦を頂けるというお店の様だ。出来れば真っ当に日本酒を飲む事が良いと思われるが酒を飲めなくなっている私には若干辛い所がある。昼でも出来るなら前日までに予約しておいた方が良いし、数の限りがあるので前日であっても予約が出来ない事もあるらしいので、予定が決まったらなるべく早く予約をしておくのが良さそうだ。お値段の価値は確かにある。