あっさりうなわさ重(*≧∀≦*)やっぱり美味しい坂東太郎 : うなぎ 魚政

（2017.3.3　再訪）

以前、こちらで鰻重をいただいたときに初めて「坂東太郎」が人の名前ではなく鰻の名前だと知った。
養殖鰻だが、餌にこだわったブランド鰻なのだ。
その味は身は程よく脂が乗り、ふわふわでジューシー。
久しぶりにまた食べたいなと思っていたが、なかなか再訪する機会に恵まれず。
たまたまとある飲み会の席で「坂東太郎」の話をすると、「食べたい」という人が何人かいたので予約をして伺うことになった。

19時に5名で予約。
こちらで坂東太郎が食べたければ、予約時にお願いしておく必要がある。
それでも入荷によっては坂東太郎が入らない場合もあるらしく、予約時に第一希望から第三希望までを全員分伝えた。
しかし仮に坂東太郎が当日入荷しなくても、キャンセルすることはできない。
あとは当日の仕入れがあることを祈るばかりである。

そして当日。
生憎5名で予約したが、一人が体調不良で欠席。
ピンチヒッターを手配しようと試みるも、四ツ木まで来てくれる人は見つからなかったので4人で5人前食べる覚悟で出発。
そして19時ちょうどにお店に到着。
お店は京成四ツ木の駅からすぐ。
「坂東太郎」ののぼりが立っているのですぐにわかる。
先客は3組。
私たちは入って奥のテーブル席に案内された。

今回はコースではなく、鰻重を単品で。
もともと予約時にお願いしていたのは、坂東太郎・特上のうな重を４つと坂東太郎・上のうなわさ重を１つ。
欠席となってしまったメンバーの分は特上のうな重だったので、それを４人で１つずつ食べ、うなわさ重を４人で分けて両方味わうことにした。
お弁当にもできますけど、と言われたが、誰が持って帰るかでケンカになるので完食して帰るに限る。

こちらは注文が入ってから捌くので出てくるまで時間がかかる。
鰻重には骨煎餅と肝わさがついてくるので、それらをビールでつまみながら待つ。
瓶ビールが4本目になったところでうなわさ重が到着。
取り分け用のお茶碗をもらい、あっという間に完食(*≧∀≦*)
そこから20分ほどしてうな重がやってきた。
一人前と1/4人前食べたので、さすがにおなかがはちきれそうになったが、なんとか完食。
舌を火傷したくらいのアツアツ鰻、美味しかった。

ごちそうさまでした。


＜フード＞

◎骨煎餅、肝わさ・・・程よい塩加減でパリパリの骨煎餅。ビールにピッタリのおつまみ。
わさび醤油でいただく肝わさは一切臭みもなく、美味しい。こちらは日本酒が欲しくなる。

◎坂東太郎・上　うなわさ重（5,040円）・・・重箱に入ったごはんの上に白焼きと長ネギのスライスが乗ったうなわさ重。
お茶碗に取り分けてから山葵を溶いただし醤油でいただく。
このような食べ方は初めてだったが、これはこれであっさりしていて美味しい。
ハーフ＆ハーフがあれば間違いなく注文するだろう。

◎坂東太郎・特上　うな重（5,880円）・・・固すぎず、柔らかすぎず、程よい炊き加減のごはんの上に、焼きたてアツアツの鰻が隙間なくおさまっている。
鰻の身は箸からこぼれるほどふわふわな柔らかさ。
口に入れると旨味がとろける。
タレはやや甘めだが、坂東太郎にはよく合っている。


最近幸せなことに、鰻をいただく機会が立て続けにあった。
それぞれのお店の鰻には特徴があり、どれも違った美味しさがあるが、ここへきて初めて気になったことがある。
それは「小骨」だ。
とあるお店の鰻を食べてから鰻の小骨が気になり始めた。
もちろん小骨があっても普通に食べられるし、今までは小骨があることなんて全く気にならなかったのだが。

こちらのメニューには「鰻は魚なので小骨に気を付けてお召し上がりください」と注意書きがある。
そして実際に目で確認できる小骨があった。
噛んだ時にザリっとしたのは皮の焦げ目ではなく小骨だったんだな、と今更ながらに気付かされた。


＜ドリンク＞

・アサヒスーパードライ（中ビン）700円×４

（2015.5.22 訪問）

とあるお祝いの席にお声かけいただき、こちらのお店へ。
東京で鰻を食べるのは初めてのため期待大です（≧∇≦）

お店は四ツ木の駅からすぐ。
昔ながらの座敷を想像していたら、広々としたテーブル席のみでした。
そしてお店の方がとても親切（≧∇≦）
一人先に着いてしまい、オロオロしていた私にいろいろと気遣いいただきました(*^^*)

お料理はコースで、お造り、酢の物などをいただいたあと、坂東太郎のうな重をいただきました。


・先付・・・空豆の塩茹、うなぎレバーの佃煮、湯葉
　うなぎレバーは極上のお酒の肴という感じ♪( ´▽｀)

・酢の物・・・青魚と蟹爪が入った贅沢な酢の物
　酢の加減が甘くなく好みでした(*^^*)

・お造り・・・イカとマグロのお造り
　マグロが口の中でとろけます。美味しい（≧∇≦）

・骨煎餅・・・程よい塩加減の骨煎餅
　さっくりと軽く、いくらでも食べられそうな骨煎餅。わさび醤油でいただく肝も癖がなくて美味しい♪( ´▽｀)

・坂東太郎うな重（上）・・・ごはんを完全に隠すように横たわる坂東太郎。幸せすぎます（≧∇≦）
　固めに炊かれたごはんと絡み合うタレ。そして身はふわふわながらも香ばしく焼かれた鰻。
　ごはんと鰻が別々のうな重より乗せてあるほうが断然好き♪( ´▽｀)
　しあわせすぎてお吸い物とお漬物の味を覚えていません(^◇^;)

・お吸い物、香の物・・・写真があるから食べたんだろうけど、まったく記憶にございません

・デザート


この日は飲みませんでしたが、十四代や飛露喜など地酒も充実。
帰り際に鰻も見せていただきました。
有名店なのにお店の方は皆さん優しくて素敵でした♪( ´▽｀)

ごちそうさまでした。