シンプルゆえに、鳥の美味しさが引きたつ唐揚げや鳥刺し。脳髄を刺激するうまさ！ : 鳥房

【２０１６年２月夜往訪】
　立石パトロール３軒目^^; こちらは店内でいただいたのは３回目になる。相変わらず人気で、午後３時１５分ぐらいから並び始める人が出て、開店の４時に並び始めても１回転目には入れない。この教訓を前回会得していたので、今回は早々に並んでみたら、楽々入れました。２回転目のために並ぶよりストレスなくていい。土曜日だしね。

　建物内は相変わらず狭くて長居するのはしんどいので、さくっと食べて飲んで１時間もいないで出るのがこの店の使い方。女将？は相変わらず厳しく、時々無茶なことも言う。ちょっと言い過ぎでは？と思うこともないでもないが、これも宇ち多と一緒で、客への統制をビシッと効かせるためには必要なことかとも思えば許せる。その効果は一目瞭然、騒ぐ客などいない。

　料理はほとんど毎回同じものをいただくが、今回初めて「ぬた」と「鳥からし味」を注文。まずまず。いつものメニューはビールが進んで相変わらず美味しい。いい店ですね。でもやはり地元に住んでる地元の人がゆっくり食べて飲むのが一番いい使われ方で、僕らよそ者はあまり行っちゃいけないような気がする。。。地元の人に申し訳ないという気になる。。。

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【２０１５年９月夜往訪】
　久々に伺いました。連休初日、以前からやろうやろうと言っていて実現しなかった京成立石散歩。スタートが遅かったのであちこち回ることは出来なかったけれど、蓮休初日は店もほとんど開いていて、楽しめました^^

　一軒目はやはりこちら。ぼくは３回目だったが同行者はお初だったので、駅から降りた瞬間から軽い興奮状態（笑）、鳥房の表側の雰囲気にもやられ、さらに横の行列を見て興奮は頂点に（笑）。４時の開店時は行列の人たちだけで満員、ぼくらは２回転目に向けて並ぶこと３０分程度。いいタイミングでした。

　　ぎゅうぎゅう詰めの店内では、ご高齢ながらかなり押しが強く挑戦的な女将が場を仕切る。食べるのが遅い客に悪態をついたり、足が邪魔な客を怒ったりしているが、みんな笑いながらはいはいと言うことを聞いている（笑）。いい雰囲気です。

　さて、お通しでビールをいただきながら、ぬた、ぽんず刺し、南蛮漬け、おしんこなどいただく。どれも美味しいが、特にポン酢刺しが美味い。赤青の唐辛子がかかっていて、程よい辛味とポン酢の酸味、肉の新鮮さがとても合っている。酒の肴に最高な一品。お通し始め、どれも美味しい。

　そして鳥の唐揚げが来た。上から２番目の重さのものにしたが、食べてみると相当なボリューム。もう一つ小さいやつにすればよかったと後悔しつつも、あっという間に平らげた。油で揚げているのに皮がぱりっとして油を吸っていず、なかは締まった赤み。揚げたてということもあり、最高の美味しさ。

　店の先の路地沿いには「再開発反対！」のフラッグがかかっている。この奥の戦後間もないと思われるバラックの飲屋街を中心に、再開発が行われようとしているらしい。複雑な気持ちですねぇ。確かにこのまんまでいいわけではない。特に災害や火災などには今のままでは弱すぎる。とはいえ、立石の今の雰囲気は戦後の風俗を今に伝える貴重な遺産？と思われ。単純に壊して分譲マンションなど建ってしまうと、この街の魅力は半減してしまいそう。とはいえ実際にここに住んだり商売している、また所有している人たちがどうしたいか、というのが一番大事。ノスタルジーだけでは生きていけないし。難しい・・・


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【2014年6月往訪】
　ついに、店内でいただくことができた。メインである鳥の唐揚げ(半身を丸ごと揚げたもの)は、鳥の大きさや肉付きなどにより、毎日ランクごとのお値段が微妙に変わる仕組みらしい。この日は4段階あって、最上級が650円也。思わず、安っ、と口を突いて出る。

　いや〜、揚げたては美味しいね！手は油でぐしゃぐしゃになるが、シンプルながら、美味しいわ〜♡ 思わず無口になる。座れたのがカウンターの一番奥で、店主であろうおばぁさんとちょこちょこ話が出来た。お店が出来てからもうすぐ70年になるらしい。それ以来この唐揚げがあると。鳥の半身揚げがメジャーらしい新潟か山形あたりと何か関係があるのかと伺ってみると、関係ない、と力強く、おっしゃられていた、

　メニューの種類はそれほどないが、鳥ポン酢とか鳥南蛮漬けとか、その他いろいろ。懐かしいだけでなく、美味しい！立石、いろんな店をこれから探求しまっせ！(^O^)／


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　知り合いがFBで書いていたのを見て、初めて立石に足を踏み入れた。この日はテイクアウトにした。電話で２個予約すると、２時間後に出来るとのことで、わざわざ電車賃片道４００円強かけて引き取りに向かった。

　かなり早く着いたので、店内で飲もうかと、裏手の入り口を覗いてみたら、日曜日の午後５時頃で満席orz　仕方なく街を徘徊していて目に停まった寿司屋（栄寿司）に衝動的に入ってしまった。栄寿司すばらしい！しばし立石のポテンシャルの高さに興奮しながら、やっと予定時間を迎え、お店に。揚げたてを２個（半身を２個）ゲット。一つ６５０円のものを二つ。大きさによって？値段のグレードがいくつかあるようだ。

　電車のなかでも匂いがぷんぷんしたが知らぬ顔してやっと家に帰宅、早速ワインを開けてかんぱーい！！お店と同じようにせんキャベツを用意してお皿に盛って気分を盛り上げる。最初はフォークなど使おうかと思ったが、すぐに素手に。美味い！クセのないさっぱりした食感。。油もさらっとして、これはいくらでも食べられそう。店内で揚げたて直後のものをビールと一緒にいただいたらさぞ美味しいだろうと想像。しかも店内ではとても気になる様々なメニューがある。次は絶対店内で宴会だ〜！！

　「鳥の半身揚げ」は新潟の三条あたりのソウルフード、そして北海道の小樽あたりでもメジャーな存在。どんな歴史があるのかがちょっと気になる。それとともに、立石という街のディープさにすっかり心を奪われて、これから立石詣でをしそう（笑）