特報！カルボナーラのつけ生パスタがめっちゃ興奮する旨さ。北千住のオステリア・ＹＯＳＨＩ。 : オステリア ヨシ

北千住に来ています。

この店も足立本で知りました。店の前は何回ともなく通っておりますが、この店の向かいが天ぷらのいもや。学生の頃たいへんお世話になった神保町いもやの暖簾分け店と言うことで、ここを通る時はいもやにどんだけ客が入っているか覗きながら通過しますから、こちらのイタリアンは視界に入っていないわけです。

いもやの天ぷら、天丼、かつ丼が食べたくてよく神保町に通いました。お茶の水の学生ではないのですが、まあ、いもやの学生と言うことで。生ビールのランチョン、餃子のおけ以、ラーメンのピカイチ、斎藤コーヒー店、パチンコ人生劇場が神保町のでいとコースでした。

で、オスリアＹＯＳＨＩです。足立本に掲載されていたのは足柄野菜たっぷりバーニャカウダ（１５００円）とつけカルボナーラ（１３００円、サラダ・ドリンク付き）です。足柄野菜という産地限定野菜も魅力的ですが、つけカルボナーラって一体どんな味なの？とそっちの方が気になります。

“生パスタを濃厚スープで！つけ麺風カルボナーラ”

という見出しで、〆は鶏ガラスープで割って飲みほそうと、まあ、まったくのつけ麺ですね。

でもね、パスタをつけるスープって、濃厚にできるの？っていうのがワタクシの素朴なギモンなんです。薄く作るのは簡単で、ミルクを増やしていけばどんどん薄くは出来ますが。

濃いほうは、普通のからめるタレのように、生クリームと卵黄、そしてもっと濃くしたければチーズを入れるんでしょうが、そうなると液体からどんどんゲル状に近づいていって、つけ麺ではなくなるし。さあ、どうなんでしょう。

訪問したのは日曜日。混雑を避けるために１１時過ぎには店に入ります。店内はいい感じのイタリアン。オステリアの名前がしっくりきますね。壁にはめ込んだ黒板にはぎっしりとメニューが手書きで書かれ、ちょっと見た目にも食べてみたい料理がどどんと並んでいます。

つけカルボナーラ、止めちゃうか？って悪魔の囁きがありましたが、だめだめ。２回目以降はともかく、まずつけスープを解明してから次のメニューに行こうじゃないの。

迎えてくれたのは足立本に写真が載っていた店長さん。分かりやすくていいですねえ。その他若いスタッフゥが元気に店を盛り上げていました。夜の呑みもよさげです。

まずは生ビールをお願いしてからメニューのお勉強に突入。ビールは生カールスバーグ。いやはや、ここのメニューは本当に目移りしますね。生パスタランチメニューもあって、こっちでもいいやって。サラダ、ドリンク付きで、例えば自家製ベーコンと足柄野菜のオイルパスタがセット価格１０００円です。

あれ？そう言えばドリンク、飲んでなかったなあ（笑）。

足柄野菜からパワーがもらえそうなんで、つまみにこれを。

パテ・ド・カンパーニュ、足柄野菜のグリル　（８００円）。

しばしして、やってきました。パンの上にパテが乗っていて、その上にグリルした足柄野菜が乗せてあります。茄子やパプリカ、しいたけなど、本当に旨かったです。バーニャカウダは一人じゃあ多いかなと思ってこっちにしましたが、これも二人がいいですね（笑）。

パテもしっかり量があって、女性ならこれでランチ終了！みたいなボリュームでした。

さ、それでは、つけカルボナーラ、いっちゃいましょう。

サラダを食べていたら、ほどなくして登場してきたつけ麺パスタ。さ、どうなんでしょう。

まず、パスタだけ食べてみますが、細麺でもしっかりとした感じでうまいっす。つけスープ。スプーンで撹拌してみましたが、かなり濃度を上げてますね。そんじょの豚骨魚介のつけ汁以上かもしれません。中に入っていた固形物は自家製ベーコンと玉ねぎ。チーズを使って濃度というよりも粘度を上げている感じです。何ストークスくらいかなあ？

スプーンで試食。まあ、このスープはよく出来てますね。生クリーム、メルトチーズの味が濃厚で、ベーコンから出した脂でしょうか。風味も実にいい。ＢＰも効いていて、うま～です。そして、パスタを”箸“で掴んでスープにぶっこみ。食べてみました。やっぱりパスタと一緒だと更においしく感じます。これはすごいです。熱々なのもいい。あっという間に完食。かなりつけスープが残りました。割りスープをいただき、割って飲みます。これまた、うめ～です。つけ麺の割りスープで２回目のお楽しみ、と同じ感覚でした。

値段の設定も抑えられている感じで、ここはアリの店ですね。また機会を作ってリピしたいと思いました。