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The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
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店名 |
活鰻の店 つぐみ庵
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受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2020年Silver受賞店
The Tabelog Award 2020 Silver 受賞店
2019年Silver受賞店
The Tabelog Award 2019 Silver 受賞店
2018年Silver受賞店
The Tabelog Award 2018 Silver 受賞店
2017年Silver受賞店
The Tabelog Award 2017 Silver 受賞店
うなぎ 百名店 2019 選出店
食べログ うなぎ 百名店 2019 選出店
うなぎ 百名店 2018 選出店
食べログ うなぎ 百名店 2018 選出店 |
ジャンル | うなぎ、焼き鳥 |
予約・ お問い合わせ |
03-3823-4591 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
JR 駒込駅東口 徒歩7分 駒込駅から478m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
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貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
備考 |
ランチタイム・ディナータイムそれぞれ一組ずつの予約制にて営業 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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駒込の住宅街にある老舗鰻屋「つぐみ庵」には前々から他レビュアーさんの投稿を見ていて、ウナギ好きとしては行ってみたかった。
下準備に凄い時間を掛けるので、一日数組しか取らないと聞く。
ならば、ほぼ貸切になるはずと思い、私+連れ+友人夫婦+幼児でも大丈夫かどうかを電話で聞くと、「この日のこの時間なら大丈夫です」との快い返答があったので即予約した。
駒込から線路沿いを歩くこと10分ほど。少し逸れた完全に住宅街の中にある。看板が出ていなければ、個人宅としか思えない。
と言うよりも、個人宅を店舗として改装して営業していると考えるのが正しいか。
店内は完全に昔ながらの人の家w 焼き場と座敷が繋がっている以外は、木のテーブルや置物やら、本当にここがお店?と思うほど。今は珍しきVHSとアナログテレビまで置いてある。
まるで祖母の家に遊びに来たような感覚になりそうであるw
注文時に鰻重以外にも酒を飲みながらつまみたいと伝えておいたので、おつまみ付きのコースとなった。
・前菜三種
ホタルイカの酢味噌和え、ナスの煮付け、シラスおろし
まるで鰻屋とは思えない前菜である。酒を飲めと言わんばかりのメニュー構成に、全員の顔が綻ぶ。
酢味噌和えも煮付けも程よく味を濃い目に作っており、酒と合わすにはピッタリ。
あっという間に、ビールから日本酒に切り替えた。
・つくね塩焼き
何気なく出てきたつくね焼きなのだが、このつくねは今年に入って食べた焼鳥の中で一番美味いと思った。
肉の濃さ、焼き加減、塩加減など全てが完璧だと思う。加えて程よく香る炭の匂いが素晴らしい。
・砂ぎも、ヒレの塩焼き
砂ぎもは見るからにして分かるが、もう一本はヒレ。食感が楽しいと説明があったが、確かに舌触りや歯ごたえが面白い。
噛むと返してくる歯ごたえは砂ぎもやハツなのだが、それよりも柔らかいと言うか…。味は少し控えめの内臓味と言ったところか。
むしろ、一緒に付いてきた生山椒の方が感動してしまった。手作りなのだそうだが、これだけで日本酒が飲めてしまえるほど。
ピリリと辛いのに清涼な匂いが鼻に抜け、ほのかに甘い。これと一緒に食べるヒレは最高の一言!
・もろきゅう
・新玉ねぎの梅酢掛け
箸休めというか、肉ばかり続いたのでどうぞと出てきた二品。もろきゅうの味噌は当然手作り。
新たまねぎに掛かっている梅酢は甘く、梅酒に味わいが似ていると感じた。新玉ねぎの甘さを引き立てている。
・つくねタレ焼き
先ほどのつくねをタレ焼きで出してくれた。塩とはまた違う味わいになるのは当然だが、最も違うと感じるのはタレに混じった炭火の匂い。
それにウナギのタレとは違うものなのだろうが、タレの美味さが尋常じゃない。
大将が「うちのタレは美味いっしょ?」と聞いてきたが、即答で「はい!」と答えてしまった。それくらい美味い。
・手羽先塩焼き
手羽先の骨を外して焼いてくれているので、それだけでもホスピタリティを感じる。
味わいは非常にジューシー。タレが出て来る前に食べていたら、もっと美味いと思ったかもしれない。
いまいちとは思わない。それだけタレが美味かったので、タレの肉の後には霞んでしまうのだ。
・ウナギ白焼き
酒のつまみとして食べやすくカットされた状態で出てきた。
ウナギ自体の甘みと塩加減が実に美味いわぁ…と食べながら思ったことなのだが、このウナギに小骨が一切ない。
聞いてみると、焼く前に全て抜いているとのこと。「手暇惜しんじゃ美味くない」と言っていたが、そのプロ意識に脱帽である。
席数が少ない以外に、一日取る客数が少ない理由が分かった。ウナギの骨取りなど、仕込みが追い付かないんだね。
・鰻重
ウナギは一度蒸してから焼くタイプ。ふっくらしていて、それでいて舌触りや食感は消えていない。
それなのに口の中で蕩ける。完全に焼き加減の妙味なのだと思う。
ウナギが美味いのは当然だと思うのだが、それ以上に美味い!と感じるのは蒸し加減と焼き加減が絶妙だからなのだろう。
私は今まで食べたウナギの中で、つぐみ庵だけは「かぶと」と張れるのではないだろうかと思った。
好みもあるのだろうが、連れは「かぶと」より美味いと言い、友人夫婦も同意見。
何よりもビックリしたのが、これだけのコース+酒(ビール1本、日本酒2合)を飲んでおいて、1万円という安さ。
こんな安くて大丈夫なの?と思う。儲ける気がないのだろうかw
ウナギ以外に焼鳥が美味いと思ったが、もともとは焼鳥屋だったという話をしてくれた。店名でもある「つぐみ」が法規制で獲れなくなったので、鰻屋にしたのだとか。
鰻屋だけで50年以上、焼鳥屋もいれるなら70年近く店をやられているという。焼きが完璧!だと感じるのは、その経験によるものなのかもしれない。
味は当然文句の入りようのないクォリティなのだが、それ以上にサービス精神が凄いと思うし、何よりも居心地が良い。
連れの夫婦が幼児につくねを食べさせていると、「お子さん専用に作りましょう」と作ってくれるという気配りまであるし、子供専用のタレご飯まで作ってくれた。こんな事をされたら、家族全てが贔屓するようになるよねぇ…。
実際、連れの友人夫婦は「同じ金額を他店に使うなら、ここに来よう」と言っていた。
大将だけではなく、ホール?というか、食卓に出て来る女将さんの気配り、言葉遣いなども嫌味を感じないほど洗練されている。焼き台から出てくる若い男性(息子かも?)も、それは一緒。
文句の入る余地はどこにもない店だ。連れや友人夫婦は「かぶとよりもこちらに来たい」と言ったのは、味だけではないと思う。
何度でも行きたいと思う店が久々に出来た。
御馳走様!