高いけど旨い！なプロデュースらーめん。 : 麺屋 じもと

西台駅前の交差点にあるダイニングバー昼形態のらーめん店。
『らあめん 元』の店主内田氏とラーメン王の青木誠氏の監修による”牛骨スープ”が売りとのこと。

久々に再訪。土曜日14時ごろ入店。

一番気に入っている「牛骨つけ麺(¥800)」を注文。
連れは、「牛骨らあめん 醤油(\700)」＋「うずら(\100)」。

待つこと8分ほどで到着。
あれ？こんなんだっけなあっさりとした味わい。
麺皿の醤油ベースで味付けられた玉葱とシメジを投入して味を調整。
更には卓上のレモンペッパーでアクセントをつけていただきました。

スープ割りは器提供なので好みで割っていただけます。

醤油らーめんはキリッとした醤油の香るスープ。
これに揚げた牛脂がアクセントになっています。

白ワインで煮たウズラは悪くはないけど半熟たまごのほうが好きかな。
家系には合うけどあっさり系には相性いまいちかと思いました。

醤油と塩を足して2で割ったぐらいがちょうどいい濃度なんだけどなぁと思う一杯でした。

＊＊＊再訪（2014年6月）＊＊＊
なかなか行く機会がなく久々に再訪。
夜もらーめんメニューをはじめたとのこと。

注文したのは、「牛骨つけめん(\800)」。
「ちゃあしゅうごはん おろしポン酢(\250)」も注文。

待つこと8分ほどで到着。レモンペッパーも提供されます。

まずは麺を一口。
平打ち麺で稲庭うどんのようなほどよいコシのあるもの。

炒められた玉葱とえのき茸トッピングでこのままでもおいしい。
牛脂と醤油で炒められているので旨味が濃くつまみにもよさそう。

つけ汁は塩分濃い目のあっさり系塩味。
ちょっと物足りないけどテールスープっぽさを感じるものです。
食べ進めるうちに炒め物で徐々にしょうゆ味が足されていくのが面白い。
レモンペッパーの酸味を足すといいアクセントになっていい感じでした。

トッピングはローストポークでつけ汁の中にもあり。
つけ汁のほうがほどよいか見ごたえですきなものでした。

スープ割りは別皿提供で好みに薄めていただきました。

”ちゃあしゅうごはん”はローストポークがトッピング。
食感はいいけど淡白すぎるので好みからは外れたかな。
おろしよりもにんにくのほうが相性はよさそうです。

全種制覇したけどつけ麺が独創性があって一番気に入りました。


＊＊＊再訪（2012年9月）＊＊＊
たまたま通りかかったところ、1周年記念をやっていたので再訪。
土曜日12時ごろ入店、先客0、後から2組。

注文したのは特別価格の、「牛あぶらそば(\700→\500)」。
今週？の無料トッピングは”コチュジャン”とのことでもちろんお願いします。

待つこと6分ほどで到着。
よくかき混ぜてくださいとのことでぐっちゃぐちゃにしてやります。

スープは器の半分ほどあって多めな印象で油というより汁そばって感じ。
麺はつるつるの丸ストレート太麺でもちもち系、牛脂たっぷりでらーめんよりもガツンッとした”牛”な味わい。
印象としてはらーめんというよりもおしゃれなパスタって言ったほうが近いかも。

トッピングはチャーシュー、インゲン、牛脂、皮。
チャーシューはローストされたしっとりジューシーなタイプ。
牛脂のジュワッとに皮のカリッとがアクセント。

牛風味は満喫できるけど、かなりこってり＆しょっぱいので飽きが早いのが難点かな。
”コチュジャン”は可もなく不可もなくって感じでちょっと微妙。
レモン汁があると書いてあったけど卓上にはなかったので言わないと出てこないのかも。

スープ割は別皿提供で動物系のあっさりコクのあるシンプルな味わい。
倍ぐらいの濃度で割るとやさしい味わいになるので早めにやってもいいかも。

個人的には油そばは重過ぎるので、前回食べたらーめんのほうがおすすめかな。


＊＊＊初訪（2012年1月）＊＊＊
日曜14時ごろ入店。
店内はカウンター、テーブル、座敷席がそろっていました。
1人客から家族客までそこそこに繁盛しています。

注文したのは、「牛骨らあめん(\700)」。
他には、「つけ麺(\800)」、「油そば(\700)」が。

”刻みにんにく”が無料とのことでお願いしました。

居酒屋っぽくおしぼりもでてきて、待つこと5分ほどで到着。
器も小さめで見た目からしてちょっと少なめな印象。

まずはスープを一口。
ステーキのような風味のあとに旨みの濃い塩味がして旨い！
ベースの岩塩っぽい塩味に牛脂が加わることで深みが足されています。
ピンクペッパーがアクセントになっていたりとこだわりを感じさせます。

麺は極細の縮れ麺でもっちりとした食感があって相性もいいです。

トッピングはチャーシュー、インゲン、玉ねぎ、牛脂。
”牛脂”はカリカリに揚げられていて、噛むとじゅわっとステーキ風味が広がり面白いです。

チャーシューは薄切りロースト系でしっとりとしておいしい。
ただ、豚肉なので牛脂とは喧嘩しているように感じられました。

玉ねぎはシャキッとした食感がアクセントで、最初は辛味が強いものの徐々に甘味が出てきます。

卓上には”黒胡椒・レモン汁・一味”。
黒胡椒は塩味とも牛脂とも相性抜群でたっぷり入れるのがおすすめ。
”にんにく”も最初は強いけど、馴染むと相性良くさすが牛骨スープです。

塩分は濃い目なのに止まらない素直においしい！と言える一杯に仕上がっていました。
ベースは塩ですが牛脂があるだけでこれだけ変わるか！と驚きでした。

価格は強気の設定と言えますが、少なくとも物足りなさのない完成度でした。