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黒丸草食系油そば:草食系と謳いつつこのガッツリデカ盛り感!遊び心と迫力が満足感を醸し出す!
黒丸草食系油そば:確かにお野菜中心の草食系!でもこのデカ盛り山盛りの展開と発想力は肉食系的発想!ガッツリ食おう!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/12/17/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/yzC9LtKgVIA
<2020.12> 黒丸草食系油そば + アサヒスーパードライ 中ジョッキ
私ごとですが、関西転勤から再上京し、かれこれ10年位になるようです。「まだ10年!?」と言うのが本音でして、本当に自分としては激動だったようなイメージ。20年にも感じますよ(苦笑)。そんな激動の幕開け、再上京しの住処を決めたころ、新たな地元として食らったのが、こちら「ぶぶか」だった記憶です。当時は凄く勢いがあって、南口の店舗では行列必至。あちこちに支店があったような・・・。
<酒> アサヒスーパードライ!油そばには最高に合う切れ味ビールかもしんない〜♪
数十分したら自宅で飲めるのに。そして全く同じブランドのビールが自宅にあるのに。だが待てない。自堕落と言うより、せっかく仕事終わりで油そば屋に居るわけだから、飲まない方がおかしいのさ。人間なんて不合理な生き物。特に男はそう。馬鹿で単純で、ガキみたいにわがままで・・・。
そんな鬱蒼とした考えを一気に白い泡と琥珀の液体が洗い流してくれました。ひとクチ飲めば気分爽快!。オレはシンプルな馬鹿で本当に良かったーっと逆にそう思える・・・そんな旨さ!。そう、スーパードライの一口目に右に出るものはないかも。国同士の喧嘩なんてやめてさ、旨いビールお互い飲もうよと言いたくなる。家では飲めないビールサーバー直注ぎなのでそれもあってか旨く感じる!。やはくコロナが去って、仕事帰りに一杯と言う日常を取り戻したいものですな!。
<全体> 確かにお野菜中心の草食系!でもこのデカ盛り山盛りの展開と発想力は肉食系的発想!ガッツリ食おう!
おおお!何だか妙に興奮するぞ!この山盛り具合には!。在宅ワークが増えてほんとにガッツリ系二郎系を食う機会が激減したもんなぁ〜。これを二郎系とはまた違う気がするものの、やはり山盛りの拉麺ほど男心をくすぐるものはありません。チャーシューと言うより豚と呼びたくなる肉。もやし主体だがキャベツや青菜の色合いが嬉しい野菜。そしててっぺんには辛葱っぽいトッピングも配されているではありませんか!。ねぎ大好き「ねぎ星人」と公言している私にはとてもフックがかかるポイント!。
<辛ねぎ> 胡麻辣油的なマイルドホットな香味オイルと葱風味!豚骨醤油ダレと相性抜群!
「ねぎ星人」だから、ねぎから食らう。へへへ・・・楽しい!。少し辣油が混じったような淡いオレンジの色合いが絡む白ネギ。ザクザク歯応えがキープできるざく切り感がナイスです。辛いと思いきやマイルドホットなイメージ。それよりごま油の風味と優しい塩気が汁にバンランス良い。ちょうど胡麻辣油をイメージするような風味で、そこに旨味調味料が少し入り混じるのかもしれません。後で麺にも絡めて食いたいので、少し残しておこう!。
<麺> 攪拌で乳化した豚骨醤油ダレが絡んで浸透!ボコボコ捩れが具材を引っ掛けワシワシ食らう!モッチリ弾力とプリっとした歯切れの楽しさ!
さて、麺。茹で上がり直後から、スタフが二人がかりで豚骨醤油ダレを麺に絡めておりました。何度も何度も引き上げては絡ませる。これによってタレが攪拌し乳化が一気に進むようで、麺に完全に張り付くよう。そして浸透もし始め、タレと麺は冒頭から一体感溢れまくりです。
中太捩れの多加水麺。そして明るいもちもちとした歯応えと、ニュルニュルと滑るようにスベる感覚がいい感じ。見栄えはボコボコで素朴でワイルドだけど、食感はとてもソフティーでに食えそうです。モッチリ弾力とプリっとした歯切れの楽しさ!
ところが捩れが色々と具材を引っ掛けるのか、麺を天地返ししてかき混ぜた時点から、野菜塗れでございます。よってズボボボーーーーっと啜れず、口を横に広げながらワシワシと箸で運び入れて食らうスタイル。でも野菜の甘味とザクザク歯応えが混じり合って、これはこれで大好き。
<チャーシュー> 厚切り豚バラ肉ロール!ローストの香り!醤油ダレの塩気と浸透した脂身の甘味がナイス!
ちなみに「肉食系油そば」にはこのチャーシューが花びらのように放射線状に盛られます。そうなるとライスが欲しくなる・・・そんな味わい。赤身部分はとても柔らかくて、醤油ダレの塩気と肉の旨味が一体化した旨さ。脂身はとろとろでふわふわ。周囲の部分が一番旨く、ローストした香ばしさに、タレが一番濃ゆく浸透したコク深さが入り混じる部分です。旨いに決まってますやん!。脂身に甘さすら感じてしまうほど。醤油ダレが浸透しているのに甘く感じるなんて不思議な話。これはもう1〜2枚追加しても良かったかな・・・。ビールのアテにも最高に合うし!。
<味変> やっぱここは武蔵野!油そばの元祖の地に敬意を表して辣油とお酢で仕上げてみる!
これやったら、また同じ味になってしまうのに・・・分かっちゃいるけど止められない。やっぱここは武蔵野市!油そばの元祖のある街。敬意を表して辣油とお酢で仕上げてみました。今回は野菜の汁や、豚骨エキスの乳化したコクもあるものの、やはり一気に武蔵野系油そばの味になってしまうね・・・それも好きだからいいけど。でもデフォルトのタレも結構旨いので、それを十分に堪能してからが激しくオススメです!。
<野菜> もやし主体でキャベツも多め!青菜も入り・・・文字通り草食系醍醐味溢れる!
二郎で言うところの「ヤサイチョイ少なめ」と同等かと。ただし、キャベツがしっかりと入っているし青菜もイン!。辛葱もあるからかなりいい感じの「草食系」です。麺に絡んだ豚骨醤油ダレと辛葱から流れ出す胡麻辣油が、野菜にも絡んでいい味わい。ひょっとしてこの野菜で白飯が食えそう。金出すから、マシマシなんてのも対応してくれないだろうか・・・・そうなると、もはや何系の店だか分からなくなってしまいそうだが(笑)。
総じまして「豚骨醤油ダレでヤミつきの旨さ!罪悪感少ない野菜中心のヘルシーさ!安堵で食えるガッツリ系汁なし!」と言う感動!。ヤサグレ気分を開放し、おまけに野菜摂取でヘルシーにすら導く一杯!。食えば食うほどストレスが癒され健康増進・・・本当に草食系動物のように穏やかでしなやかな人間になれるかもしれません。これはまた食いに来ますよ!ヤサグレて腹ペコ気分に陥った日には激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
憂鬱と
空腹抱え
人波に
背をして食らう
ガッツリ汁なし
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
黒丸肉食系油そば:ストレス発散!ニンニク解放!武蔵野系油そばのワイルドパンチ系な大迫力!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/04/26/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/FdHgaAcXQ_M
<2020.04> 黒丸肉食系油そば+生卵+半ライス+アサヒスーパードライ生
吉祥寺でマスクが買える!ってな情報をひょんなことからゲットして慌てて突撃!。なんとドラッグストアでもなく、街中の商店があちこちで売ってる!。ゲリラ的な販売であっという間に売り切れたが、なんとか少々ストックを確保できて安心です。さて、早速きたのだから、一杯食って帰ろうか。
南口時代とはメニューは少し変わった感じだけど、少々落ち着いたとは言え土日は行列店です。でも・・・コロナ騒ぎでこうも吉祥寺人が少ないとね。ここも対策してあり、基本的に扉は解放。座席は間引き制ですが、固定椅子のため、座れないようにテープを貼ってアピールしてます。お弁当やテイクアウトの対応も涙ぐましいが・・・この程度のケア対応が現実的かもですね。
<酒> アサヒスーパードライ生:最近宴会ないから・・・妙に久しぶりの生ビールが旨し!
妙に旨いぜ!本当に!。注いでくれたお姉さんの腕前なんだろうか?・・・それもあろうが、思えば最近全くこの騒ぎのせいで、居酒屋へ行ったりして宴会らしいことをしていなかったのだった。生ビールを飲む機会が減ってたのね!。だからこんなに新鮮に旨く感じるのかもしれない。ひょっとして一ヶ月断酒した後の最初の生ビールはもっと旨い!神の味!?。だとしてもそれは出来ねぇだろうね・・・。
<全体> @肉がきれいに整うラジアルデザイン!むしろ辛味ネギと挽肉がワイルドさを醸し出す!
最近のぶぶかでは、「黒丸・白丸」などあったり「新味・元味」「草食系・肉食系」なんてあったりするのね。せっかくだからこれまで食ってないのを食おうと「黒丸」に決定。その後、単位ネーミングが面白そうだと言うだけで「肉食系」をチョイス。少し太い麺だから少々時間がかかる覚悟はしていたが案外早くに配膳が完了したよ。それはこんな麺顔!。
おおお!肉食系と言わんばかりの分厚めチャーシューの大判の花びらが満開!複雑に入り組む大量な辛ネギはまるでオシベのように周囲に広がる。そして中心には白ゴマがかかった挽肉が、メシベのような堂々たる存在感で鎮座。これから箸を入れることが・・・生命的一触即発を生み出しそうな興奮を覚えるではないか!。脇に置いてある生卵は妙に、エロくも感じる。
<タレ> 醤油塩気にラードの甘味感が深くじっとり絡みつく・・・そんな旨味!
さてタレですが、汁なしとは言え軽く底に溜まる程度は蓄えてくれてます。その色合いとその味わい・・・まさに濃厚じっとりな醤油ダレ。豚骨エキスもあってまったりしたコクも濃密であります。また配膳前にしっかりと調理側でタレと麺をかき混ぜ、攪拌してもらってますから、この麺の軽いヌメリ部分も混じってトロトロにも感じる・・・微妙に乳化したような膨らみも感じます。
これはやっぱりチャーシューのタレに通じる味わいですね。実は麺より肉のほうが一体感を味わえる部分が大きいです。また、多少たっぷり目なタレもやがてかき混ぜてゆくと具材に結構吸われてしまいます。その後、野菜系から汁が滲み出すので、後々濃厚醤油ダレがゆっくりとさっぱり系に味わいが変化してゆく・・・そんなところもお楽しみでしょう。
<麺> 加水やや多めな中太麺!緩くほのかな捩れと引き締まりあるヌチヌチ感がナイス!
油そばをイメージするとドンピシャな麺。縮れとはいかないが少しうねうねしてて、緩いボコつき加減が素朴さを感じさせる。そんな中太麺です。見事に醤油ダレが絡んでおり、それが浸透して褐色が素晴らしく旨そう。箸でリフトするたびにタレがペトペトとタレるのを見てると、味が濃そうーっと思えてきます。
ところが口に運ぶと、程よい辛甘加減が麺の旨味とすでに合体しており、啜って奥歯で潰すといきなり唾液が溢れ出すぐらいの糖化のはやさ!。ここに、挽肉と辛ネギが絡みだすとまた味わいが濃ゆくなり、別次元の旨さへ昇華!。緩くほのかな捩れと引き締まりあるヌチヌチ感がナイスで、具材と絡んだ時の複雑な歯応えもたまりません!。
<チャーシュー> めっちゃご飯に合いそうな豚バラロール肉!周囲のタレに染まった脂が最高!
断面が美しき。バラ肉の標本にしたいような、綺麗に別れて巻いた層がかっこいい。周囲の脂身には深く醤油ダレが浸透し、炙りの焦げ目がまた旨そうだし香りが高いです。そしてそのどれも分厚い。
タレの味わいと脂身の甘味がベストマッチ。そして赤身部分はとても柔らかで解れやすく、お弁当にでも入れたいほど。めっちゃご飯に合いそうな豚バラロール肉!周囲のタレに染まった脂が最高!これ一枚で茶碗飯軽く1杯2杯は食えると思います。
本来なら麺を巻き込みながら肉を試してみたいところですが、分厚いため断念。肉を齧っては麺をすすり味わう・・・そんなことを無我夢中で繰り返しているオレでした。
<挽肉&辛ネギ> 程よい甘辛感覚に白ゴマがかかり・・・麺に絡むと深みを発揮する味わい
勢い余って肉食!チャーシューだらけにしてしまいましたが、この挽肉と辛ネギだけでも、この一杯は十分に味変化トッピングとして成立いたしましょう。味わいとボリューム双方において合格です。上にある挽肉は、見た目以上にマイルドで、微妙に甘めな味付け。ふわっとした食感であることも、醤油などで濃ゆく味付けした引き締まり感がない証拠でしょうか。また白ゴマがかかってるのも憎い演出で、挽肉の味わいにコクを増す・・・。量が多いからかき混ぜてばらけても、失せる感覚はなしです。
基本的にネギが好きなので参考になりませんが・・・辣油が絡めてある割にはネギの甘味をほんのりと感じるタイプ。関西オリジンな私は、上京するまでネギラーメンは、刻み青葱の山盛りラーメンしか知りませんでして、東京で白い辛ネギ系を知った時は度肝を抜かれたものです。それ以来・・・ハマってしまった味わい。これも量が多くて大満足。
<味変①> 生卵:濃ゆい豚骨醤油ダレを一気にマイルドに!スタミナ的に変化!
ちょっと調子に乗って・・・後から生卵を追加しました。最初は多めのチャーシューと麺を絡めてすき焼き風に食うと思ってたんだが・・・邪魔臭くなって全部麺丼へ入れ込んで混ぜ混ぜしてしまいます。
これも想像しなかった旨さです。濃ゆい濃厚醤油ダレが一気にマイルドになって食べやすくなる!その上、少なくなってきたタレが生卵で息を吹き返したように勢いが盛り上がってゆく。なんだかスタミナ系に昇華したような味わいがナイスです!。
<味変②> ニンニク・お酢・辣油:緩んだところをもう一度きりりと引き締める!
当然、油そばと言えば定番の味変化もさせてもらってます。お酢と辣油だったら、王道なる武蔵野系油そばの手法。ここにニンニクを追加すればこそ・・・「ぶぶかの油そば」となります。武蔵野の地にあって、ぶぶかがどこか特別ワイルドに感じるのは、このニンニクパワーの部分。ここが出会った頃はとても斬新で面白くもおいしく感じたんでしょう。生卵で多少、緩んだところをもう一度きりりと引き締めて、一気に固形物をフィニッシュです。
<ライス割> ボリューミーな半ライスを投入!汁なし系食った後の儀式!
思いの外、タレが生卵で膨らんだため余ってしまった。これは捨て置けぬ・・・慌てて半ライスを追加注文しました。ところがこの半ライス、しっかりお茶碗一杯分あってボリューミー。これを全部丼に放り込んで、レンゲでカチカチ言わせながら混ぜてゆく・・・。
更にブラックペッパーを振って味調整。やはりこれだね!汁なし系のフィニッシュは、スープ割もいいが、飯割りもいいね。因みに、スープ割はここではできませんので、ご参考まで。やるならライス割りです。これオススメ!。
総じまして「ストレス発散!ニンニク解放!武蔵野系油そばのワイルドパンチ系な大迫力!」と言う感想。ビールあおって、ガッツリした汁なし食って、最後にしっかりライス割を完食。完全に腹パンで、1日分のカロリーを摂取したような気分で爽快です。やはり手軽にうさ晴らすには、こう言った感じで気分転換しかないね。普段なら電気店へ行ったり本屋へ行ったり、服見たり、カフェで一休みしたりして過ごす街、吉祥寺・・・閑散とした風景を眺めつつ、このまま大人しく帰宅することとしました。ともあれ、満足いく腹パン気分には感謝!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
週末に
心を解く
泡と麺
さらに幸せ
追い飯腹パン
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
極太過ぎず、柔らか過ぎず・・・・油そば最適さを感じ取れる好印象麺!
<2015.05> 油そばライト・大盛り
【タレ:パンチ抑えて、紅葉おろしの淡白さがマッチ!薬味入れ過ぎ注意】
空いているから配膳が早いわ~。ゆで時間考えても5分程度で配膳は早いね。さて配膳されたそれは、やはり「ライト」という感じが見た目だけでも分かりますね。
<紅葉おろしの淡泊さと淡雪表現が面白い>
コテコテに近い褐色に染まるという感覚でなく、ナチュラルに濃い黄色を帯びているようなゴールデンを感じさせるタレ。こちらの油そばってタレが少し多めなのもお気に入りで、残ったらライスに投入してもナイス。特に今回のライトのタレは、動物系のコクが少し軽く、そして醤油も若干少な目でありますが、その一方で「紅葉おろし」がトッピングされるのが特徴。まぜまぜしているうちに、それが淡雪のようにタレに広がり、タレ自体を軽やかにするだけでなく、麺に張り付くのもあって、全体的にさっぱりと食わせるナイスな役割です。
<追加薬味は吟味が必要?・・・個人的にはブラックペッパーメインでいいかも>
ただ、パンチは少ないね~(当たり前か)。塩気も軽くなっていて、紅葉おろしも淡泊に作用しますから仕方ないのですが。後半少し頼りなく感じるというより、興味本位でいつもの「酢」と「辣油」の投入を試みましたが、辣油を入れる時点で手が滑ってドボドボと入ってしまい、いきなりオイリーな一杯になってしまったのが誤算(泣)。ライトにした意味がなくなる・・・・・。ただ、ライトなら何となく「ブラックペッパーの方が合うだろうな」と漠然と思ってしまった。塩気を少しだけアップするなら、ブラックペッパーだけで丁度よいかも。試しで後追いでやってみたけど、これなら合うかと。
【麺:タレあっさりなだけに風味が生きてどこか斬新】
ゴールデンなタレに良く染まって、なかなか濃ゆい黄色で麺もゴールデンに見えなくもないかな。オイリーさがまた光沢感を秘めますから。ま、この店もそこそこ通って来たわけで、いつもの麺という安心を感じる良麺なのですが、今回はタレの薄さだけで麺自体も発見することもあったりします。
<風味はライトの方が強く感じる>
元味(こってり味)の時は、そのタレのパンチとそれを受け止めるハードなグルテン、そしてしなやかな物腰に魅了されていた次第ですが、新味(あっさり味)になると、タレパンチと引き換えに、麺の風味を得ることができましょう。乾いた熟成のようなふんわりしたものではなく、多加水のグルテンでしか感じない、ヌチヌチっとした湿り気ある小麦感覚。これがライトタレと絶妙に合うのだなと再認識です。尚、歯ごたえのプツプツっとしながらも粘りのある感覚は相変わらず良好。すべりもタレが多めに入っていることから、ニュルニュルとよく滑ります。
【具:大判な海苔の代わりに紅葉おろし!随分と麺顔イメージが変わるもんだ】
具(トッピング)に対する印象もずいぶんとアッサリに変化するもんです。変わったところは、大判の海苔(こってり:元味)から、紅葉おろし(あっさり:新味)に変わっただけですが・・・。
<チャーシュー> なぜだかこの仕上がり感とか塊感だと「ぶぶか!」と感じますね。ばら肉が多少ワイルドなローリング
<メンマ> いつもの柔らか保水高めのフレッシュタイプ。薄味がタレに良く馴染む。
<その他> ネギ・ナルトはいつものメンバー。カイワレが変化球といったところか。
総じまして、「ライト・・・と言うより女版ぶぶか」な一杯。悪くないですね。こちらの方が、ネギ増しやキムチ追加などの、草食系トッピングとの相性の良さを感じますし。パンチを削いだところが「ぶぶか」らしくないとも言われるかもですが、それでもぶぶかポテンシャルは感じますので、あっさりの中にガッツリ感が両立します。個人的にはアリだな。ただ、この店に来る方は、少なからずインパクトを求めて来るわけだから、そこが難しいところかも。でも、またこれ食うと思う。なので詠います!
休み明け
はしゃいだ後に
落ち着きて
店舗まったり
客はゆったり
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2015.03> 油そば・大盛り
【店:若いラーメンLOVERたちの汁無し系ランドマーク】
訪問時、若い「学生さんと社会人」ばかりで8割方埋まる店内。スマホをいじる一人客か、晩飯気分で晩酌あわせのサラリーマンばかりで、男の世界です。私は財布と相談しますが、若い方はトッピング追加やビールなどでまったりしていててゴージャス&マイペース。私自身なぜか貧相に感じつつ、一番安いメニューの大盛りを注文を通します。やはり、吉祥寺とくれば、ぶぶかって方もおられるのか、リピーターっぽい方々の会話は自然と耳に入ってきます。まさに、ラーメン好きの匂いが立ち込めるような店内だったも。配膳も太麺にしては手際よく、あっという間に配膳です。
【タレ:濃ゆく、まったりと感じさせる豚骨醤油の香ばしさ!ラード感覚は意外とさっぱり!】
お!丼変わった!? 配膳の瞬間に白地に青の器が、どこか一燈を彷彿とさせますが、おろらく流布しているもの。でも割と綺麗に見えるのは、ちゃんと麺とタレを混ぜかえす時に出たタレの付着は、拭い去っているのでしょう。そいうきめ細かい配慮は、私のような年寄りには嬉しいもんです。で、早速そのタレなのですが、正直に申して当初思っていたよりは大分に「さっぱり」としています。薄味とは言っておらず「濃ゆくてもさっぱりしている」と思わせる風合いが素晴らしい。そして丼の底を見てみようとしたら、汁なしの中では普通かちょいと上レベルの汁量の多さです。撮影に苦労しつつも撮り終えて早速いただくことに。
すると「豚エキス」そのものが、あっさりとしているのがよく分かる。丼の内側は、グッチャグチャにしてタレと麺をかき回すと麺の風合いが少し移せられて、角が取れているような味わいに変化。ラードが良質なだけかもしれませんが、それにしても濃ゆい醤油というのはいいね!しかも、豚骨エキスがしっかりと下支え感じます。つまり、豚骨エキスとかは全面には出ないように思えている。
【麺:褐色の図太いアピール感!あつもりで中加水っぽいヌチリとした弾力感と大らかな伸びがナイス!】
濃口醤油の色味が深く染まる中太いストレート麺が、まさしく褐色に輝いて存在感がアリアリな感じです。出来立ての熱々感も少し感じて湯気がたち、タレの香りとともに麺の息遣いが聞こえてきそう。麺にかぶりつくと、前歯に淡い弾力感を感じた直後に、プッツリプッツリと、固めでもなく柔らかくもなく、中庸なグルテンの圧の感じて千切れます。奥歯では、モチモチとした感覚よりもやや力強くヌチヌチっとした抵抗感がまたいい感じ。密度感あるのですが、あつもりのためか、縦に伸びるしなやかさがあるかも。体感的に大盛りにして300g弱といったところか?個人的には晩飯としてお腹にちょうどよいボリューム感。もっとはち切れたいなら、特大も面白いかもしれません。これならスルスルと食えそうな良質な麺です。
【具:武蔵野系のオーディナリーを感じさせる落ち着いたコンビネーション】
ワイルドなイメージを自分勝手に持っていたけど、トッピングだけ見ると、武蔵野系油そばそのものですね。ロールしたばら肉は薄味であることが、タレと馴染む点ではナイスですし、油と脂が交じり合う中に濃い醤油ダレが入っていく味わいはまた格別。自重で砕けそうな柔らかさも無視できません。
そして極めて一般的なメンマが何故かここでは嬉しい。この麺顔では材木よりは短冊タイプだわ。タレに染まるのを見込んた薄味系であるのもいい。またクニャリとした柔らか系も、麺とグチャグチャかき回す点では一体化してこれも食べやすいし、複雑な歯ごたえもそれはそれで楽しい。
総じまして、「粗削りが取れて、今となっては落ち着き払った元ヤンチャ坊主」な油そば・・・と個人的には感じるこの頃。南口の再開発前頃の、あのゴチャゴチャした界隈の匂いも少し懐かしい気もします。北口移転で時間が経ち、少し大人の落ち着きが出てきたか?と言うような印象。悪くないですね〜。それに価格的にも、頑張りも見え隠れしますし。週末は混んでて、近くに寄ってもワザワザ食いに行こうとは思わないけれども、平日夜にゆったり気分で食うとなかなか今の私にはフィットする濃厚さです。何回も食ってきたけど、久しぶりに食うと妙に旨く感じるねー。いい気分発散が出来ました。モヤモヤが吹っ飛んだ気分。なので詠います!
スケジュール
詰め込み過ぎる
決算期
頭カリカリ
麺をマゼマゼ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2014.03> 油そば+生ビール
【タレ:エキセントリックな豚骨醤油ダレに、どことなくスッキリ&シャープな味わい】
<ある意味、豚骨醤油にエキセントリックに傾斜した「武蔵野系」なのかもそれませぬな>
「ぶぶか」は、再開発前の南口にあったころ、関西転勤中の東京出張途中に立ち寄ってから、実はファンでありました。私の幸運でもあり、不幸でもあるのが、つけ麺デビューが「松戸・とみ田」。そして、油そばデビューは、「松戸・兎に角」であったということ。当時の関西味覚中心な状態で、いきなりこれらに打ち当たったから、それ以後、どれ食ってお少し肩すかしな思いをして過ごしていたというのが、つい5〜6年前ほどのこと。振り返るとそこから、一気に食って食って食い続けた麺ライフ。その走り始めたころに、これぞ!と感じたのが、当時の南口のぶぶかでありました。
なので今になって、改めて食するぶぶかの油そばは、当時の個人的心象とは随分と違って感じてしまう。ぶぶかの油そば、意外とサッパリしていて食いやすい!当時は、コテコテの油感がイメージにあったものの、今の感覚からすると、「非常に濃ゆい武蔵野系」のような落ち着きとライト感があると思えます。それに、何度も食っているはずだが、忘れていたのはCP。デフォルトで590円だったのですな。これは今のご時世とても貴重とも思える低価格であります。生ビールを追加で頼んでも、約千円ですから、財布にも嬉しい。
そしてもう一つ改めて感じるのは、その麺顔と醤油タレ主体の味の構成は、このエリア発祥の武蔵野系油そばの系譜を感じて、ぶぶからしい味の濃さに濃口醤油の塩気と、豚系の濃厚な油のコラーゲンがしっとりとしている。そしてジャンキーな感じを上手くスッキリと表現していると思えます。加えて、ピッチリした醤油のエッジングが気持ちよい。濃い口のため、あまり醤油由来の酸味を感じず。また豚骨のマイルドエキスを纏いて、パンチと言うよりまったりとしたコクを十分に感じる。南口にあった当時とは店内が明るくなったのも、印象を変える一因かもしれませんが。
<濃厚感の中にどことなくシャープさを感じる醤油感が好きだ>
つまりは、濃厚な部分と「シャープさ」が共存しているとも思える味わい。意外とスッキリ&シャープな味わいゆえに、この上に、マヨネーズやら、ネギのてんこ盛りやら、肉まみれにするやら、味の濃いものを加えても、何となく纏まりのあるクドさ程度に治まるのではないかなと・・・。最近、こちらの新しい味わいに「油そばライト」という商品が開発されたようだ。隣の親子客が並んでそれを食しておられたが、なんとなくこの界隈で非常によく見る麺顔。武蔵野系そのものといった感覚。なるほど、ぶぶかをライトにしたら普通の武蔵野系という訳かとこのとき、頭の中できっちりと整理がついたかもしれません。
【麺:定番で飴色/褐色に輝く中太クッチリストレート麺!】
<いまでこそ標準的な太麺なれど、基本を押さえた密度ある多加水麺に安定を感じる>
このサイズを以前は、極太と感じたころもあった。今では見慣れた太麺であり、さらに馴染み深いサイズ感と歯応えと思えて、食してほっこりと感じる。多加水系にみられる豊かな弾力感を備えますが、モチモチ度はホドホド。むしろ密度感を少しばかり感じて、クチリと千切れる感覚は、もう何度感じたことか。こういうのは特性というより、基本型と感じます。
そして安定度すら感じる。店前で少しばかり待ったときに、麺箱があの「三河屋製麺」でありましたが、そうだったっけ?と改めて記憶を整理。最近、汁なし系にハマるのは、ひょっとしたら「麺を食うこと」に目覚めたからかもしれない。やはり、食べるものを外したときの後悔は、嫌なものだ。だからこそ、いつ訪ねても旨しと思える安定した店をチョイスしてしまうこのごろ。少々・・・・台湾まぜそば連食の疲れがでてきたのかもしれません。
<タレを吸い込むように絡む褐色色!スルスル食わせるスベリ感であっという間に完食>
気がつかなかったけど、意外と汁が多い汁なし系。なので麺もそれを纏いて絵に描いたような褐色に輝く。そればかりか、少しばかり染み込みすら感じる。麺のグルテン感と混じったタレの味わいが実に好印象。そして少し浸透したツルツル麺は、なお一層すべる。まさに高速にすべる油そばであり、意外と名称ほど重くなくてスルスルと食える逸品であります。
【具:醤油ベースの味わいにビールと白飯を余計に欲する】
<定番なるバラロール肉は、ビールより飯に合うかもな・・・>
バラ肉のロールが実に醤油ダレにも合うし、香ばしくて旨しである。休日なので昼間から生ビールをあおるが、こいつに良く合う!しかし、この味わいならビールよりも白飯のほうが合うかもしれないという味わいかも。目の前の「ミニチャーシュー丼 180円」というポップが目を惹きます。ラーメン&汁なしレビューに疲れたら、生ビール440円とミニチャーシュー丼180円で、小腹を満たすのもいいかもね。
<無骨さの中に光る、お・も・て・な・し・・・おもてなしっ!>
さて、実は通常の油そばとは、少し麺顔が違うのであります。答えは「海苔が3倍増し」。なぜかというと、後客の為に少し席をずらしたから、その御礼として海苔サービスをしていただいたという顛末(別に催促したわけではない)。ただでサービスしてもらったからではないが、こういう心配りってのは、とても嬉しいものだよね〜。譲り合いというのは日本人の美徳ではなかろうかなんて・・・、実は海苔の褒美に自己満足しているだけなのだが。ネギを多めにしてもらうよりは、海苔の方が価値を見いだしてしまうが、別に味玉でもよろしいぞよ。今度こちらに来たときには、どんどんと席をずらしてオペレーションに貢献してみようと言う気にさせるな(笑)。そのうち、生ビールをサービスしてもらうのが夢だ(爆)。
総じまして、「買い物ついでの極上のおやつ」であり、また「わが心のぶぶか」という感じか。汁なしを食べ始めたころの新鮮さをいつまでも忘れたくないものであります。
さて「ぶぶか」というと、どうしても頭の片隅で「セルゲイ」を連想するね。「ウクライナの鳥人」、セルゲイ・ブブカ。笑い飯の「鳥人(とりじん)」ではありませぬ(古っ!)。クリミア半島もめとりますな・・・・。平和ボケな日本では想像もできませんが、国際問題の解決には考えが及びません。大前研一氏のメルマガを見て「やっぱりそうだよな〜・・・やはりロシア編入が歴史の流れか」と思えてしまいますが、軍事的に人の血が極力流れない解決がないものでしょうかね。平和な日本・吉祥寺付近で、黒海艦隊の基地常時敷設の重要性を鑑み、・・・・・なので詠います!
春爛漫
桜やや散り
平和ボケ
ウクライナにも
春来るなりか
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2013.07> 油そば
【タレ:武蔵野油そばに、豚骨の力強さがプラスされたような・・・定番的醤油香ばしい系】
それにしても以前食ったのは南口店でありそれはもう存在せず、記憶も定かではありません。最近、カップ麺の「ぶぶか」を食ったけど記憶が蘇らなかった。されど今回訪問し再体験してようやく記憶の片鱗が呼び覚まされました。豚骨醤油系の動物系主体の香ばしい味わい。いきなり白ご飯とも合う!と思えるし、チャーシューダレに共通する味わいを連想します。
実は以前はもっとワイルドに感じたその味わい、そのタレですが・・・今味わってみると予想以上にさっぱりしている。個人で薬味チューニングできる幅を敢えて作ったのかは不明ですが、なんとなく・・・武蔵野大地に根付く「武蔵野系油そば」にもわずかに共通するものがあるのかもしれません。端的に言えば、武蔵野系に豚骨コラーゲンを過度にアクセル効かせれば、こういう味わいになるのではと・・・。魚介系のフレーバーをあまり感じず、ゆえに辣油など垂らせばいきなり動物系パンチと響き合うような感覚を覚えます。
最初は深く濃い鼈甲の色合いで飴色のような艶感あるタレ。徐々にかき回すと空気と撹拌され、白濁して粘度が増す。白濁する方が味がマイルドになるのだが、油感が増すという不思議さ。割と多めのタレ分量であったことも、個人的には満足。並で590円という価格設定もまた嬉しい。
【麺: 極太過ぎず、柔らか過ぎず・・・・油そば最適さを感じ取れる好印象麺!】
<モチモチ過ぎず、芯も残さず、油そば専門と思えるバランスチューニングがええねん!>
武蔵野系とは一線を画するのはその麺の太さ。やはり太麺だと麺顔の迫力が違うと感じさせますね・・・。その麺の風貌から、油そば専用麺かと思えるほどビチッと決まっているなと感じさせる存在感。全体的にタレが絡まって・・・・すでに麺が飴色に輝いておるのであります。これは見ためだけで生唾が発せられます。わりと熱々状態で供せられるので、ハグハグして、つけ麺のあつもりチックな、密度の柔らかいしっとり太麺の感覚が広がります。前歯の差し込みはスパ!っと小気味よく切れる。そして、奥歯で潰すと瓦解ポイントを感じさせず素直に反応する。海苔に貼り付かせて巻いて食うとまた、パリパリとしっとり感が交互して面白い。
<ほどほどに・・・ヌメル程度がまたさっぱりと頂ける>
混ぜることで撹拌されたタレの粘りが程よく中太麺の地肌に貼り付く。その感覚は、クチに運んだ最初はヌメルのだけど、舌の摩擦で融解されたかのように、いきなり粘度が変化する。その微妙さが「ヌメル程度がまたさっぱり」といった感覚。これは、油そばならではの感覚だと思うのだがね・・・・。油そば。ネーミングに反して実はさっぱりとしている不思議さはこういうところにあるのかもしれません。なんだか、この夏は油そばにハマりそう(笑)。
【具:このタレならテッパンと思える・・・・チャーシューほか】
<外れなき・・・褶曲した関東ローム層のようなチャーシュー>
実に見事な定番なロールバラ肉チャーシューです。クチに運んだとたんにほぐれる感覚も、実にポピュラー。サイズ感は少し小さめなのは否めないけど、価格相応といえば納得感あります。味わい的にも白飯にあうタイプ。やはり刻むより一枚肉の方が、ラーメン用チャーシューとしてはいいね!例えまぜ麺向けには刻んだ方が混じり合いやすいとしても、肉はやっぱり形が需要ですよ。
<よく出会う量産的メンマがこれまた麺とはいいマッチングだね>
わざわざ引き合いに出すほどでもないというのが本音なのだが、その一般的なところが、油そば・汁なし系にとっては、混じりあったときの歯ごたえ演出としては、演出的に良いと思えるのです。本格的で質実なコリコリメンマや、大鉈ふるったような材木メンマでは、単品として質が上でも一体感としてはマイナスに思える。狙っていたか別にしても、この程度感のメンマが実に全体てきにはハーモニーといったところかと!
総じまして、久しぶりに武蔵野に住まいを構え始めたころのことを懐かしく思い出しながら、おいしくいただきました。そいういう個人的な思い出深い一杯。しっかし・・・・疲れがピークにハマったか・・・・・。実はこの日初めて口にしたのが、この一杯。週末の休日、家族が旅行で不在なため、起こしてくれる人がいなくて起きたらすごい時間でした。まる一日損した気分なのだが(笑)。タイムスリップしたような気分。なので詠います!
潰れたり
目覚めてビックリ
午後3時
これが朝飯?
晩飯気分
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!
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店名 |
ぶぶか 吉祥寺北口店
|
---|---|
ジャンル | 油そば・まぜそば、ラーメン、つけ麺 |
お問い合わせ |
0422-28-0015 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
吉祥寺駅北口から徒歩2分、パルコ吉祥寺店の裏に在り。 吉祥寺駅から159m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
12席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣に有料Pあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2022/09/29/180000
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<2022.09> 黒丸草食系油そば + 生玉子
近年では、カップ麺で見かけることが増えたようなこのブランド。屋号の由来はそんな理由らしいです。オヤジ世代には「ぶぶか」と言えば、「セルゲイ」しか思いつかんかったけど、やっぱそういうことー。そんなウクライナの鳥人「セルゲイ・ブブカ氏」は、今では国際支援に躍起になってるとのことです。人生色々あります・・・。
そんな私にもこの日は、いろいろありまして、仕事が片付かんので早朝から業務を開始したところが、トラブル続きで擦ったもんだで、ようやマトモなものをクチにする午後2時過ぎでございます。夕方からまた業務再開ということで、ここはガッツリと気合い入れましょう!。ホープ軒本舗が丁度満席だったので、こちらへ流れ、今回はガッツリと油そば!。
<全体> 草食系と謳いつつこのガッツリデカ盛り感!遊び心と迫力が満足感を醸し出す!
麺の大盛が近年キツく思えても、ガッツリと食いたい!そんな御仁には、こんな一杯がお勧めです。この見栄え!この山盛り具合には興奮を覚えます!。二郎系じゃなくともそんな気分を味わえる風貌が素晴らしいです。それでいて青菜の色合いが嬉しい。てっぺんには辛葱っぽいトッピングも配されて、葱大好き「ネギ星人」としては、配膳の瞬間で垂涎状態です(とにかく腹が減りすぎてた)。
<辛ねぎ> 香味油とコチジャン!そして葱の甘味と清涼感のハーモニー!緩いザクザク感に興奮!
少しコチジャンが混じったようで辣油も関係したかのような淡いオレンジの色合い・・・それが細かめにカットされた白ネギに絡み、染め上げます。ザクザク歯応えがキープできるざく切り感がナイス!。辛いと思いきや意外とマイルドホットなイメージでええ塩梅とはこのこと。微妙い胡麻油の風味があるのか?コクも広がり、ネギの清涼感ともマッチするじゃないか。作り置きじゃなく、オーダー毎に仕上がってるので、フレッシュに楽しめます。
<タレ> 豚骨醤油をイメージする分厚くマイルドな甘味を放つ醤油ダレ!安寧なる旨さ!
「黒丸」というバージョン専用のタレです。色合い的には醤油感が強いようですが、実はとってもマイルド。個人的には、武蔵野系王道の油そばの感覚に、動物系の旨味を多めに足したようなイメージで、動物系の甘味が分厚目です。
王道油そば系のタレは、胡麻油など植物系に豚骨エキスを含めたような味わいですが、これは背脂を足したか?のようなコク深さと言えましょう。元からパンチを効かせ気味に、ニンニク入ってもいい感じでしょうが、デフォでそれはないようです。
<麺> 攪拌乳化の豚骨醤油ダレが絡む!中太で緩い捩れが具材を絡める楽しさ!モッチリ弾力とプリっとした歯切れに生卵が絡む!
茹で上がり直後から、スタフがたれを麺に絡めて攪拌。既にこれによってタレが攪拌し乳化し、麺の地肌に貼り付いております。そんな中太で緩い捩れの多加水麺。その明るいもちもちとした歯応えと、ニュルニュルと滑るようにスベる感覚は、あゝワイルドな楽しさって感じにさせます。見栄えは男性的だが、食感はとても女性的な物腰というか、ソフティーな感覚。モッチリ弾力とプリっとした歯切れの楽しさでございます。
<チャーシュー> 持ち上げると崩れるほど柔らかな厚切り豚バラ肉ロール!端の焦げ目の香ばしさ!蕩ける脂身の甘さ!
脂身がすでにトロトロ手前な状態。そして赤身部分はとても柔らかくて、醤油ダレの塩気と肉の旨味が一体化した旨さです。特に周囲の部分が一番旨く、ローストした香ばしさに、タレが一番濃ゆく浸透したコク深さが入り混じる旨さじゃないか。ちょっと一枚では全体の迫力に埋がちだが、肉増しして白飯を投入しても旨そうです。
<味変> 油そばと言えばテッパン!辣油とお酢!更にニンニク入れてパンチ効かせる!
分かっちゃいるけど止められない。油そばの元祖のある武蔵野市ですから、やっぱ辣油とお酢で仕上げます。大体これやってしまうと、同じ味に近寄ってしまうものですが、豚骨エキスの乳化したコクが分厚い分だけ、ちょっとオリジナリティを楽しめます。
更におろしニンニクを投入!これでかなり味のキレが変わってくる!。たとえ微量でもエッジが効いて塩気に響くのが痛快です。
<野菜> ほぼ茹でもやし!青菜が入って嬉しい!草食系を体感させるボリューム!
原材料物価高のご時世のせいか・・・キャベツは無くなってました。ほぼ茹でもやし!でも青菜が相変わらず入ってやっぱ嬉しいです!。草食系を体感させるボリュームで、ちょっとした二郎感を楽しめるかと思います。更に辛葱もあるから、全体的にはかなりいい感じの「草食系」です。噛み締めて時間が経過すると、野菜の汁も全体に広がる旨さ。
総じまして「野菜中心のヘルシーさ!安堵で食えるガッツリ系汁なし!吉祥寺にぶぶかあり!」と言う感動の嵐!。朝っぱらから激務続きのヤサグレ気分が一気に癒されました。食えば食うほどストレスが癒され、野菜摂取で健康増進!?。この店では一番のお気に入りかも?。見た目ほど負担なく食えるし、食えば達成感も楽しめます。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
繁忙期
悩み抱えて
油そば
食らう刹那に
憂さを忘れる
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!