西荻窪駅南口より徒歩3分の、パキスタン料理店 : ラヒ パンジャービー･キッチン

（'14/01/21）
先週土曜日、ランチでの再訪です。

入店したのは12時半頃。
店内自分以外二人客二組、食べてる間に一人客二人入ってきてました。

以前は厨房のラヒームさんと、ホールの方と二人体制でしたが、今回厨房にもう一人増えて、スタッフ三人体制になっていました。


この日は季節メニュー？で菜の花カレーととうもろこしロティのセットがあって、かなりそれにしようかどうか迷ったのですが、それはカレー1種で1280円ぐらい、ランチBセットはカレー2種で980円なんで、結局この日もBセットにしてしまいました。
この日は前回食べてない、チキンカレーと本日の日替わり野菜カレーを選択。
日替わり野菜カレー、この日は南瓜でした。
主食はこの日もブラウンライスを注文して、他にサッポロラガー中瓶500円も注文です。

注文後、10分強で料理登場です。

チキンカレー、チキンは唐揚げサイズの大きな物が二つ入ってます。
カレーはどちらもパキスタンの辛さで頼んだので、食べると途端にじんわり汗が滲んできますが、辛くて食べられないという辛さではありません。
また勿論、辛いだけでなく、それ以上にしっかりスパイスの香りが立っており、スパイシーなカレー。
けど、ベースにほんのりした甘味のあるカレーで、甘味は玉葱なのかな？本当に美味しいカレーです。

南瓜カレーは、煮物にするぐらいかそれより小さいぐらいのサイズの南瓜がごろごろ。
こちら、具材は南瓜だから、それは甘いのですが、ベースはチキンみたいな甘味はなく、もっとスパイシーな仕上げで、非常にこれ単品のバランスも良いですし、チキンカレーとの対比、バランスも良くて、ラヒームさんの腕の良さを再認識せずにはいられません。
ホールのブラックペッパー、カルダモンや、カシアの破片も入っていて、チキンカレー以上の攻撃的なカレーでした。

うちからはかなり遠いのですが、こんなに美味しいカレーをランチから食べられるところはそうそう無いので、また来ます！


（'13/04/13）
先週土曜日、ランチでの訪問です。

開店が12時なので、5分前ぐらいにお店の前まで行き、時間になるとともに入店です。
僕のすぐ後にも二人客ひと組、食べてる途中で一人客も入ってきました。

ランチセットはどれも魅力的でしたが、初めてのランチなので、一番オーソドックスなカレーのセットメニューを食べる事に。
という訳で、ランチBセット980円と、追加ナン150円を注文。

ランチBセットは「カレー2種（本日の野菜・本日の豆・チキン・マトンから選択）、主食（ナンorブラウンライス）、ミニサラダ、ラッシー（一回お替わり無料）」のセットです。
カレーは本日の豆とマトンを、主食はブラウンライスを選択。
注文して、10分程度で料理登場です。

ナンはパキスタン系らしく、丸型ナン。シディークパレスでも出てきたような、綺麗な模様の籠に入って出てきます。
厚みは無いのですが、もっちり感はなく、かなりふわっとしたタイプ。
デニッシュみたいなサクっと感とバターの風味があって、かなり独特なナンです。
甘味はありません。

ブラウンライスは、バスマティライスを使用。香り良いライスです。
少ししっとりしてて、パラパラのバスマティも良いですが、こういうのも良いですね。
前回より甘味は少ない気がしました。

本日の豆カレー、豆はマスールとチャナだと思います。
見た目、少し油っぽそうにも見えますが、食べてみると全然そんな事なく、塩加減もばっちり、スパイス風味もちゃんとあって、非常に上手い！！スパイスはホールもパウダーも使っているようで、ホールのクミンなんかが入っていました。
ライスにも、ナンにも抜群に合います。

マトンカレー、野菜ベースで、それ由来のドロっとした感じがあります。マトンの風味もちゃんとありますが、やや弱めかな？
マトンの肉はかなり柔らかく煮込まれています。大きな骨も入っていて、そういうところから出汁も出ているのか、これも非常に美味しいカレーです。
こちらもやはりホールスパイスも入っていて、カルダモンやクローブ、シナモン等がありました。
カレーは二つとも、文句の付けようの無い美味しさでした。

ミニサラダは、チャナをヨーグルトで和えた様な物。
お決まりのキャベツの千切りじゃなくて、こういうサラダなのも良いですね。

ラッシーは、かなり独特のラッシーでした。
どうもかなり発酵してる様で、微発泡になっているんです。
甘味と酸味のバランスも良く、美味しいラッシーです。
また、一杯お替わり無料というシステムも珍しい。
食べながら一杯飲んで、食べ終わったら食後の一杯、という使い方をしました。

カレーが2種類にしても、かなりたっぷりで、それでこの値段なのは凄いと思います。
前回来てからかなり経ちましたが、しかも前回夜で今回ランチですが、味に全然遜色無く、依然トップレベルの美味しさ。
今度はこんなあいだを空けずに、また食べに来たいものです。


（'10/03/16）
一昨日（日曜）の夜、貸切で8人で利用しました。

前々から行きたいと思っていた店だったのですが、マイレビュアーさんが幹事となり、こちらで料理会を開いて下さいました。
6時半スタートで、3500円のコース料理。ドリンクは別です。
一応メニュー表では、写真の通りだったのですが、実際に出てきた料理は
サラダ
鳥皮の唐揚
スクランブルエッグ
シャミカバブ
ブラウンライス
ナン
マトンの胃袋カレー
ボンディマサラ
アルパラック
マトンキーマ
ダルカレー
ホットジンジャーチャイ

でした。
また、アルコールやソフトドリンクを皆2～3杯程頼み、会計は一人頭4700円でした。
大分おまけもしてくれたようです。
なので、今回もＣＰと総合評価は保留です。

まず最初にサラダ登場。
サニーレタスときゅうりとトマトの、シンプルなサラダ。
ドレッシングも普通のゴマドレ。　と思いきや、クミンの香りがかなり強いドレッシングです。
こんな香りのドレッシングは初めて。
サラダはお替りもＯＫでした。

鳥皮の唐揚。
これはやっぱりビールが合う一品。
こちらもやはりただの唐揚ではなく、クミンの強烈な香り。
どうやらこちらのお店のシェフ、ラヒームさんは、クミン使いの様です。

続いてシャミカバブ。
これはマトンひき肉を平たく固めて、卵の衣？を着けて焼いたもの。
マトンの風味が美味しい一品。

スクランブルエッグパキスタン風。
色が茶色で、これもスパイススパイスしてるのかと思いきや、意外と普通の味。
けど、他の人はスパイスの香りがすると言ってた人もいました。

そしていよいよ主食とカレーの登場です。
主食（米）はブラウンライス。
バスマティライス使用で、飴色玉葱と和えてある一品です。
こちら、香りが独特。
バスマティなので、もちろんあのインディカ米特有の、香ばしい様な香りもありますが、なんだか、蜂蜜か砂糖の様な、甘い香りも強いんです。
食感は、パラッパラと言う程でもなく、少ししっとり。飴色玉葱故でしょうか。
一見そのままでも味がありそうな色ですが、食べてみると、味は着いていません。
カレーと一緒に食べて美味しい主食です。

ナン、丸型のを、4分の１づつにカットされて出てきます。
こちらのナン、ギーの風味を感じません。バターっぽい風味です。
ナン自体の食感も、ちょっと固め。
そのまま食べると、甘みはほとんど無く、うっすらと旨み。
特徴的なナンで、こういうのが好きな人もいるでしょうが、正直僕の好みではなかったです。

カレー、これがどれも秀逸でした！
全部で5種類のカレーを食べました。
普通これだけの種類を食べると、どんな美味しいお店だって「これだけはそんな好みじゃないな」ってのが出てくるもんですが、全部が全部、100点の味。
どのカレーも、はっきりと何のスパイスかわかる程の主張はしませんが、ちゃんと混ざった上で「スパイス効いてる！」と感じる香りです。

羊の胃袋カレーは、美味しいモツ煮の様に、モツ（胃袋）の食感は残しつつ、噛み切れないような事はなく、美味しくいただけます。

ボンディマサラってやつだと思うんですが、チキンと野菜のカレー。
チキンは骨付きチキンも入っていて、油強め。
一口サイズのピーマンやパプリカが入っていて、チキンドピュージャの様。

アルパラックは、一番優しめの味だったかな？
けど、全然物足りなさは無し。

マトンキーマ、こちらも油強め、そして羊臭強めの一品。
マトン好きにはたまりません。

ダルカレー、即席で作ってくれたのに、ダルはけっこうしっかりと柔らかく、溶けそうなぐらい。
豆だけのカレーなのに、コクもスパイス香もしっかりある。

どのカレーも、ブラウンライスとの相性ばっちりでした。
ちなみにカレーと主食も、お替りＯＫとの事で、ブラウンライスは2回もお替りしました。

食後は皆でホットチャイ。
乾燥生姜があるから、とそれを入れてくれました。
僕だけ我がままに「甘くないのがいい」と言ったら、快くそれにも応じてくれました。

昼のコートロッジのホットチャイも美味しかったですが、こちらのホットチャイも美味しい。
生姜の風味も良いです。
ただ、昼に砂糖入りを、夜に砂糖無しを飲んで思ったのは、「アイスは砂糖無しが美味しいけど、ホットは甘いのが美味い」って事。わざわざ僕だけ砂糖抜いてもらったのにすんません・・・


お酒飲みながら、皆と話しながらなので、カレーの味の分析とか細かいところまでできませんでしたが、美味しい事は間違いないです！

土日祝日しかランチはやっていないそうなのですが、今度はランチを狙って来ます。