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店名 |
尚チャンラーメン
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、食堂、ラーメン |
お問い合わせ |
03-3384-0729 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
鉄道利用の場合:地下鉄丸の内線新中野駅から鍋屋横町から十貫坂上交差点方向へお進みください。 新中野駅から428m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
18席 (カウンター×6、2人掛けテーブル×2、4人掛けテーブル×2) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
オープン日 |
1985年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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男とはつまらない事に意地を張り、勝負を挑むものである。
どちらが多くの酒を飲めるか、どちらかより辛い物を食べられるか、どちらが大量のメシを食べきれるか。
これが他人と争っているぶんにはまだ良い。
やっかいな対戦相手が一人いる。そう、過去の自分だ。
この戦いに敗れ去ったとき、男はもう若くないさと風に言い訳したりするのである。
今夜も一人、ボリュームの多いことで有名なこの店に、そんな無謀な戦いを挑む輩が現れた。
既に40代後半に差し掛かっている彼が、この店の定食を食べきれるのだろうか。
彼はカウンター席に座り中瓶ビール/黒ラベル(税込450円)を注文し、
お通し(無料)の大根とキュウリの漬物をつまみながら決戦の時を待っている。
漬物は明らかに漬かり過ぎで酸っぱいが、酸味は食欲増進の効果があるので彼の助けになるだろう。
決戦の種目は、生姜焼き定食+半ラーメンのセット(税込850円)だ。
一見さほどの量に見えないご飯だが、
ぶっきらぼうな店員さんにより杓文字でギュウギュウと押し込みながら盛られているので、
茶碗3杯程度の量は十分にある。
彼は先に半ラーメンからやっつけるようだ。
ストレート系の麺、チャーシュー、メンマ、小松菜をたいらげると、そこにはネギの浮かんだ醤油味のスープが残る。
どうやら先に麺を食べてしまって、これは半ラーメンではなく、
定食についてきたスープだと自らを誤魔化すことで全てを食べきる作戦らしい。
メインの生姜焼きに生姜の風味はほとんど無く、やや甘めの味付けがされている。
彼は箸で摘み上げた生姜焼きを一度ご飯の上に乗せ、ご飯にタレの味をつけた。
その後、生姜焼きを口に入れたと思いきや、すかさずタレのついたご飯を頬張る。
これは世に言う「ワンバウンド食い」というやつで、もっともご飯が進む食べ方の一つだ。
まだ若く貧乏な頃に、少ないおかずで大量のご飯を食べるために身に着けた技だが、
今は年老いた彼が、この量のご飯を食べきるために使われているのだ。
全てを食べ終えた彼が、顎を突き出し店員さんの顔も見ずにお金を払ったのは、
何もちゃんと返事をしない店員さんにいらだったわけではない。下を向くのが苦しいくらい満腹なだけなのだ。
何も得る物がない戦いではあったが、彼の唇には勝者の笑みが浮かんでいた。