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店名 |
味治
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ジャンル | うなぎ、串焼き、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
03-6677-1990 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線、東京メトロ東西線【中野駅】北口 徒歩5分 中野駅から284m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
18席 (カウンター10、4人掛けテーブル2) |
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個室 |
有 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 昼は禁煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近くの有料駐車場:中野ブロードウェイ駐車場35台収容、中野5-47-2に4台収容、ほか |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
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利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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2016年3月ランチ訪問:
約1年ぶりのランチ訪問。店のカウンターには一人で来ている50歳前後の男性が2名。馴染みのお客さんなのだろう。短冊やお新香などを食べながら、日本酒をちびちびと飲んでいた。おそらく川二郎からの馴染みなのだろう。私は30分しか時間がなかったので、早々に肝焼き、うな丼を注文した。あらかじめ鰻は割かれ、串に刺されて、下調理はされているので、30分でも十分大丈夫だという公算があっての来店だ。店によっては鰻を割くところから始まるなど、提供されるまでに30-40分かかるのは当たり前の店も多い。これはこれで鰻屋としては素晴らしいが、味治や川二郎など、ふらっと寄って、思い思いの楽しみ方で鰻をいただける店のやり方も良い。
注文すると、まず最初に出てきたのは肝焼きだ。肝が串に巻かれており、ボリュームとしては中程度だ。一口食べてみると、柔らかい食感のなかに、肝の心地良い苦味が感じられる。土臭さはない。タレはやや多め。肝の良さを引き出す丁寧な仕事ぶりが感じられるとともに、店主がベストなタイイングで提供してくれたことがわかる一品だ。
蒲焼があがり、盛り付けられ、うな丼が出来上がった時、「よし」と短く声を出していた店主。いよいよ登場。価格は1700円と以前より値上げをしたとはいえお手頃価格だ。箸を入れると、身がスッーと切れる。一口食べてみると、身の脂のまったりとした甘みが感じられる。プリプリ感というより、まったり感の脂の甘みが強いので、おそらく愛知・静岡の鰻を使っているのだろう。身はとても柔らかく、ほろほろと口のなかで溶けていく。小骨感もなく、土臭さもない。タレの味は甘さも辛さも強調されておらず、鰻の味を引き立てる補佐役といった感じだろうか。全体的に味はしっかりしているが、丁寧な仕事ぶりが感じられ、店主のやさしさが伝わって来るようだ。カウンターを背にしながら焼き場に立って調理している店主の後ろ姿を見ていると、まるで鰻と会話しながら、最高の食べごろを待っているように思える。静かで厳かな雰囲気を醸し出す店主の背中を見ながら、うな丼が提供されるのを待つ。このゆっくりとした時間も、本当に素晴らしいものだ。
うな丼を食べている途中、隣の人が頼んでいた短冊が気になったので短冊(塩)を注文。短冊は塩とタレ、好みに応じて注文できる。「短冊、塩でお願いします」と言うと、店主は焼き場に向かったまま、少しだけ顔をこちらに向けて「短冊ね」と静かに応えてくれた。カウンターに座っている人たちの注文に関しても、同じように静かに応えているご主人。出来上がると「はい。短冊」と自ら出してくれた。お客さんに背を向けたまま、応対しているのは、お客さんをないがしろにしているわけではない。むしろ、お客さんに鰻を最高の形で届けるために、鰻と真摯に向き合っている姿勢が静かに感じられるようだ。
リピートの可能性:
前回と比較すると、クオリティはアップしているように感じた。それは鰻の質というより、店主が鰻と向き合う環境が改善されたという部分ではないだろうか。店主と比べて店員の仕事は少なく見えたので、店員が店主をもう少し積極的にサポートしようとすれば、味治はさらに良い店になるのではないかと思う。
川二郎が、古き良き昭和の横丁の飲屋街の中の鰻屋だとすれば、味治は庶民の街にあってみんなから愛される良き鰻屋だと言える。鰻にはビタミンAをはじめ、多くの栄養が詰まっており、体を元気にしてくれるものだが、店主のいる味治には疲れた心までホッとさせてくれるような力がある。夜は川二郎、昼は味治というゴールデンコースを楽しむのもまた乙なものである。またリピートすることは必至だ。
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2014年5月 ランチ訪問。
数ヶ月ぶりに、中野の鰻屋「味治(みはる)」を訪問。再開発が進む中野駅周辺だが、一方でディープな店も多い。駅周辺には小さな飲食店が新旧入り乱れて存在する。最近では、中野ブロードウェイがオタクだけでなく外国人観光客にも人気スポットとなり、中野のカオス感はますます増している。ちなみに中野ブロードウェイには、同人誌やフィギュアなどの小さな店が連立している。
味治は中野駅北口を出て、中野ブロードウェイ方面に進んで右手の裏通りにある。近くには川二郎、いろは亭といった中野を代表する鰻屋が存在する。実は味治と川二郎は密接な関係にある。味治のご主人は、2008年に川二郎を甥っ子に譲り味治を開店した。昨年、川二郎は味治の御主人の甥っ子さんから娘さんに店主が変わったのだが、この二店は密接な関係にある。ちなみに、荻窪に川勢という串焼きの名店があるのだが、こちらのご主人は味治のご主人が川二郎の店主だった頃に修行を受けたということだ。この味治のご主人、川二郎の店主時代、まんが「美味しんぼ」の第80巻の鰻の話で登場しており、鰻ファンの間ではちょっとした有名なご主人だ。
さて、料理の方に話をうつしたい。訪問したのは土曜日。休日のランチながら1350円の鰻丼は格安なので、2500円の鰻重はあるものの、このコスパを実感したくて鰻丼を注文する。効率を考えて、途中まで調理をした蒲焼きを炭火にかけるので、約20分程度で料理は出てくる。串なども昼からやっているが、こちらは生から焼きまで注文を受けてから調理をする。肝吸いは200円が別途でかかるが、鰻丼には吸物とお新香がついている。
蒲焼きの焼きは、若干焦げ目がつく程度の焼き加減だ。食べてみると、見た目ほど焼かれた感じはしない。ふっくら、まったりとした蒸された身は、箸を入れれば焼かれた皮とともにさらっと切れるほどだ。人によって、小骨感を感じる人もいるかもしれないくらいの小骨感がある。蒲焼きのタレは甘さ辛さともに主張するレベルではない。ほろほろとした食感の御飯とともに頂くのが良い。
大人にしてみると、鰻丼のボリュームはやや少ないかもしれない。ただ、1350円で鰻丼が食べられる鰻屋それほど多くない。今時、1000円前後で鰻が食べられるのは中国産の鰻を使っている鰻チェーン店かスーパーのもの程度だからだ。
リピートの確率:
コスパは高く、ご主人の丁寧さも伝わってくるが、現時点で特筆すべき点は少ない。味治はやはり”串”の店なのだ。美味しんぼで取り上げられたように、鰻のいろいろな部位を頂くことが出来る”串”にこそ味治の本領はある。鰻丼のリピートはない。ただ、夜の”串”でのリピートはある。