【2回目】20組待だと2時間40分待っても食べられなかった話「しもきた茶苑大山」 : しもきた茶苑大山

しもきた茶苑大山＠下北沢
かき氷

三茶から下北沢まで歩いて遊びに行き、さて、ちょっとお茶でもしようかと、ちょうど1年前くらいに訪問した「しもきた茶苑大山」というかき氷屋さんに行ってみたところ・・・

普通に大行列。

3月だというのに、かき氷屋さんに行列が出来るとは恐れ入りました。
昨年3月に訪問した際にお店の方に伺って見ると「GWに入ると大変な行列になる。寒いうちはそうでもない」とのことだったのに、なぜ。

3月にしては暖かい日ではあったももの、さすがは伝説のかき氷屋さんである。

しかし、そんな大大大行列のかき氷屋さんですが、機械に登録して、順番になったら呼んでもらえる制度があります。
前回はまさかの並びなしであったため使用しませんでしたが、今回はお世話になることに。

14時18分。21組待ち。なるほど。

離脱率もある程度あると思われるので、実質15組待ちくらいかなーと、この時点では思っていました。
席は6とか7テーブルくらいあったので、1組30分でも1時間待ちくらいかな？と。

受付を済ませれば、その場にいる必要はありません。
このレシートのQRコードを読みますと、、、

スマートフォンであと何組なのか教えてもらえる仕組みですので。
（ガラケーでも大丈夫なのかどうかは不明）

下北散策をしながら、10分に1回くらいチェックしていたのですが、一向に数字が減りません。なにこれ。

17時、つまりは2時間40分待った時点で20組待ちが、やっと3組待ちになるという有様。なにこれ。
2時間40分待っても順番は回ってきませんでした。

なお、17時半から経堂にある中華料理のお店を予約していたので、余裕でかき氷を食べることが出来ず、むしろ興味は「この先、この画面どうなるんだろう」という1点に絞られました。

あと2組になったら「ご来店ください」になりました。
17時2分のことであります。もう暗くなってきたし、若干寒くなってます。はい。

あと1組になったのは17時6分。この時点でお店に電話してキャンセルを告げました。

20分後に見てみると、「後の方を先に案内しています」になりました。
このあとはずーっとこの表示でした。

というわけで、今回は食べることができませんでした。

時間帯や曜日にもよるのかもしれませんが、20組待ちですと2時間では入店できないこともあるようですのでご注意ください。

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【オーダー】
オーダーできず

しもきた茶苑大山＠下北沢
甘味処

原宿からカフェを目指して代々木上原まで歩いたのですが、代々木上原でカフェ3軒に満席でフラれ、一体この街はどうなっているのだということで、そのままさらに歩いて下北沢までやってきました。

下北沢×カフェで検索すると、カキ氷屋さんが一番上に出てきました。
しもきた茶苑大山というお茶屋さんがやっているカフェなのですが、夏になると超人気ラーメン店すら足元にも及ばないほどの大大大行列を作るという有名なお店です。

夏には絶対に食べられませんが、3月ならどうなのだろうと思い行ってみた。
お茶屋さん到着。

2階がカフェになっています。カフェというか甘味処ですね。

入口には不吉な機械が置いてあります。
大大大大大行列対策の、前渡し券ではありませんか。

恐る恐るボタンを押すと、奇跡的に待っている人はいないと表示されます。
（写真は別のタイミングで撮影したので2組待ちになってます）

なんと。奇跡が起きたか？
偶然にも今日という日だけ、誰もカキ氷を食べたくならなかったのか？

この日は3月とはいえコートがいらないくらいの陽気だったので、あるいは大大大大大行列が出来ているかと思い半分諦めていましたが、餡子隊長の執念が勝りました。

いざ入店。

まず驚くのは店内の温度です。ものすごく暑い。セーター着ているので汗が噴き出ます。
お店の方に「カキ氷対策ですか？」と伺うと、「食後寒いと仰るお客様が多いので」ということでした。

なるほど。冬でもカキ氷を提供しているだけのことはしているようです。

席は2人掛けのテーブルが5つと、4人掛けのテーブルが1つしかありません。
この席の争奪戦が繰り広げられるわけですね。

なお、お店の方に伺うと、
「4月くらいまでは全然並ばずに今日のように入れる日もある。5月を過ぎると連日大変なことになる」とのことです。
しかし券を引いてもらって、下北で遊んだのち、券のQRコードを読むと待ち人数がわかるので、ちょうどよい頃に来てもらえば待たずに来れる、との情報も教えてくれました。

なるほどぅ！これなら夏もこれますね！
並んでいる間に干からびた、なんていう心配もありません。

壁際には数々のトロフィーが置いてありまして、「オーナーが趣味の草野球のトロフィーでも飾っているのかな？」と思ったら、、、

全部抹茶に関するトロフィーでした（汗）。しかもかなりガチな賞ばかりでした。
農林水産省とか内閣どうのこうのとか。

カキ氷メニューはこちらです。決して外せないのは微糖抹茶、こちらでしょうね。
1,130円ですがオーダーしないわけにはいきません。餡子隊長は無類の抹茶好きですので。

餡子隊長の微糖抹茶が来ました。微糖抹茶は別添えの蜜を付けられるのですが、隊長はミルクを選択されました。
（写真映えを考えて頂いたということで、なんと優しい隊長殿でありましょうか）

それにしても何というビジュアルのカキ氷でしょうか。歓声が上げないのは絶対に無理です。
「おお」「うわー」「すごーい」あちこちから声が上がります。

エスプーマという、スペイン語で泡という意味ですが、抹茶をエスプーマにすることで、このように上から回しかけても氷が崩れない抹茶カキ氷が完成したのだそうです。
シロップを入れてしまうと、それだけで氷が解けてしまいますし、何より抹茶の風味が損なわれるのでお茶屋として提供できる最高の抹茶カキ氷にしていると。

味は最高なんていうものではありません。「かもしれない」ではなく、100％間違いなく人生で一番美味しいカキ氷です。
（注：人生で10回くらいしかカキ氷食べてませんが）

抹茶の味が濃いのなんの。これがカキ氷だとは信じられません。
そして噂には聞いていましたが、脳が冷たいと感じるよりも先に溶けるため、がつがつと食べても全く頭がキーーーンとしません。

真のフワフワ系カキ氷を頂いたのも人生初です。

途中でミルクを回しかけます。

完璧な抹茶ミルクカキ氷の完成です。甘みが足されてスイーツとしての美味しさが更に増します。
が、抹茶を楽しむという意味では、BEFOREの方が格段に上ではあります。

私は黒みつきな粉にしました。

きな粉はポンポンと自分でかけます。

お化粧完了。

自家製黒蜜が最高に美味しい。が、微糖抹茶のビジュアル、味の凄さにはだいぶ及ばず、圧倒的に微糖抹茶を食べることをお勧めします。

それと、隣の超常連さんと思われる女性が食べていた、真っ白なやつが非常に気になりました。
その方は「いつもので」と注文し、さらには「たぶん同じものをあとでもう1つ食べる」とも告げていました。
ラーメン屋さんでも私は見たことがない「座ったまま連食」をやってのけるようです。

微糖抹茶ともう1つはあの白いのにすればよかった。。。あれは何というメニューなのだろうか。白いのでミルクだろうか。でもミルクは670円と非常に安く、ビジュアル的にはどう考えても1,000円級だったのですが。

とにかく、カキ氷がここまですごいとは思いませんでした。「カキ氷に並ぶなんてどうかしている」と思っていましたが、全て思い直すことにしました。

また行こう！ちょっとカキ氷のファンになってしまいました。

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【オーダー】
微糖抹茶　1,130円
黒みつきな粉　720円