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本日夜空席あり
050-5570-1781
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BKOさんの他のお店の口コミ
店名 |
蔭山樓(カゲヤマロウ)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
中国料理 百名店 2021 選出店
食べログ 中国料理 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 中華料理、ダイニングバー、フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
050-5570-1781 |
予約可否 |
予約可 ★ランチタイムは、①11:00~12:45、②13:00~15:00の2部制です。 |
住所 | |
交通手段 |
東急東横線/東急大井町線 自由が丘駅 正面口徒歩5分 自由が丘駅から389m |
営業時間 |
|
予算 |
¥5,000~¥5,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T7010001111342 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
チャージ料なし |
席数 |
24席 (テーブル20席、カウンター4席 立食での貸切の場合30名まで可) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 24人、立食時 30人 |
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、ソファー席あり |
ドリンク | 焼酎あり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2009年 |
電話番号 |
03-3718-6436 |
備考 |
★ランチタイムのご予約は、コース又はセットとさせて頂きますのでご了承下さいませ。 |
関連店舗情報 | 蔭山樓の店舗一覧を見る |
初投稿者 |
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自由が丘駅前は、盆踊りで沸き立っていた。
駅前からは10分ほど歩くだろうか、盆踊りの喧騒が嘘のような、落ち着いた町並みのエリアに「蔭山楼」はあった。
お洒落な店である。
何も知らずに入れば、中華の店だとは思うまい。やや明るめの照明で照らされた店内は、品の良い内装といい、綺麗にクロスをかけられたテーブルセッティングといい、凛とした上品さで出迎えてくれるマダムといい、小さなフレンチレストランの雰囲気を漂わせている。
生ビールから始めた。
暑い夏の日のスターターは、生ビールに限る。理屈抜きに美味い。
店の雰囲気はフレンチだが、これからいただく料理は間違いなくチャイニーズの筈なので、酒はやはり紹興酒。マダムの勧めで、「紅琥珀」という無濾過の紹興酒を選んだが、この酒が美味かった。ふくよかな丸みを帯びた口当たりでありながら、華やかな香りがあり、芳醇かつ奥深い味わいが実に良い。
付きだしは、胡桃を甘く炒めたもの・クラゲ・ザーサイの3種。それぞれに品質の確かさを窺わせる始まりである。
料理は、「蔭山シェフのおすすめコース」にした。
前菜の一品目は「棒々鶏」。山クラゲと大根の酢漬けを添えた料理だが、3色のソースをかけたルックスはフレンチの一皿のようだ。
前菜のもう一品は、「朝採り蒸し野菜」。枝豆・ブロッコリー・カボチャ・ニンジン・紅芯大根・ズキーニがせいろの中で蒸された状態で供される。新鮮な野菜自体の美味しさを慈しむ一品だ。
どの辺までを前菜と呼べば良いのか分からないが、次の「さくさくおこげと海老のマヨネーズ」あたりは、既に前菜と呼ぶのがためらわれる料理だ。海老のフリットのマヨネーズ和えとバルサミコソースをかけた万願寺唐辛子のフリットに、おこげとチリソースを添えた一皿だが、海老のフリットがとても美味い。また、海老のフリットのもっちりとした存在感とサクサクとしたおこげの食感のコントラストが実に面白い。しかし、個人的には何故ここに万願寺唐辛子のフリットが、しかもバルサミコソースを振り掛けられて紛れ込んでいるのかが理解できない。おそらく色合いという意味で視覚的効果を意図したものだろうが、万願寺唐辛子である必然性はない。万願寺唐辛子のフリット自体は、これはこれで美味しいのだが、味覚的なバランスを考えた場合、この一皿に一緒に供されることには違和感を禁じ得ない。
「真鯛の姿蒸し」。コースの構成上は、この店のシグナチャーディッシュ的な「フカヒレの姿煮込み」と「鶏白湯塩そば」の前に供されるが、料理としてはこの「真鯛の姿蒸し」がメインといっても良かろう。真鯛の絶妙な蒸し加減とソースの複雑かつ繊細な味付けには唸るしかない。
そして、お待ちかね「フカヒレの姿煮込み」。 蒸し玉子を添えられた煮込みスープ状の料理である。フカヒレのポーションはやや小さめで、若干物足りなさを感じるが、煮込みの濃厚な味わいは流石である。
〆は「名物こだわり麺の鶏白湯塩そば」。この日は、良い花咲蟹が入ったとのことで、花咲蟹が殻ごと豪快にトッピングされたスペシャルバージョンだった。(豪快な外観に圧倒されたせいか、迂闊にも写真を撮り忘れてしまった。)
これもまた、濃厚なスープの複雑な味わいが堪らなく美味い一品である。「フカヒレの姿蒸し」と立て続けに、濃厚コンビのダブルパンチをくらい、若干フラフラ気味にはなるが、確かにこの2品はいずれもこの店の看板メニューの名に恥じぬ逸品である。
デザートは、「kageyamaroの杏仁豆腐」。ソースは日によって違うらしいが、この日はマンゴソースだった。絶妙の食感と杏仁の豊かな香りが秀逸な杏仁豆腐である。
濃厚な味付けが苦手な方には、もしかするとこの店の料理はちょっときついかもしれない。味の好みは人ぞれぞれだから、それはやむを得ないだろう。しかし、私のように濃厚な味が好きな向きには、好みの料理が次から次へと繰り出される堪らないレストランである。