いろんな意味でイタリアのPIZZERIA NAPOLI！！ : ピッツエリア エ トラットリア ダ イーサ

世界チャンピオンピザ職人　山本さんのお店。
すでにかなり有名とのこと。

Migliore Pizzaiolo 2007(2007年世界ピッツア選手権優勝)
Il Migliore della Manifwstazione 2007(2007総合優勝、最優秀賞)
Pizza Personalizzata 2007・2008(オリジナル部門優勝)
Pizza Artistica 2008(芸術部門優勝)
Pizza Regina Margherita 2009(2009年マルゲリータ部門3位)
かきだしてみるとこんな感じ。
マルゲリータ部門っていうのがあるんだね。でも、ピザの協会がいっぱいありすぎて、何の世界かわからなくなりつつはある。。

ちょっと調べてみると名古屋のピッツェリア トラットリア チェザリの牧島　昭成さんが
2010年のナポリピッツァ世界選手権ピッツァナポレターナS.T.G.部門（大会メイン部門）で優勝されていましたが、2015年チャンピオン返り咲きとか。。
名古屋に行ったときにチェザリ行きましたね。なかなか良かったです。
皆さん頑張っているようで。どんどん世界へ出てほしいですね。

日曜日のランチ、大人気だけに
オープン11：30すでに行列です。
でも、負けじと並んだら、意外と収容人数が多いせいか、最初の一回転目に入れました。
ラッキー！
この店内の感じはなかなかのもの。
お店が、オープンレストランなので、並ぶとこから外観だけでなく内観もわかる。
口コミを見ていると、絶賛コメントもあるが、いまいちコメントもあった。
しかし、ちょいとイタリアを知っている私から見たら
なかなかイタリアのピッツェリアを再現しているのはすごい！と思う。
さらにそれもナポリに近い南のエリアの店っぽい。北とはちょっと違う感じかも。
イタリアのマイナス面も含めて、たしかにこんな感じである。
だって、pizzeriaなのだから。ちょっと古めかしい壁とか、タイルの台とかよく
再現したと思う。それに、看板にかかれているのは、friggitoriaである。いわゆるフライ屋さん。
日本でいう洋食屋さんである。日本でも、安くて大衆的な洋食屋さんは、
サービスとか内装とかが立派でなくても味で勝負みたいなことになる。
それと同じで、そこにレストランゆえの高度さを求めるべきではないのである。
日本の飲食店は、海外のレストランを再現するとき、きれいすぎるかもです。
なので、いろんな意味でイタリアのピザやさんに近いのである。

オープンしました。
やっと座ることができました。
ちょっと大人数でいって、混んでいて、頼み方がわからず、とりあえず頼んだ「カプレーゼ」は、
イタリア南部カンパニア地方のサラダである。直訳すると「カプリ島のサラダ」という意味で、
材料にはスライスしたトマト、モッツァレラ、バジル　それに塩コショウとオリーブオイルで頂く。
素材をシンプルに生かした一品である。
これが、とっても、大衆的に、デンとでてきたとき、チーズの大雑把な感じやお皿の出し方などは
とってもイタリアと似ている。バジルも適当にちぎった感じで、そう、こんな感じ。
日本のようにきれいに並べる必要はなく、素材重視である。そして、味もほんとシンプルそのままで、オリーブオイルのよさがでていた。
それを見て、味わったとき、ピザがでてくるのが安心できたのである。

おすすめを聞いたところ、やっぱりシンプルマルゲリータといわれ、サラミもよくでるとのこと。
マルゲリータはおいしいが、同じパターンだと飽きるということから4種のチーズにした。

★Margherita　マルゲリータ　￥1650
トマトソース、モッツァレラ、バジリコ
このお店にあるMargheritaは13種あった。　
こんなに種類の多いところはないかも。
上記に書いたベースの3種になにか追加されたビザである。
実際にでてきたピザは、まさしくシンプルですが、本当にイタリアのピザであった。
粉っぽいということもいわれていたが、私は、イタリアのピザらしいと思った。シンプルにおいしかった。

★Diavora ディアヴォラ　￥2200
トマトソース、モッツァレラ、辛口サラミ
イタリア語のdiavola（ディアボラ）は本来「悪魔の」という形容詞。
alla diavola（アッラディアボラ）で「悪魔風の」となる。
なぜsalame piccante（辛口サラミ）が悪魔なのかわからないけど。
意外とこのサラミが、濃い味で、癖があるけど意外とおいしい。後に引く味であった。
サラミだけ食べたいなと思ったぐらい。個人的には、これが一押しな感じ。

★クワトロフォルマッジ　￥2350
4種のチーズのピザ。
モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、タレッジョ、パルメザン
北イタリアのロンバルディア州を中心に作られている、
イタリア版ウォッシュタイプチーズの代表格のタレッジョが含まれており
そこに青カビのゴルゴンゾーラが投入されて、かなり癖があるがなかなかいける。
これは、このみがわかれるかもですが、一人で頂くのには正直ちょっと思いかもですが、
シェアするにはおすすめ一品でした。

今回は、パスタが注文できず、このお店は軽いランチでいったので、あまりたくさん頂きませんでしたが、それなりに満足できました。
値段としてはちょいと高めなイメージですが、いろんな意味ではこんな感じかなと思います。
関西にもたくさんピッツェリアはできていますが、こんな感じのところはないので、ぜひ、目指してほしいなぁと思います。

ごちそうさまでした。