一問一答式。 : ICARO miyamoto

お友だちに誘われて念願の初訪問♪
早く着いていたのに、散々迷って（スマホの地図は信用できない！）辿り着くと
すでにお友だちはスタンバイしていた（汗）。


今さら私が書くまでもないが、此方にはコースの設定がなくて、当日のオススメ料理を
好きなように選んでシェアしていただくスタイル。
「シュワシュワ」をいただきながら、「あーだ、こーだ」と入念にメニューをチェック。


■当日いただいたお料理
・ホワイトコーンのブラマンジェ ウニを添えて （1ヶ 1,200円）　　　　　　　　 ◯
・カジキマグロのマリネ 軽い燻製 ブラータチーズ添え トマトと野菜のソース （2,600円）
・オレキエッテ しらすとブロッコリーのソース からすみがけ （2,000円）　　　　◎
・フォンティーナチーズを詰めたラヴィオリ　黒トリュフバター（2,600円） 　　 ◎＋
・トスカーナ産チンタネーゼのロースト マスタードソース （4,600円）
・ティラミス（800円）
・ジェラート盛り合わせ ピスタチオとリコッタチーズ （800円）


■当日いただいたワイン
・スパークリング（グラス）
・（白）PIETRABIANCA 2012
・（赤）Rocca Antica RISERVA MONTEPULCIANO D' ABRUZZO（グラスで）


以前から、此方のお料理の素晴らしさについては常々伝え聞いていたが、たしかにどのお料理も
「へーーっ！」と驚くほどに美味しい。
ホワイトコーンの優しい甘さにたゆとうようにウニをしみじみといただき、
マグロの燻製とまったりとしたチーズ、そして爽やかなトマトソースが織りなすハーモニーに
身を任せるままに、楽しい時間がゆったりと過ぎていく。


そしてメニューの中で最も食べたかったお料理「しらすとブロッコリーのオレキエッテ　
からすみがけ」が登場した。耳の形をしたパスタ（オレキエッテ）がしらすとからすみ、
ブロッコリーと共に絶妙の美味しさを醸し出している。。。「うわーん、美味しい！！」と
思わず目を閉じて味わってしまう。最初はあまり気にならなかったのだけれど、
からすみがたっぷりとトッピングされている分、食べていると途中からちょっと塩気を感じて
しまうが、実に美味しいパスタだった。


また、二皿目のパスタも「誠にすごすぎっ！」の印象。キャンディのような丸っこい形の
ラヴィオリの中からトローンとした柔らかで芳醇なチーズがまったりと溢れ出てくる。。。
しかも黒トリュフバターを使用という何とも贅沢な造り！！美味しくない訳がないだろう。
思わず飛び跳ねてしまいたくなる美味しさっ！！が、こってりと濃厚な美味しさがある分、
此方は一人3つぐらいで良かったかな。美味しいものがありすぎると有難みは薄れてしまう。


すでに満腹モードに入っているのだけれど、メインはチンタネーゼのロースト。お野菜を
練り込んだマスタードソースがしっとりと柔らかなチンタネーゼをさらに美味しく際立たせる。
「よろしかったら」ということで「Rocca Antica RISERVA MONTEPULCIANO D' ABRUZZO」
をグラスでいただき、満足、満足。。。


さらにドルチェもしっかりとシェア。ティラミスもリコッタチーズとピスタチオのジェラートも
完璧な美味しさだった。さすがに皆さまが高評価をつけるだけのことはある実力派イタリアンの
お店だと改めて認識した次第。。。中目黒まではるばる来ると美味しいものにありつけるのねぇ。


その一方で気になったのがサービス。一問一答式というか、何か尋ねても必要最低限の答えしか
かえってこない（汗）。きっととてもシャイな方なのだろうとお見受けするが、もう少しだけ
カジュアル感というか、お客さんとの距離を縮めるような爽やかな笑顔の接客があってもよい
のかなぁ。。。などと図々しいおばさんは思ってしまった（笑）。。
が、当日ご一緒したお友だちによれば、「ワインに詳しい人がいれば、会話ももっと弾むの！」
とのこと。なるほど！次回は詳しいお友だちを引き連れて再訪してみようか（笑）。


たしかにこの日は「（真の意味で）嗜む程度」にしかいただかなかったけれど、どのお料理も
ワインに合う（=ワインが進む？）ようにつくられているのが特徴だろうか。
そんな訳で次回は「一人1本以上」をノルマとする「嗜みレディース」で再訪してみたいけれど、
ワインの値付けは限りなく「中目黒価格」でもあるようだ。
ごちそうさまでした☆