【修正します】ケーキ食べ歩きのつもりが、、、ここで停止。堪能！ : パティスリー・スリール

修正いたします。

シニフィアンシニフィエでパンを食べて、久しぶりにオレンジのお店にお邪魔した。
入って気が付いたこと。
＊以前と店員さんが変わっていました。イートインでたくさん食べる（多分）変なオッサンに笑顔をくれる優しい人たちは何処へ？

＊ホワイトデイが近いと言う事で、お返し用がいくつもあったが、わざわざホワイトデーと書いたシールが！
これじゃあコンビニの箱入りと同じだ。渡す方はバレンタインデーのお返しで渡すのだから、今更ダサいシールは要らない。
誰？こんなシール張ること考えた人？シェフの考えじゃないよね～！と思わずつぶやきたくなる。


そして、サバラン、シシリアン、苺ショートケーキ、オペラとか幾つも買い求めたが、
どれも半分食べて残してしまった。
余りの味の変わり具合にショックを受けたのだった。

こんな生クリームじゃなかった、、、はず。
小麦粉もタンパク質の量が違うみたい。

ごく普通にある。どこにでもある。町のケーキ屋さん。とでも言うか！
優しく、しかし筋の通ったあのケーキは何処へ？
１時間近く車に乗って食べに行く価値は感じられなかった。

自分の体調とか様々あるから、もう一回は行く。
それから次が有るかどうか決めることにする。

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再訪・・・・再々訪か再々再々訪か
実はで有りますね、クリスマス近くに伺った時は大変忙しく、イートインコーナーは無いし（この時期は当たり前ですが）
持ち帰った、、、、お店の前に停めた車の中で戴いたのですが、生クリームが何かしっくりこなくて？？？？？でした。

今回は夕方にお邪魔したので、たくさんの種類は有りませんでしたが、イートインコーナーでゆっくり戴くことが出来ました。

今まで気が付かなかったのですが、バニラ豆のツブツブが殆ど見えません。
鞘ごと煮てるのでしょうか？ゴミみたいなのが混ざっていないので、見た目が大変美しいです。
・・・・・・でも、パッと見には「バニラビーンじゃないの？エッセンス？どこのケーキ？」なんて、知ったかぶりの声が聞こえそうな感じです。
食べたら解るんですけどね。

今回の発見！
チョコレイト系が大変美味しかった！
名前など覚えられる歳ではないので、丸くてチョコレイトのタルトみたいなやつで、金箔が飾ってあるヤツ。
これは美味しいです。尾山台とか京橋とかとは別の世界を行くのでしょうね。多分。
ある種の哲学を感じます。

そして今回の珠玉はこれまた、名前を覚えていない、、、、チョコレイトクリームの丸いの。
見た目は地味です。チョコレイト色も薄く、外見の主張が薄いんです。
お邪魔した時は一番たくさん残ってました、、、、1個イートイン、1個持ち帰り。
ところがコイツ、一口食べたら驚きの美味しさ。
やさしさが口中に拡がります。
何でしょうね、、、この美味しさ。
まさに「スマイル」溢れるお味です。

今回は大満足。
ごちそうさまでした。


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都内のケーキ屋さんを思い出して、バイクのエンジンを起こす。
1300ｃｃの4気筒は久しぶりにもかかわらず、あっけなく目覚めた。
175馬力を楽しみながら、246を西に向かい三茶から世田谷通りへ。
目指すは台湾肉まん屋！ではなくて、「ふらうら」（敬称略）
・・・・・・・・・移転のため？店ないじゃん。

肉まんの誘惑を振り切り、三宿から五本木方面へ。
そうです。「パティスリ・スリール」（敬称略）へ。

町のケーキ屋さんの風情ですが、普通のケーキ屋さんの2倍はあろうかという間口。
奥行きが余り無く、客動線が難しい店だな、、、、、と昔々お店を作った経験から、、、（数千坪の店とか100坪程とか、100店舗以上作りました）

ショーケースに並ぶケーキはごく普通に、、、見える。
まさに、「町のケーキ屋さん」のそれ。

とりあえず、イートインコーナーで「モンブラン」「ガトーショコラ」とコーヒーを戴く。
普通ならここでお終いとなるのだが、

「イチゴショート」「ミルフィーユ（栗）」を追加で戴く。
余ほどでもここでお終いとなるのだが、

さらに「オペラ」「焼きチーズケーキ」を戴いた。

お持ち帰りは
オレンジピールのチョコレイト掛けとアップルパイと梨のパイ。

駅から近くは無いが、かなりの高級住宅も多い場所柄である。
有る意味「町のケーキ屋さん」を堂々と営んでおられるように思う。

昨今は洋酒が効いて、ずっしりと重たいケーキや、これでもか！って「本格フランス風」のが多いが、
わたくしに言わせると
「そんなものは【たまに戴くケーキ】。毎日たくさん食べたら体壊しそうじゃ」

日頃、気安く楽しめるケーキ。それも一流の腕前の職人さんの手になるもの。
例えば、
休日の午後や晩御飯の後に「何か甘いものない？」って聞いて、
「有るわよ。坂の上のケーキ屋さんの」
そうして出てくるのが、一番だと考えている。

その点ではこちらの平均単価450円程は大変うれしい。
・・・・・もっとも、たとえ一ポーションが2000円しても、銀座のすし屋のマグロ１握り2000円よりもケーキのほうが価値があると思いますが。

立地と周辺の客層とそのケーキが食べられる局面を十分に考慮された「ケーキ屋さん」ではないでしょうか。
・・・・オーナーの方に聞いた訳ではないので、勝手な想像ですがね。

そう考えると「俺様のケーキ。食いやがれ！」的なものとは両極端。
いうなれば懐石の風格。
目立たず、主張せず、しかしながら筋は通す。
わたしゃ好きです。こちらのケーキ。

・・・・・・お陰で、青葉の「ピュイサンス」には行けなかった、、、。

薄い生地のアップルパイは珠玉ですね。
技術の素晴らしさをしっかり表現されています。
・・・・・食べた感想は
「すごいな～！旨い！上手い！」でありました。

ごちそうさまでした。