目黒駅前の象徴的存在 : とんかつ とんき 目黒本店

今でもたまに食べたくなるとんき。
この日はカウンターで1人飯。
今夜もご馳走様でした。

久々の1階カウンター、塵一つ落ちてない店内で各持ち場できびきびと仕事こなす従業員さんたちを見ているだけで楽しい。

注文したのはロースかつ定食と串揚げ1本（1人前は2本ですが1本でも注文できます）。きめ細かなパン粉で揚げるので、とんかつというよりフリットに近いけど、これがとんきのとんかつ。もはや「とんき」という食べ物と言っても過言じゃないかも。

定食に付くのは、細くきって水にさらした山盛りキャベツ（おかわり自由）に相変わらず上品な味の豚汁（おかわり1回だけ可）とちょうど良い固さに炊き上がったご飯（おかわり自由）。さらにお新香。

いつまでも変わらず残り続けてほしい目黒駅前のシンボルである。

タイトルのとおり。昔っから通うお客さんにとっては「とんきはとんき」。他のとんかつがどうであれ、そんなことは知らんという感じ。

でも味噌汁とご飯は本当にうまいと思います。

あとは接客。すべての従業員が一糸乱れぬ動きでテキパキと仕事をこなし、次から次へのお客さんを捌いていきます。

ご飯、キャベツ、味噌汁のおかわりを聞きにくるタイミングも本当に絶妙。これだけ店内がお客さんでごった返しているのにいつも感心してしまいます。

久々のとんき。

この日は、目的があって訪問。

毎年この時期になるとお客さんにオリジナルの団扇が配られるので、店のTwitterで配布の告知情報をキャッチして行ってきました。

竹細工でできたしっかりとした団扇で、これだけで1,000円くらいの価値はある気がしますね。

こんなこと書いたら来年からこの時期にお客さんが殺到しちゃうかな（笑）

家族で久々にとんきに来ました。

週末の夜は他にも家族連れが多いので、とても使いやすいですね。小さい子ども用にご飯と豚汁のサービスがあるのも嬉しいです。

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"目黒名物"とも言える都内でもかなり有名なとんかつ屋。

場所は、目黒駅から権之助坂を少し下った三井住友銀行先の路地、立派な店構えなので見逃すことはありません。

店内は1階がカウンター、2階がテーブル席＋座敷になっていて、1人客、2人客は基本1階カウンター、人数が多かったり、子ども連れだったり、1階が混雑してる時は2階のテーブルに通されます。

出てくるものは1階も2階も同じですが、あの1階のカウンターの中にある調理場の雰囲気は一見の価値有りです。

また、揚げ場は1階にしかないので、テーブル席のある2階に上げるには店内に設置されているであろう昇降機を使って上げるしかなく、その分どうしてもロスタイムが出てしまうので、目の前での揚げたてを食べるなら断然1階カウンターです。

目黒のとんかつ屋だと、大宝、かつ壱（いずれも正統派のとんかつ屋です）などもありますが、どちらも子ども連れにはちょっと厳しいので、家族で来る時はもっぱらこちらを利用させてもらってます。

この日は、1階カウンターは大賑わいで店内で30名近くの待ちができてたけど、子ども連れということもあり2階テーブル席に案内されました。（子ども連れは基本すべて2階への案内のようです）

待つこと約5分、テーブル席に通されましたが、周りも子ども連れ多いですね～、というか半分以上は子ども連れ、中にはじいちゃん、ばあちゃんも入って3世代でとんかつというテーブルもチラホラ、なんか微笑ましいですね。

この日は自分はロースかつ定食、嫁はヒレかつ定食を注文。

とんかつが揚がるのを待ってる間におしぼり、お茶がテキパキと出される。

相変わらず清々として心地の良いサービス。

そうこうしているうちにとんかつが揚がり、お新香、ご飯、豚汁とともに出てくる。

ここのとんかつは縦横十字に切られているので、1切れはどうしても小さめ。

そして、とんきのとんかつ最大の特徴、衣。

片栗粉を固めたようなクリスピーな食感で、油っぽさをほとんどを感じさせません。

正直、初めて食べた時は、とんかつを食べているのか何を食べているのかわからなくなりました。

衣が肉から簡単に剥がれてしまうのは、そういうものと思って食べるしかないのです。

豚肉はロースといえど都内の有名とんかつ店と比較するとかなり脂身少なめで、揚げもかなりディープ。

他の有名とんかつ店の水準からすると明らかに火が入り過ぎの感は否めません。

ただ、それらすべて含めて、これが「とんきのとんかつ」なんです。

味噌汁は、豚汁が付いて、1杯だけおかわりができます。

具は豆腐と豚肉の切れ端にネギが入ったとてもシンプル、でもちゃんと良いダシが効いたとても上品な豚汁です。

ご飯は固めに炊かれて、おかわりできるので、小さめのお茶碗に軽く盛られる程度。

お新香は、定食に付くのは大根ときゅうりだけど、ちょっと寂しいかも。でもお新香にすら上品さが漂うのはとんきならでは。

しっかりお新香食べたい人は、単品のお新香を注文するとよいでしょう。

いずれにしてもこの店の特徴は、店内の清潔さと清々としたサービス、これに尽きます。

定食1,900円はお料理だけのコスパはイマイチと感じるかもしれないけどサービス、雰囲気などトータルで考えるとそんなには悪くはないと思います。

目黒でとんかつといえば「とんき」というほど長年に渡り愛され続けているのにはそれなりに理由があるんですね～。