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店名 |
丸一(まるいち)
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受賞・選出歴 |
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とんかつ 百名店 2017 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | とんかつ |
お問い合わせ |
03-3762-2601 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR大森駅東口徒歩2分 大森駅から217m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
13席 (カウンター5席 テーブル4名✖️2席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 |
夜の営業、再開 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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【2015/02/17】 とんかつ 丸一
夜に一人で“とんかつ”が食べたくなった。横浜駅から京浜東北線に乗って東京方面に向かう。電車の中でさて蒲田で降りるか大森で降りるか考えてみる。この日は火曜日、と言う事は蒲田の「丸一」は夜はやっていない。と考えていると大森の「丸一」は食べログのレビューをした事がなかった事を思い出す。あれだけ通った店なのにもう20年以上行っていないし、これからも「丸一」系のとんかつ屋さんのレビューを書く機会があるなら行っておく必要があると考えが決まった。
JR大森駅には駅ビルのアトレが出来ている。これも昔はなかった。東口を降りて少し蒲田方面に歩くと「とんかつ 丸一」の白い暖簾が見える。玄関ドアは新しくなっていたが雰囲気は昔と変わらない。入って見るとL型のカウンター席が6席、4人掛けテーブル席が8席、スペアー席用の椅子が一つ。今もみんなカウンター席に座りたがるのだろうか。FMラジオが掛かっているのも昔と同じか、それとも昔はAMだったかな。
テーブル席に相席で座って、とんかつ定食(ロース)を頼む。
とんかつ定食(ロース170g) 1,500円
とん定。飲み物は茶かお水か聞かれた。そしてご飯はどんぶりか茶碗かも聞かれた。昔ならとんかつは大(250g)か限定(300g)を食べる事が出来たのだが、流石にもう食べ切れないと思って普通のとん定を頼んでしまう。
カウンターの中を見やるとやはり代替わりしたようだ。大奥さんは健在で調理場後方に立ち、昔手伝いをしていた息子さん(ひょっとすると婿さん?)が揚げ手でその奥さんらしい三人で、と思ったら奧にもう一人の4人で切り回しているようだ。
ソースは甘口と辛口。辛口の容れ物の方が大きいしそちらを使う人が多いのだろう。アラスカの岩塩なんかも用意してあるがこの店ではそれを使う人はあまりいないと思う。
お茶碗を頼んだのに丼でご飯が来てしまった。そのまま頂く事にする。変わらず粗く切られたキャベツの千切りが沢山とはみ出んばかりのとんかつが切られて皿に盛られている。具沢山の味噌味の豚汁。柔らかくジューシーなとんかつ。からしを皿に取って辛口のソースを掛けて食べる。旨い。林SPF豚なんて豚肉の名前を聞いたのもこの店が初めてだった。
「丸一」の暖簾分けの店は沢山ある。
・蒲田 丸一
・蒲田 とんかつ鈴文
・鹿児島 味のとんかつ 丸一
・長野 とんかつ ふじ
・横浜 丸和
など。
鈴文と丸和の白い暖簾には大森丸一の系列(姉妹)店である事が染められているし、長野のふじは看板に大森「丸一」姉妹店と書かれていた。蒲田の丸一にはそれがない。鹿児島の丸一に至っては元祖と書かれている。元祖って何の事だろう。
普段は蒲田の「丸一」か「とんかつ鈴文」に行く。横浜・馬車道の「丸和」は代替わりしてから行かなくなった。それら系列店の特徴は、
・とんかつを切る前に包丁に油の中に入れる
・太めのキャベツの千切り
・味噌汁の豚汁
・さらっとした辛口ソース
・ちょっと油切りが甘い
でも最近の店でのとんかつは何処も洗練された物が多くなってきて、「丸一」の系列店も独自に洗練度を増している。ただ本家の大森の「丸一」は昔のままの庶民のとんかつ屋さんのままで残っている。ここはそれでいいと思う。