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常連様を大事にするお店。一見客は移転前の訪問を遠慮しましょう♪
場内の喫茶店でなぜか一番落ち着くので、自然に足が向いてしまうのだ。
前回の訪問の記憶は鮮明にあるのだが、食べログを見ると何とほぼ3年ぶりの訪問で仰天。当店の風景を切り取ると、まるで昭和の1コマのよう。黒電話やソニー製のラジカセが現役で鎮座している。
5時頃、久しぶりに場内をブラブラしてみたが、この10年程で景色は激変してしまった。大さんの前には30名超の行列なのに、大和さんの前には一人の待ち人もいないのにも驚いたが、何よりも開店しているお店の少なさにビックリ。営業を開始していたのは、当店以外では、中栄さん、ふぢのさん、寿司大さん、八千代さん、小田保さん、大江戸さん、センリ軒さん、岩田さん、米花さん位。飲食、喫茶系は僅かに10店舗程しか開いていない。観光客メインの繁盛店と、昔ながらの市場の方向けのお店に完全に二極化して営業されている。
今回は八千代さんでの食事の後、寄らせて頂いた。当店にお邪魔するのは何回目だろう。たぶん両手の指で余るくらい。場内で食事した後は、かなり高い確率で立ち寄るので、訪問回数でいえば、場内のお店の中で一番多い。今回も注文したのはホットコーヒー。実はこれしか頼んだことがない。場内には当店以外にも複数のコーヒーを出される喫茶店があるのだがなぜか当店が一番落ち着くので、自然に足が向いてしまうのだ。
この日も店内を見渡すと、部外者、よそ者と思しき人間はオジサンしかいない。いつも決まった席に座る常連様がいらっしゃるようなお店。
実は私の席もいつも決まっている。入口に最も近いあたりに座る。この席からは6号館の前の往来を眺めることができるからだ。今日もカウンターでボーッとしていると、目の前を沢山の人やターレが通り過ぎて行く。
お隣は、場内に大量の外国人観光客を呼び込んでしまった大さん。いまや寿司、海鮮丼を扱うお店は軒並み「観光客のための店」になってしまい「市場関係者のための店」という本来機能を完全に喪失してしまった。その筆頭格、象徴たる大さんの隣の当店が、場内のお店でも屈指と言っていい位、高い純度で「市場関係者の憩いの場」であり続けているというのは、やや皮肉だ。
そんな他愛もないことをボンヤリと考えていると、目の前のコーヒーはカラになっていた。その頃を見計らい、何ともいい頃合いで、マスターが氷入りの麦茶をサーブしてくださる。ああ今日もありがとうございました。
■注文の品・味
・ホットコーヒー450円。
・若干の酸味あり。苦味は控え目。サラっとした飲み口。
<訪問記録>
■日時:2018年8月7日5:33。ほぼちょうど3年ぶり。
■場所:築地場内の6号館内。天房さんと寿司大さんの間。
■お店の状況等
・入口近くに10席程のカウンター。奥にも詰めれば10人弱が座れるテーブルスペースがある。
・常連様比率はほぼ100%だが敷居は高くない。
・先客2名。後客なし。皆さん古くからの常連と思しき方。
・コーヒーカップやお皿にはAIYOUの文字が刻印。
・カウンターの上方の壁には黒柳徹子さんのサイン、片方の乳房を露わにした女性の絵が並ぶ。このコントラストも当店固有の空気を作り出すのに一役買ってくれている。よくよく目を凝らすと黛ジュンさんのカセットテープ等もあり、とても平成の世とは思えない。
(2018年8月7日時点:レビュー24件。3.41/マイレビュアー様6件。3.42)
最もピュアに市場関係者の憩いの場たり続ける昭和的純喫茶♪食後の定番コース♪
【再訪】大和さんでの食事の後、寄らせて頂いた。当店にお邪魔するのは何回目だろう。場内で食事した後は、かなり高い確率で立ち寄るので、恐らく訪問回数でいえば、場内のお店で一番多い。今回も注文するのはホットコーヒー。実はこれしか頼んだことがない。場内には、他にセンリ軒さん、岩田さんと2軒、コーヒーを出されるお店があるのだが、当店の空気や居心地のよさを気に入っていて、オジサンにしては珍しく浮気をすることもなく、お邪魔し続けている。
当店には「市場関係者のためのお店」という本来の機能がまだ色濃く残っている。この日も店内を見渡すと、部外者、よそ者と思しき人間はオジサンしかいない。他の方は皆、何らかのかたちで市場と関係ありそうな空気を纏っている。しかも、ほぼ常連様という感じだ。私の右に3席ほど離れた席に座っていた男性は、覚えてはいらっしゃらないと思うが、たぶん前回訪問した時も、同じ席に座っていた方。いつも決まった席に座る常連様がいらっしゃるようなお店なのだ!!
実は私の席もいつも決まっている。入口に最も近いあたりに座る。この席からは6号館の前の往来を眺めることができるからだ。今日もカウンターでボーッとしていると、目の前を沢山の人やターレが通り過ぎて行く。
当店のお隣は、場内に大量の外国人観光客を呼び込んでしまった大さん。いまや寿司、海鮮丼を扱うお店は軒並み「観光客のための店」になってしまい「市場関係者のための店」という本来機能を完全に喪失してしまった。その筆頭格、象徴たる大さんの隣の当店が、場内のお店でも屈指と言っていい位、高い純度で「市場関係者の憩いの場」であり続けているというのは、やや皮肉だ。
そんな他愛もないことをボンヤリと考えていると、目の前のコーヒーはカラになっていた。その頃を見計らって、マスターがお水を継ぎ足してくれる。場内に佇む憩いの場。このお店は、いつまでも市場関係者のためだけのものであって欲しいと願わずにはいられなかった。
<定例の訪問記録>
■訪問日時:2015年8月17日の5:50頃。約2年2か月ぶり。
■場所:築地場内の6号館内。
■お店の状況等
・入口近くに10席程のカウンター。奥にも詰めれば10人弱が座れるテーブルスペースがある。
・常連様比率はほぼ100%だが敷居は高くない。
・先客5名様。後客2名様。皆さん市場関係者と思しき方。
・よく見るとコーヒーのカップやお皿にはAIYOUの文字が刻印されていた。
・カウンターの上には、黒柳徹子さんのサイン、片方の乳房を露わにした女性の絵が並んでいる。このコントラストも当店固有の空気を作り出すのに一役買ってくれている。
■注文の品・味
・ホットコーヒー450円。
・若干の酸味あり。苦味は控え目。サラっとした飲み口。
(2015年8月19日時点:レビュー24件。3.35/マイレビュアー様1件。3.40)
<初回レビュー>
・タイトル:場内憩いのコーヒー店♪食後の定番コース♪
2013年6月22日8:10頃の訪問。お寿司を頂いた後のコーヒーブレイクでお邪魔!
場内で食事をした後、かなりの確率で当店にお邪魔している気がする。場内、場外合わせれば、コーヒーを出すお店は意外に多い。でも、初めて入ってみたのが、当店だったこともあり、なんとなく定番のコースのようになっている。
■注文の品・味:コーヒー420円。比較的薄めで、少しだけ酸味がある。
■総評
当店もカウンターのみ。10席もない感じだ。大体は常連さんと思しき方が多く、今日も、隣の方がトーストを食べているとマスターが「そういえば、今日はジャムを付けていなかった。いつものようにジャム付けようか?」等と、お話をされていたりする。私は常連でもなんでもないので、ただボーっとしているだけなのだが、妙に落ち着ける。
注文する前から、「コーヒーですか?」と聞かれる。長年ご商売をされていると、お客の注文まで先読みできるのかもしれないなあと妙に印象的だった。
お店の前はターレが通ることもある。観光客や市場の方等が忙しそうに行き来している中で、このお店だけが、どこかゆっくりと時間が流れているようで、その感じが好きなのかもしれない。
コーヒーを頂き、なんとなくホッとした。
(きっと、また伺うのだろうな)そんな気持ちでお店を後にした。
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店名 |
閉店
愛養(アイヨウ)
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店、パン |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄大江戸線築地市場駅より徒歩4分 築地市場駅から285m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
電子マネー不可 |
席数 |
18席 (カウンター10席、テーブル8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 テーブルに灰皿はなく床に捨てます。 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
料理 | 朝食・モーニングあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
オープン日 |
1958年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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個人的には未だに実感が湧かないが、築地での営業は既に10日を切った。当店は場内で1番多くお邪魔したお世話になったお店。移転前にもう一度お邪魔しておきたいと朝4:30過ぎに突撃。
今回は1軒目での訪問。お店の方には当然寂しさがあると思うが、いつもとさほど変わることない。まるでいつもと同じ1日かのように意外な程淡々と営業をされている。強いて違いをあげれば、お店の方同士で「常連さんに優先的に入店してもらおう」との趣旨の会話をされていることくらい。
今までホットコーヒーしか頼んだことがなかったが、初めてBoiled Eggを注文。これが何ともいい。単なる固ゆで卵かと思いきや、中はいい具合に半熟。お店の方が卵の上部の殻を割ってくださるので、そこからスプーンで食べ進めていく。この時間帯は茹で立てらしく、まだ温かい。トロリとした黄身の部分を口に運ぶと何とも言えぬ口福感!あーあシアワセ!
早朝のせいか店内を見渡しても部外者、よそ者と思しき人間はオジサンしかいない。常連様のいつもの席には「予約席」の表示がなされ、他のお客さんが座れないよう確保されている。お店の思いやりなのだろう。
全てを頂き、お店を後にする。結局お店の方にお礼の気持ちは伝えられずじまい。
今まで長い間ありがとうございました。
■注文の品
・ホットコーヒー450円。
・若干の酸味あり。苦味は控え目。サラっとした飲み口。
・Boiled Egg80円。
会計530円。
<訪問記録>
■日時:2018年9月29日4:30過ぎ。53日ぶり。
■場所:築地場内の6号館の海幸門寄り。天房さんと寿司大さんの間。
■お店の状況
・入口近くに10席程のカウンターあり。
・奥は詰めれば10人弱が座れる開放的なテーブル席。
・常連様を大事にするお店。一見さんは移転前の訪問は遠慮すべき。
・先客2名。後客なし。先客様は常連と思しき方。お店の方と親し気に会話されている。
(2018年9月30日時点:レビュー55件。3.40/マイレビュアー様7件。3.38)