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築地・場内6号館の「天ぷら・和食 天房」。【156th】
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京夏終空
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店名 |
移転
天房(てんふさ)
|
---|---|
ジャンル | 天ぷら、天丼、海鮮 |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」より徒歩約4分 築地市場駅から289m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
12席 (カウンター4席、テーブル8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
料理 | 魚料理にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
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【「マグロ定食」を食べるのが通だと聞いたのだが…。】
いまだに、口にできていない。
その気になればいつでも注文できるのに、この店に向かうときは、いわゆる「揚げ物口」になっていて、ガッツリ天丼系を食べたくなってしまう。でも、マグロ定食にも天ぷらは付いてくると云う。
この店は、昔、池袋の馴染みの寿司屋の大将に連れてきてもらったのが最初で、その後2,3回訪問したきり、何となく訪問できていなかった。
【訪問状況】今秋で移転する築地場内の散策での訪問。平日、朝9時頃。
【訪問回数/初訪】5回程度。初訪は、遙か昔。
【注文したモノと価格】「本日の天丼」(1,200円)、「しじみ味噌汁」(100円)
①この店で一番伝えたいコト。
・「大エビ天丼」(1,500円)「穴子天丼」(1,400円)も捨てがたいが、「本日の天丼」のタネに注目し、気に入ったモノであればソレが狙い目となる。
・「しじみ味噌汁」を別で注文すべし。「宍道湖産の大和しじみ」である。
②僕が感じた味の感想。
・その日の「本日の天丼」は、「えび(中えび)・白いか・きす・穴子(小)・芝えび」という表示だった。ソレに、ナス・シシトウ・海苔天でキレイに飾られる。
僕は、基本的に好きなモノから食べる方なのだが、この天丼系でエビが1本の場合は、最初にエビをひとかじりはするが、残りはとっておきたい衝動に駆られる。そして、ナス・シシトウ・海苔・穴子などと、陸のモノから浅瀬のモノ、そして、沖に向かうように食べたりする。
「大えび」ほどではないが、身のしまった食べ応えのあるエビ天がイイ。白イカ天は、イカでありながら味の主張がキチンとあるし、香りが良い。キス天は王道のタネ。身も厚く、ホクホク系に揚がっている。穴子は部位もあったのだろうが、濃厚な味わいでイイ。芝エビ天こそが江戸前天丼の真骨頂。頭から尾まで全部食べられるように揚げてある。香ばしさとエビの味わいを楽しめる逸品。
タレは、甘辛のやや甘めのような気がするが、全体的には薄目で素材を活かすような雰囲気。
・「しじみ味噌汁」も、シジミの味わいを大事に、味噌はやや薄目になっている。赤味噌系だが、いわゆる「赤だし」とは違い、ダシ抜きの雰囲気がシジミの良い風味を盛り立てる。いや、シジミがダシとなるような配合の味噌と言ってもイイ。
③僕が感じた接客・サービス等の感想。
・人気店で混み合っているコトが多いが、テキパキと感じよくこなされている感じ。
・特に配膳系統のお母さんとお姉さんはチャキチャキ動き回っている。
・料理人であるオヤジさんは、長年の感で揚げ時間から油の温度まで把握されている感じ。センスがモノを言うのだろう。
④僕が感じたお店の雰囲気。
・同じ6号館の「寿司大」の大行列をよそ目に、満腹顔の満足顏でお店を出るのが快感という歪んだ性格が形成されかねない。(笑)
・店内は昔ながらのこじんまりとした食堂のような感じであるが、刻んできたその歴史の雰囲気がある。
⑤僕が感じたCP。
・場内にあっての、新鮮な魚介系の天ぷら・天丼屋と考えればCPは、普通に良好だと思われる。
・ただ、当然選ぶメニューによって評価は分かれるかも知れない。だから、より「本日の天丼」をおススメする。コレは、この店のサービス品である。
⑥その他のつれづれ。
・築地場内では、天丼を食べさせる店がいくつかあるが、ほかの店の記憶は遠いので、これからまわってみたいと思っている。
・でも、この店の「マグロ定食」も食べたいので、また近々訪問するコトであろう。
・築地場内のお店は、絶対的なその場の雰囲気を楽しめるというコトが加味されたお店の評価になってしまう。
築地には、いろいろな魅力が多く、ソレを大事にしたい想いから、今まではごくたまにしか訪れなかったが、移転してしまう前にと、今現在は月に3,4回は通っている。
(文責:京夏終空、2016.7.23)