築地場外・行列覚悟の店 : 井上

【再訪】

約２年ぶりの訪問です。
今年の「初荷」１月５日に行って来ました。

今年の「初築地は何を喰おうか？」と迷いましたが、いつもは長蛇の列を作っている「中華そば・井上」が１０人程度しか並んでいなかったのでココに決めました。
ひとつしかないメニューである「中華そば」は以前より値上がりして７００円です。

普段、並んでまでは食べない主義のアタシですが、この程度の並びなら、店に入って注文して待つ・・・・とあまり変わらない待ち時間。
ひと廻り待ちかと思ったら、ひとりで４杯も買い込んでいる人がいたので（当然、家族の分です）ふた廻り目廼先頭になってしまいました。

さて、いよいよ「中華そば」が出来上がり、店先でお盆に乗せられて手渡しされます。
歩道・新大橋通り寄りのテーブルに運びますが、このテーブルが少し斜めになっていて、たっぷりのスープがすこしこぼれてしまいます。

さて、ご本尊の中華そば。
相変わらず透明感のあるスープに細麺、そしてチャーシューが５枚ほど。普通の店なら「チャーシュー麺」で売れます。
そして、サッパリときざみネギと貝割れ､シナチクが乗っています。ただ、以前よりネギと貝割れの量が減った感じ。

ここにコショーと数年前から置かれるようになったきざみニンニクを投入していただきます。

コショーは相変わらず良い香りとピリッとした辛さが際立ちます。
ニンニクは意外と香りが控えめ。というより香りが飛んでしまったのかもしれません。

細い麺は食感がよくノド越しの良い中華麺。
ボリュームもまぁまぁなので、それなりにお腹いっぱい・・・・・。

化調云々と言う方もいらっしゃいますが、アタシは基本的に「美味ければ良い」派。
不衛生や食材のいたみなどは論外ですが「自分の口に合う食い物」が一番美味いと信じています。

築地に来ると、いろいろと食べたいものがあるので、年に１度か２年に１度になってしまいますが、やはり時々食べたくなる「口に合う中華そば」です。
　

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'15.01.06


おいしいお店が居並ぶ築地場外市場の中で「一番の行列店」がここ、中華そばの「井上」。

久しぶりの訪問でしたが、この日は午前１１時チョッと前と中途半端な時間だったので数人の列しか出来ておらず、１回転が１０人分程度のところ、２回転目中華そば」にありつくことが出来ました。


以前は、子供たちがお伴としてくっついてきて親子で食べていたのですが、ここ数年はオヤジにくっついてくることもなくなり、ほとんどがひとりでの訪問。

この日は空いていたので店の隣に確保した屋根の下で食べることも可能でしたが、井上にきたらやはり道路側の「テーブルで立ち食い」がセオリー。

この日もサッパリとしたラーメンをいただき、普通なら「チャーシュー麺」と言わしめるようなチャーシューも５枚ほど食べて大満足。

やっぱり、年に何回かは食べたい「中華そば」です。


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'11.10.11


築地で「行列が出来る店」と言えば、この井上が一番でしょう。

新大橋通り沿いの門跡どおりに位置し、築地四丁目の交差点からも程近いお店は、いつも行列を作っているので知らない方でもあの行列はご存知だと思います。

メニューは「中華そば」のみ。但し、チャーシューが５～６枚乗っているので通常で考えれば「チャーシュー麺」と言っても過言ではありません。スープは鶏ガラをメインにした透明感ある醤油色。そして、やや縮れた細麺が嬉しい「東京風ラーメン」。
チャーシュー以外に山盛りの刻みネギとカイワレが乗って、実にサッパリしたラーメンに仕上がっています。
コレを店先に置かれたテーブルや、みかん箱を逆さまにしたような簡単な台、或いは築地名物のターレットの荷台で食べるのがウマイのです。

人それぞれの論調には「化調たっぷり」とか「チャーシューが堅い」「麺の堅さがその時々によって違う」など、人気店だけにいろいろな評価はありますが、築地のラーメンですから「早くてウマイ」なら合格、時々、無性に食べたくなるラーメンです。

ラーメンに味だけを求めるなら、個人々々の好みの「ラーメン専門店」にはかなわないと思います。

しかし、この店のラーメンは「築地場外市場」という雰囲気も一緒に味わう「築地でしか喰えない中華そば」です。