小岩ラーメン探訪⑤　7/10～7/19 【限定】濃密 鯛白湯つけ麺「鯛を炊いたん」を頂きました。 : 豚骨一燈 小岩店

【訪問日】2016年7月10日　日曜日　9:45着

福原店長の約2ヶ月ぶりとなる限定リリースです。
今回も偶々、小生が好きな素材である「鯛」を使ったつけ麺ということで、これは是が非でも食べなければなりません。

相方さんとスケジュール確認をした結果、初日の7/10の昼の部しかスケジュールが空いていません。
初日は並びが読めないので、出来ることなら避けたかったところですが仕方ありません。
炎天下の中を並ぶ覚悟でお伺いすることにしました。

前々回の限定の時に開店50分前に行って間に合わなかった苦い経験があるので、
今回は慎重派の相方さんの意見を尊重して、開店1時間15分前の9:45に店前に到着。
PPと思いきや既に3名並んでいます。上には上がいるんですね。

すると、到着とほぼ同じタイミングで福原店長が出てきて、
「これ整理券の代わりです」といって、赤マジックで番号を書いた紙ナプキンを配り始めました。
我々は4,5番を受け取り「暑いのでどこか涼しいとこに避難して下さい。10時半頃に戻ってきてもらえば大丈夫です」との事。
福原店長の機転の利いたとても良い判断だったと思います。確かに食べる前に熱中症になったら本末転倒ですよね。

我々は駅前のカフェに避難しました。Twitterをチェックすると9:50には整理券配布終了のツイートが入っていました。
危なかったですね。あと5分到着が遅ければアウトでした。相方さんに感謝です。
10時30分頃に再集合して開店を待ちます。先に食券を購入して開店5分前には恒例の福原店長の口上があります。
ここは福原店長の見せ場なので、敢えて口上内容は伏せておきます。（笑）

【注文品】
小生：濃密　鯛白湯つけ麺「鯛を炊いたん」（〆の鯛雑炊付き）+味玉／880円+100円（税込）
相方：濃密　鯛白湯つけ麺「鯛を炊いたん」（〆の鯛雑炊付き）+味玉／880円+100円（税込）

福原店長のブログによると「鯛を炊いたん」というネーミングは空から降ってきたそうです。（笑）
また、「濃厚」ではなく「濃密」だそうです。何となく言いたいことは分ります。

・スープ ：4.3 → 主役の鯛は愛媛県産。鮮魚系独特の臭み等は無く、鯛の旨みがよく出ている。
・麺　 　：4.0 → 全粒粉入り中太ストレート。このつけ麺専用に配合や太さを変えたとの事。
・具材　 ：3.0 → レアチャーシュー、メンマ、人参、柚子、もう一工夫ほしいところ。
・〆の雑炊：4.5 →専用の鯛清湯スープ割り、雑炊用ご飯には鯛のほぐし身とネギが添えられている。

鯛を使ったつけ麺となると、真鯛らーめん麺魚さん／錦糸町や鯛塩そば灯花さん／四谷三丁目と
比較してしまいますが、そのどちらとも明らかに異なる一杯です。
いい意味で両店のような上品さはなく、多少スープに荒々しさを感じますが今回の専用麺との相性は抜群です。

小生は普段から普通にラーメンやつけ麺を食べる時も必ずご飯を一緒に注文します。
残ったスープにご飯を入れて雑炊風にして頂くというのは、半ばルーティンなのでこれまで相当数のラーメン雑炊を食べています。
その中でも今回の雑炊は一二を争う美味しさです。

同郷人の愛情として敢えて言うなら、具材は動物系素材のチャーシューでなくもう一工夫欲しかったかな。
柚子も最初からスープに入れるんじゃなくて、ごはんに添えて雑炊の時の味変のアクセントにした方がいいような気がします。

雑炊までセットになったこの内容でこのお値段だとかなりお得です。他店なら1000円オーバーでしょう。
恐らく原価割れしていると思われますが、帰り際にその辺りのことを福原店長に尋ねると、
「限定なんで原価とかあんまり気にしてないんスョ」と頼もしい答え。（笑）

小生は基本的には食べ歩きをメインにしているので、基本的には特定のお店の常連になることはありませんが、
その中でもこちらは数少ない顔を覚えられているお店です。また店長は同じ大阪出身なのでどうしても感情移入してしまいます。

割りスープの鯛清湯を合わせた状態のスープがとても美味しく、最も印象に残っています。
このスープにパツパツ細麺を合わせてラーメンにすると面白いかも知れません。

期間中にもう一度食べたいのですが、難しいようなので、次回の限定も楽しみにしています。

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【訪問日】2016年5月15日　日曜日　11:00

期間限定「純鶏塩らぁ麺」の告知をTwitterで知りました。
鶏清湯系も好きな系統なので、興味を持って行ってみることにしました。

前日は開店前に4名しか並んでなかったという情報を得ていたので、
開店40分前の10:20到着すると、我々は10番、11番目です。限定は10食なので最低一杯は食べれるようです。

すると福原店長が我々を見つけて、わざわざ挨拶に出て来てくれてました。

「煮干じゃないんで来られないと思ってましたよ」
「実は鶏も好きなんですよ。並びが10,11番なんですけど、限定は大丈夫ですかね？」
「全然大丈夫ですよ」

開店前の忙しい時間にも関わらず少しお話しをさせて頂きました。
そこで小生とほぼ同郷だということが分かりました。（笑）

開店時間になり福原店長から、今回の限定「純鶏塩らぁ麺」についての説明があります。
開店時間になり入店します。無事に二名分確保できました。

【注文品】
■小生：純鶏塩らぁ麺／780円+味玉／100円+ご飯／100円（税込）
■相方：純鶏塩らぁ麺／780円+味玉／100円（税込）

・スープ ：4.0 → 大山鶏と名古屋コーチンを使った鶏100%スープ+塩ダレ、かなり大人しい仕上がり。
・麺　 　：3.5 → 全粒粉入り超極細麺、茹で加減は普通、個人的にはもう少し固い方が好み。
・具材　 ：3.5 → チャーシュー（豚、鶏）、メンマ、青菜

【感想】
鶏清湯100%スープは実は滅多にありません。
そういう意味では一周して、かなりマニア度が高い一杯だと思います。

スープには大山鶏と名古屋コーチンの旨みが出てそれなりに奥深さはありますが、
あまりにも大人しい仕上がりなので、一般の方にはその価値が伝わらないかも知れません。
個人的には3月の限定で頂いた「塩煮干しそば」の方が好みですね。

福原店長が感想を聞きにわざわざテーブルまで来てくれたので正直な感想を話しました。
将来、自分の店を展開するときのレギュラーメニューに考えているとのことだったので、
同郷ということもあり、将来の展開にまで意見してしまいました。（すみません。大きなお世話でしたね（笑））

近々に同じスープの醤油ダレで限定をするそうなので、
また、お伺いしたいと思います。

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【訪問日】2016年5月4日　水曜日　祝日　11:00

期間限定「煮干の極絞り濃厚つけ麺」の告知をTwitterで知りました。
自称ニボラーとしては食べておかなければならない一杯です。

4/30、開店20分前の10:40頃に到着すると既に並び十数名で、案の定限定は売り切れと言われました。（泣）
完全に真のニボラーを舐めていましたね。（笑）
気を取り直して5/4に再度お伺いしました。今度は開店45前の10:15に到着。
その時点で並びは3名。我々は4,5番目に並びます。

開店時間の11:00になり、福原店長から挨拶がありました。
この日の煮干しの構成は黒口、白口、アジ、平子、少しウルメとの事です。

【注文品】
■小生：煮干の極絞り濃厚つけ麺／880円+中盛／50円／味玉+100円+肉汁炊き込みご飯／250円（税込）
■相方：煮干の極絞り濃厚つけ麺／880円／味玉+100円（税込）

・スープ ：4.5 → 煮干し100%の濃厚スープ、苦味、エグミはほとんど無い、塩分濃度はやや控えめ、
・麺　 　：3.5 → 中加水の太ストレート麺、麺はモチモチでこのスープによく合っている。
・具材　 ：3.5 → レアチャーシュー、メンマ、ネギ

【感想】
確かに最初の一口目、二口目だけに関しては煮干し感のインパクトがあり、とても美味しく感じる。
但し、食べ進めて後半になり、つけ汁の温度が下がってくると急激に飽きがやってくる。
普段はほとんど使用することのない一味を使用した。
塩分が控えめということもあるが、後半も美味しく食べさせる工夫が必要かにと感じた一杯でした。


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【訪問日】2016年3月11日　金曜日 18:30　

期間限定「塩煮干しそば」があまりにも美味しかったので、期間内にもう一度食べたいという衝動に駆られての再訪です。
折角なので、相方さんにも是非食べさせたいと思い、仕事帰りに待ち合わせをして訪問しました。
限定10食なのでヒヤヒヤしながらお店に到着しましたが、無事に2人分残っていました。

この日の煮干しはウルメ、平子、背黒だそうです。
個人的には前回頂いた、イカが前面に押し出されたバージョンの方が好みですね。
相方さんはちょっとしょっぱいと言ってました。確かに前回よりも塩分が強かったような気がします。

毎日、煮干しの構成を変えているので味も少しずつ違うようですね。
しかし、いずれも相当ハイレベルな仕上がりということは相違ありません。

次回の煮干しの限定が楽しみです。

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【訪問日】2016年3月4日　金曜日　

※評価は限定「塩煮干しそば」に対するものでレギュラーメニューに対するものではありません。

限定「塩煮干しそば」はTwitterで告知されていたので知ってはいたのですが、
いくら有名実力店とはいえ、「豚骨」の看板の付くラーメン屋が作る煮干しそばなんて、
たがが知れているだろうと思ってスルーするつもりでした。

がしかし、普段は辛口コメントで有名な某レビュアーさんの「ニボラーも唸る完成度」というレビューを拝見して、
居ても立っても居られなくなり、急遽予定を変更して訪問することにしました。

平日でしたが、スケジュールを調整してお店に向かい、
近くのコインパーキングに車を駐車して入店します。

券売機を見ると限定ボタンが×になっています。昼夜10食限定なので売り切れたのでしょうか。
店員さんに聞くとまだ売り切れていないようで、ボタンが違ったようです。
「特盛の食券で和え玉をにできます」と聞いたので、当然そちらも頂くことにしました。

【注文品】
■小生：塩煮干しそば／780円+味玉／100円+和え玉／150円（税込）

・スープ ：4.5 → この日は平子、サバ、背黒、イカ、イカが前面に出たがこれはこれでありかな。
・麺　 　：3.5 → 定番の低加水細ストレート麺、パツパツした食感が良い。
・具材　 ：3.5 → 鶏チャーシュー、刻み紫玉葱、カイワレ、海苔、

2/3位食べたところで和え玉をお願いします。
和え玉は「味が付いているのでそのままでも食べられます」と言うので、
軽くかき混ぜて2～3口そのまま食べてみます。パツパツ麺の食感がダイレクトに伝わり美味しいですね。

【感想】
小生が明らかに「塩煮干しそば」狙いだったのを察して、福原店長が話し掛けてくれました。

「今日は塩煮干し目当てで来て頂いたんですか？」
「Twitterフォローしてるんですよ。煮干し大好きなんで来ました」と言うと、
「今日は、平子、サバ、背黒、イカなんですけど、イカが予想以上に前に出ちゃって･･･大丈夫ですか？」
「イカは大好きなんで、全然大丈夫ですよ」
ご本人が言う通り、確かにイカが全てを飲み込んでしまっています。(笑)

他にも、「麺処 晴」さんや「伊吹」さんに色々と教えてもらった話等、
色々と面白い話しが聞けてよかったですね。

イカが前面に出たとはいえ、出来としては明らかに煮干しラーメン専門店レベルだと思います。
「豚骨」の看板を出しているラーメン屋が作る代物ではありません。

時間を作ってお伺いして良かった。大満足です。
辛口コメントで有名な某レビュアーさんに感謝ですね。(笑)

【再訪】
出来ればイカ無しのバージョンも食べてみたいですね。