無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-3611-8832
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
隅田川花火大会の日に曳舟、堀切菖蒲園のパトロールに行って参りました② <鳥増> ~大感動。昔ながらの歴史ある生ホッピーに抜群の風情を感ず(超大泣)~
口コミが参考になったらフォローしよう
ペコえもん
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
ペコえもんさんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
鳥増
|
---|---|
ジャンル | 焼き鳥、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
03-3611-8832 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東武伊勢崎線【東向島駅】徒歩6分 東向島駅から311m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー不可 |
席数 |
80席 (カウンター10席、テーブル40席、座敷30席) |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近くのコイン・パーキング:東向島2-38東武高架下に20台収容、ほか |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、焼酎にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
オープン日 |
1981年 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
見渡せば 淡雪花火橋の下 値千万両国の景。
五代目古今亭志ん生師匠、三代目三遊亭金馬師匠の落語たがやに出てくる両国の川開き。
1961年から1977年まで中断し、1978年に生まれ変わって、今の隅田川花火大会となった。
そんな古き良き日本を感じさせる下町(江戸っ子)最高の日にペコえもん隊長、パトロールに行って参りました。
敬━━〆(。ゝェ・。)━━礼!
贔屓レビュアーさんからの度重なる、レビューを通じた挑発(誘惑とも言う(爆))に我慢ならず、パトロールに出動したものである。ヾ(・・ )ォィォィ
訪れたお店は以下の通りである。
・岩金→鳥増→×三祐酒場→×喜楽→×小島屋→のんき→きよし
→三祐酒場は花火見たさに、喜楽と小島屋は営業時間に間に合わず訪問を断念した。
といったところで、2012年7月28日19時05分に鳥増を初訪問した。
お店に入ると、左手に9名カウンタ席と厨房、右手にテーブル席がいくつかあり、奥にもテーブル席が見えた。
大将、女将、2名の女性店員が気持ちの良い挨拶と共に一見丸出しのボクをあたたかく迎えて下さった。(好印象)
先客は、さすがに今さっき花火が始まってしまっては、カウンタ席がゼロ。テーブル席に3組程度という混みようだった。
カウンタ席の一番入り出入口の近くに陣取った。ここは大将の真ん前。大将は串を焼くので、お客と大将の間には透明プラスティック板の衝立で仕切られていた。
お店に入るまでは生ホッピーは頼むつもりはまったく無かったのだが、「飲み物はいかがいたしましょう」と言われ、考えている内に気が変わった。贔屓レビュアーさんが噂する生ホッピーを呑んでみたい♪(爆)となってしまった。
この注文が状況を一変させるとも知らずに、運命の注文を入れてしまった。
プラスティック板の衝立の隙間から顔を出してニコニコしていた女将さんに「それでは生ホッピーをお願いいたします」と言った。
すると、みるみる内に女将さん顔から笑顔が消えた。鳩が豆鉄砲を食らったという感じだった。
そして、一瞬にして場全体が凍りついた。
「ウチの生ホッピーは他とは違いますよ。それでも本当にいいんですか」
急にそう聞かれてこっちも驚いてしまって、止せばいいのに、失敗の上塗りを犯してしまう。
「そうですね、でしたら氷を抜いてください」
そい言ってしまった瞬間の女将さんの顔は、映画リングで貞子を見てしまった役者の顔というか、
ヒッチコックの映画サイコのシャワーシーンで犯人を見て恐怖に引きつった女性のような顔に歪んでしまった。
「すみません・・・・・。やっぱり氷入りでお願いします」
「・・・・・・・昔からウチは氷入りなんですよ・・・・・・・」
今度は大将までがボクに聞こえるように隣の女将さんに愚痴り始めた。
「最近はインターネットでみんな見てるんだ。自分で味の判断ができない人が多い」と言った。
少し拙いムードかなと感じたが、食べログレビュアーなんだから甘んじてお店の愚痴を全身で受け止めようと思った。
氷入りの生ホッピーとお通しが届いた。
ゆっくりとデジカメを取り出して落ち着いて写真を撮った。(この段階では無許可)
ジョッキを持ち上げると、二人の視線を感じた。固唾を呑んでこっちを凝視しているという感じであった。
1回フェイントでジョッキを下に降ろそうかとも思ったが、シャレにならなそうなので止めた(超大大爆)。
ゴクゴクゴク♪
傾けるジョッキと一緒に顎が上がるが、右目の端が不安そうに覗き込む女将さんの顔を一瞬を捕らえた(大大爆)。
確かに味は現代の生ホッピーとは全く違うと感じたが、同時にこの瞬間に今までの疑問が一気に氷解した気がした♪♪♪
ホッピーはビールの模倣であるが、ボクには梅割りは何の模倣なのかという疑問がずーっとあった。
現在の自分の中での有力仮説は、梅割りは何かを模倣したのではなく、昔は、乙種だけでなく甲種焼酎も相当臭かったので、これをいかに美味しく呑むかという創意工夫の中で生まれたのではないかというものである。梅でそれを紛らわせる必要があったということだ。
これは地元の大先輩呑兵衛から「昔は焼酎など臭くて呑めたものではなかった。ここら辺で呑んでいた者などいなかった」と聞いた時にピンと閃いた仮説である。
梅割りは大正生まれで百年以上の歴史を持っているから、当然、ボッピーは後輩であるはずだ。
この呑み慣れていない、昔ながらの歴史ある生ホッピーはビールを模倣しただけでなく、相当臭かった甲種焼酎を少しでも美味しく呑もうとする、下町の大先輩の創意工夫の産物であると確信できた。(もちろんボクの勝手な思い込みであるが)
その瞬間、震えるような抜群の風情を感じたのである。(大大大大大泣)
2口目を呑んだとき、天国の呑兵衛大先輩が隣の席に座ってきたような錯覚に陥った。(大大大大大泣)
「おめえの好きな梅割りはアルコール濃度が濃いだろ。一、二杯で酔っちまうのよ。だからレモン入りのボールを作ったのよ。
その後はお前の想像通り、高値の花だった、ビールを模したものが呑みたくなってね。ホッピーができたってわけよ。
それから、焼酎ハイボールは基本的にはレモンが入っているだとか、呑み慣れない味の生ホッピーも当時の甲種乙種の焼酎の臭いを消すため、あるいは少しでも美味しく呑むために、我々が考えついた創意工夫なのよ。おめえの想像通りだ」
そう言われた気がした。その大先輩は三代目三遊亭金馬師匠に似ていた(大大大大大泣)。
ハッとして我に帰ると、ジョッキを持ちながら笑っていた。泣いていたのかもしれない。
すかさず、不安の絶頂にいた大将から「最近はインターネットでみんな見てるんだ。自分で味の判断ができない人が多い」と女将さんに聞かせる振りをした、2回目の愚痴を頂いた。
「美味しいですね」と心からふたりに言った。聞こえたかどうかは知らない。
すると、泣き笑いになっている怪しいオヤジの姿に、さらにパニックった大将から「最近はインターネットでみんな見てるんだ。自分で味の判断ができない人が多い」と女将さんに聞かせる振りをした、3回目の愚痴を頂いた(大大爆)。
満面の笑顔になって、以下の料理の注文した♪
・若鶏のたたき:470円
・鳥のお刺身いろいろ盛り合せ(2点盛:レバ、ハツ):450円
・レバー(タレ):110円×2
・しろ(タレ):110円×2
・タン(塩):110円×2
(生ホッピー:400円はこの時点で注文済み)
・馬刺し:680円
・生ビール(一氣):320円
まずは若鶏のたたきがでてきた。ユッケみたいに黄身が載っかっていた。その黄身を崩して若鶏のたたきと一緒に食べると、これが絶!!
続いて鳥の刺身2点盛り(レバ、ハツ)が出来てきた。これで450円だが、3点盛りでも600円という安さである。
これがまたまたうまかった。うまいなぁと聞こえるように声に出してみた(爆)。
4回目の愚痴を頂いたのは、鳥の刺身を出された頃だったと思う。愚痴はそれが最後となった(爆)。
不思議なもので、好き好きオーラを出すと面白いことに、ご主人がレバーとしろの皿を焼き場(目の前)からカウンタに出すときに「折角だから綺麗に撮ってくださいよ」と言ってきた。心を開いて下さったようだ(笑)。
モツ焼き(レバ、しろ、タン)もとても美味しかった。
本当はもう少し頼みたいところだったが、まだ梯子の2軒目なのでやめておいた。
馬刺しと生ビール(一氣)は美味しかったので、最後に追加したものだ。
生ビール(大):680円、生ビール(中):540円、生ビール(一氣):320円とあるから、当然、一氣は小だとわかっているのだが、ご主人と違って心配性の女将さんはまだはじめの恐怖が抜けてないのか、「一氣は小さいんですよ。今持ってきますから」と言うなり、小ジョッキを持ってきて見せてくれた。
十分にデカイと思ったので、お礼を言って注文した(苦笑)。
出てきた生ビール(一氣)を片手に馬刺しを頂いた。
馬刺しは普通に美味しいという感じだった。
35分程度お邪魔して〆て3080円。超大満足。天国の大先輩と、ご主人と女将さんに手を合わせて感謝した。
「ご馳走様でした。本当に美味しかったです」
そう挨拶をすると、やっと女将さんに笑顔に戻り、「ウチの生ホッピーは昔からこれなのよ。昔からの常連さんも好きでね。もっと濃くしてくれだのいろいろいわれるのよ」と明るい。
「ご馳走様でした。本当に美味しかったです」と最後に心からもう一度言った。
会計を終えると、さっきから頭の上で響いていた、ドン、ドーンという花火の音に我慢できず、挨拶もそこそこに、お店から転がるように飛びだして、花火見物の穴場へと駆け出した。
以上、これにて鳥増さんのパトロール終了。曳舟の安寧、異常無しであります。
超大━━〆(。;ェ;。)━━泣!
※ピカチュー花火などの映像2枚をおすそ分けのためアップした。