コロニアルカフェ風の旗艦店。ここのタイ料理は味のバランスが良くて間違いありません。 : ゲウチャイ 江東橋店

週末のこの日は向島界隈を探訪した後、すみだガラス市開催中の錦糸町へ都バスで行きました。

大横川親水公園で開催された久しぶりのガラス市は愛用している「うすはり」の松徳硝子が不参加だったのが残念。結局冷やかしただけで遅めのランチに向かうことに。

錦糸町でのランチというと、週三日しか営業してない讃岐うどん五郎が閉まっているのを確認した後、同じ通りの駅近くにあるこちらのタイ料理レストランに伺うのがこのところのルーチンです。今回は3回目か4回目のこのパターン。

タイ食材輸入の㈲PKサイアム(松本ピムチャイ代表)が運営するこちらのレストランは目黒とみなとみらいにもありますが、1990年にオープンしたこちらが旗艦店らしい。

目黒店が宮廷風、みなとみらいが屋台風なのに対してこちらはテラス席もあるコロニアルカフェ風の造りです。14時半過ぎという遅い時間の入店とあって店内は3割くらいの入り。でも驚いたことに自分たちの後からも次々とお客さんが入ってきます。

現地出身の店員さんに案内されて窓際のテーブル席に着きました。この時間まだランチのセットメニューも利用できましたが、過去の経験からアラカルトメニューの方がいい。

ツレはクエティオ・パッタイ1200円(税別)を、自分はクエティオ・パッキーマオタレー(辛味シーフード五目焼きビーフン)1300円(同)を注文しました。

待つこと7〜8分で両方の注文が到着。パッキーマオタレーは普通のパッタイよりはやや太めの平打麺でエビ、イカ、魚肉ソーセージか蒲鉾のような練り物、青梗菜、バジルの葉等が入っています。

食べてみるとそのままでしっかり辛い。エスニック感は程よい感じで旨味、甘味、塩味のバランスがいいのは相変わらずです。卓上に調味料も置いてありますが、それらに頼ることなく美味しく頂きました。

ツレのクエティオ・パッタイも美味しかったとのこと。やはりこちらの料理は間違いないと思います。

2016年5月訪問
錦糸町に行ったついでに土曜定休日の讃岐うどん五郎に今回こそ行こうと思ったのに臨時休業。流れで近くのこちらに伺いました。このパターンはこれで二回目か、三回目です。ランチのセットは飽きた感があるのでこの日はアラカルトを選択。

注文したのはクントード・カティアム・プリックタイ(海海老の揚げ物、ニンニクと生コショウ風味)1500円とクエティオ・パッキーマオタレー(辛味シーフード五目焼きビーフン)1300円。

見ているとオーダーの調理はランチのセット優先のようです。10分くらい待って注文が届きました。海老の揚げ物は細かいフライドガーリックと房のままの生コショウ入り。チリソースを付けて食べるとプリプリ感の残る海老が香ばしくて辛くて旨い。

焼きビーフンは平たい中太麺。海老とイカ、魚のすり身、チンゲン菜が入っています。基本の味付けはみなとみらいのお店のパッタイとほぼ同じで辛み、甘味、エスニックな旨味が絶妙なバランス。いつもながら品の良い優しい系の味です。

待つし、結構高めですがアラカルトにして正解でした。

2014年9月訪問
みなとみらいクイーンズイースト地下でランチ弁当（パッタイ、タイ風炒飯、タイ風さつま揚げなど）を買ったのがかれこれ十年以上前。以来お気に入りのタイ料理店です。横浜や目黒、新宿など７店ほどあるらしいですが、こちらが１号店とか。本格的ながら上品でやさしい味なのがこちらの特長でしょうか。

今日は錦糸町の山田屋に人形焼きを買いに行き、大三元(やはり満席札止め）、讃岐うどん五郎（臨時休業）と回った後、こちらに流れてきました。こちらのお店は二度目ですが、ランチは前回と同じ３種類（毎日同じなのかも）。芸が無いと思いつつも今回も同じゲイチャイセット（950円）をいただきました。

蒸し鶏添えご飯はシンガポールチキンライス（海南鶏飯）と似ていますが、ライスは鶏のスープで炊いたものではなく、タイ米の白いご飯なのが違うところ。別に小皿で出てくるソースをかけて頂きますが、このソースが只者ではありません。辛み、甘味、酸味、うま味の混合された絶妙の味。柔らかく蒸された鶏と長粒種のごはんとベストマッチ。

これにトムヤンクン風スープに入ったビーフンがつきます。一見炭水化物系同士の組み合わせに見えますが、ビーフンがあっさりしているのと、そんなに量がないのとで、スープとして食べることができます。お料理と一緒に出てくる調味料４種の中から唐辛子をたくさん入れて食べると最高です。

食後のコーヒーもエスプレッソのような濃さでとてもおいしく頂きました。