淺草の 天然うなぎ こゝ『つるや』 南無三(なむさん)中に よもや階段(かいだん) : つるや

この口コミは、酔狂老人卍さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

4.0

¥8,000~¥9,9991人
  • 料理・味4.0
  • サービス-
  • 雰囲気2.0
  • CP-
  • 酒・ドリンク-
2015/06訪問1回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス-
  • 雰囲気2.0
  • CP-
  • 酒・ドリンク-
¥8,000~¥9,9991人

淺草の 天然うなぎ こゝ『つるや』 南無三(なむさん)中に よもや階段(かいだん)

【2015-06-20追記】:
三年(みとせ)も足遠(あしとほ)のきたる縁由(ことのよし)、
一(ひと)つに『うを徳』が"志ら燒(やき)"に魅(み)せられての嵌(はま)り過(す)ぎ。
今一(いまひと)つは、當家(こちら)鰻(むなぎ)の價格(ね)の、
年々歳々(としごと)に昂騰(あが)りて止(とゞ)まることを知(し)らざればなり。

有一日(あるひ)、舖(みせ)の前(まへ)に"江戸前(えどまへ)"の貼紙(はりがみ)。
對價(あたひ)、八千圓也(はつせんゑんなり)。
五年前(いつとせまへ)の五千圓(ごせんゑん)と比較(くら)ぶれば、
雲壤(うんじやう)の相違(たがひ)。

僕(やつかれ)ごとき染垂阿爺(しみたれおやぢ)には高嶺(たかね)の花(はな)。
うを徳』では"江戸前(えどまへ)"志ら焼(や)き啖(くら)ひしこと三度(みたび)。
蒲燒(かばやき)の"江戸前(えどまへ)"は口(くち)にせし前例(ためし)なかりしかば、
清水(きよみづ)の舞臺(ぶたい)より跳(と)ぶ心持(こゝち)で賈内(なか)に、、。

初(はじめて)の二樓(にかい)。
階(きざはし)を昇(のぼ)りつ、四代目御内儀(よだいめおかみ)と思しき仲居(なかゐ)に、
江戸前(えどまへ)の有無(ありやなしや)」を言問(ことゝ)ふに、
「御坐(ござ)ります。」との應答(いらへ)。

隅(すみ)に腰(こし)を下(お)ろし、
年嵩(としかさ)の仲居(なかゐ)に「江戸前(えどまへ)の、、」と云ひもあへず、
仲居(なかゐ)應答(いらへ)て曰(いは)く、
まう已(すで)に注文(ちゆうもん)が通(とほ)りてをりまする。」

エ、エッエッ、エ~ーーーーーーーーーーッ!
菜譜(こんだて)にも"鰻重(うなぢゆう)"と"蒲燒(かばやき)"があり、
そもそも、有無(ありやなしや)を問(と)ひたるのみ
良(よ)くも惡(あ)しくも、當家(こちら)固有(ならでは)の作法(やりかた)。

俟(まつ)こと大約(およそ)廿五分(にじふとごふん)。
平生(つね)のごとく、こちらにも件(くだん)の品(しな)運(はこ)ばれ來(きた)る。
茶(ちや)の差(さ)し替(か)へは二度(にど)、
加旃(しかのみならず)、御絞(おしぼ)りの差(さ)し替(か)へまで、、。

重箱(ぢゆう)より溢(あふ)れんばかりの江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)。
否(いな)、江戸生鰻樺焼(えどうまれうなぎのかばやき)。
かくのごとく、已(すで)に天明五乙巳歳(てんめいごきのとみどし、=1785)には、
鰻蒲焼(むなぎかばやき)の東都(えど)の名物(めいぶつ)なりしは晰(あきら)か。

ありがたき江戸(えど)前海(まへうみ)の(むなぎ)とは云へ、この價格(ねだん)。
故(ゆゑ)に、「脂(あぶら)少(すく)なくば、當家(こちら)に見切(みき)りをつけ
護謨(ごむ)の齒應(はごた)へあらば、即(すなはち)絶縁(えんきり)!」
と、自(みづか)らに固(かた)く警(いまし)め盟(ちか)ひて一齧(ひとかじり)。

尾側(をがは)も頭側(かしらがは)も、適度(ほどよ)き旨(うま)さ・齒應(はごた)へ
口惜(くちを)しき哉(かな)!
"江戸前(えどまへ)"も、"球磨川(くまがは)"も、"天龍川(てんりうがは)"も、
"琵琶湖(びはこ)"も、"淀川(よどがは)"も、寸毫(つゆ)異(こと)なるところなし。

初夏(なつのはじめ)も晩龝(あきのをはり)も、(おほ)きさまでも、、。
(うなぎ)なるもの、(うみ)、(みづうみ)、河川(かは)では異(こと)なり、
時季(じき)に應(おう)じ、(おほ)きさに跟(したが)ひ、
その味(あぢはひ)は天(あめ)と地(つち)ほどの相違(たがひ)あるが尋常(つね)。

うを徳』が"志ら燒(や)き"なれば、その差異(さ)は顯著(いちじるし)。
百匁(ひやくもんめ、=375g)ほどの大(おほ)きさの鰻(むなぎ)は、
脂(あぶら)も薄(うす)く、況(ま)して、蒸(む)しをかくるとなると
野田岩』のごとき爲體(てゐたらく)となるが倣(なら)ひ。

しかはあれど、 當家(こちら)、
百匁(=375g)左右(ほど)の鰻(むなぎ)に蒸(む)しをかけてのこの美味(うま)さ
就中(わきても)、皮下(かはした)の(あぶら)と明膠(ぜらちん)には、
只顧(ひたすら)魂消(たま)ぐるほか術策(すべ)はなし。

玻璃(がらす)の表演窗(ショーウィンド)に居多(あまた)蝋型模型(さんぷる)、
普請(しつらへ)は淺草(あさくさ)の街場食堂(めしや)そのもの。
菜譜(こんだて)には、天丼(てんどん)、鰻重(むなぢゆう)、何(なん)でもあり
賈内(なか)には一見(いちげん)の觀光客(ものみゆさん)だらけ。

天麩羅(てんぷら)の(ころも)は(あつ)く、(えび)は陳腐(ありきたり)。
山葵(わさび)も尤(いと)怪(あや)しげ、
蒲燒(かばやき)の熱源(ひ)も、また、さらに訝(いぶか)しと、
猫(ねこ)すら跨(また)ぐ飮食店(めしや)なるは明々白々(あきらか)。

然(さ)ればこそ、
野田岩』にも勝(まさ)る天然物(てんねんもの)提供(いだ)すは、
寔(まこと)、心底(こゝろのそこ)よりの驚(おど)き。
驚(おど)きを通(とほ)り越(こ)し、もはや、ほくそ笑(ゑ)むほか術(てだて)なし

備長炭(びんちやうたん)を用(つか)ひ、返(かへ)し百遍(ひやつぺん)」が、
常識(あたりまへ)の京坂(けいはん)"地燒(ぢやき)"。
うを徳』は、瓦斯火(がすび)にかけ、これを放置(うちやる)。
これまた、通念(つねのやりかた)を覆(くつがへ)す掟破(おきてやぶ)りの技藝(わざ)

----------------------------------
【照相機】:旭光學賓得士K-三數碼單鏡反光照相機
【鏡頭】 :smc 賓得(Pentax)A 2.0/35 @F2.4

【2012-05-24追記】:
當店(こちら)の鰻(むなぎ)は今季(こんき)初(はじめて)。
一昨年(おとゝし)が五千圓(ごせんゑん)、去年(こぞ)が六千圓(ろくせんゑん)
今年(ことし)が七千圓(なゝせんゑん)とその價格(ね)正しく鰻登(うなぎのぼ)り。
この日(ひ)の産地(さんち)は琵琶湖(びはこ)。

おほ葉』が八十匁(はちじふもんめ、300g)で七千圓(なゝせんゑん)、
當店(こちら)は百卅匁(ひやくさんじふもんめ、488g)ほどの鰻(むなぎ)。
とは云へ、その八割餘(はちわりあまり)、すなはち、百十匁(=410g)ほどなれば、
おほ葉』などに比(くら)ぶれば割安(わりやす)。

此度(こだみ)も注文(たのみ)てより廿六分(にじふろッぷん)。
その身(み)甚(いと)る厚(あつ)く、奧齒(おくば)に抗(あらが)ふことなく、
さりとて、柔(やは)らかに過ぐることもなく、すこぶる心持(こゝち)よき齒應(はごた)へ。
甜鹹(あまさからさ)、米飯(こめのいひ)また尋常(つね)に異(こと)なるところなし。

【2011-10-11追記】:
時季(じき)の此度(こだみ)は"球磨川(くまがは)"。
綸子模樣(りんずもやう)の有無(ありなし)は審(つばら)ならず。
脂(あぶら)の乘(の)りはまだまだ
いづれまた!

【2011-08-26追記】:
此度(こだみ)は去年(こぞ)の龝(あき)に續(つゞ)き"小川原湖(をがはらのうみ)"。
"淀川(よどがは)"と同じく兩(ふた)つに切られしかど、上半身(うはゝんみ)。
皮(かは)の粘(ねば)りは想定外(おもひのほか)に少(すく)なく
脂(あぶら)は龝(あき)の鰻(むなぎ)に比(くら)ぶれば些(いさゝ)か淡(うす)め

【2011-07-28追記】:
近會(ちかごろ)不本意(こゝろならず)も養殖鰻(やうしよくむなぎ)續(つゞ)き。
當店(こちら)には二度(にど)續(つゞ)けて這入(はい)ること不能(あたは)ざりしかば、
この日(ひ)、親(おや)の讐敵(あだかたき)とばかりに驀地(まつしぐら)。
此度(こだみ)の鰻は攝州(せつしう)"淀川(よどがは)"で漁(すなど)られしもの。

待(ま)つこと廿七分(にじふとなゝふん)。
通常(つね)と異(こと)なり、甚(いと)大きなる鰻(むなぎ)半匹分(はんびきぶん)。
勿驚(おどろくなかれ)、厚(あつ)みは大約(およそ)三分(さんぶ)に及(およ)ぶ。
脂(あぶら)の乘(の)りは宛然(あたかも)龝(あき)の鰻(むなぎ)のごとし。

【2011-06-09追記】:
此度(こだみ)は備州高梁川産(びしうたかはしがはさん)。
近會(ちかごろ)の價(ね)の昂騰(かうとう)に伴ひ、五千圓→六千圓(ろくせんゑん)に。
肝(きも)は通常(つね)のごとく頗(すこぶ)る立派(りつぱ)。
身も生平(つね)に異なるところなしと云ふとも、脂(あぶら)の乘りは今一(いまひと)つ。

鰻は、時季産地場所(ところ)、個體(こたい)により千差萬別(さまざま)。
しかはあれど、當家(こちら)の仕入れはそれを感じさせぬ見事(みごと)なる力量(うで)。
食(た)べ進(すゝ)むほどに、齒(は)に觸(さは)る硬(かた)きものあり。
勿驚(おどろくなかれ)、中程(なかほど)で折れ””の字となりし釣(つ)り針(ばり)

【2011-05-14追記】:
今季初(こんきはつ)は"球磨川(くまがは)"産(さん)。
↓に記(しる)せしごとく、鰻の口味(あぢ)を左右(さいう)する要素(やうそ)は樣々
就中(わきても)産地(さんち)・時季(じき)による相違(たが)ひは最も氣になるところ。
當家(こちら)で瞻(み)るかぎり、産地(さんち)・時季(じき)に依る差異は大きからず

むしろ、仕入れの目利(めゝ)き蒸し・炙(や)きなどの調理法(てうりはふ)に依存(よる)。
野田岩』は"志ら燒"はまだしも"蒲燒(かばやき)"は貧弱(ひんじやく)。
押(お)し竝(な)めて天然物(てんねんもの)は大きなものならねば口味(あぢ)よろしからず
當家(こちら)、大(おほ)きさ蒸(む)しタレ、何(いづ)れも嗜(この)み。

辭別(いとまごひ)に當(あ)たり四万十川(しまんとがは)の鰻(むなぎ)を問ふに、
主人(あるじ)應答(いら)へて曰(いへら)く、
四万十川(しまんと)のものは入(い)らねど、仁淀川(によどがは)のものは時折(ときをり)」
仁淀川(によどがは)は四万十川(しまんとがは)よりも澄みて水清(みづきよ)し」、と、、。

【2010-11-09追記】:
この日(ひ)は小川原湖(をがはらこ)産(さん)。
倩(つらつら)鰻(むなぎ)の盛(さかり)を薀(たづ)ぬるに、
江戸前(えどまへ)なれば夏、利根川(とねがは)など"(たび)のもの"は龝(あき)とぞ。
冬眠(ふゆごもり)に備(そな)へ身の肥ゆるは獸(けだもの)に寸毫(つゆ)異なることなし。

此度(こだみ)は待(ま)つこと西洋時辰儀(せいやうどけい)にして廿五分(にじふごふん)。
女給(こしもと)、暇つぶしにとて、繪草紙(ゑざうし)の類(たぐひ)を拿(も)ち來たる。
三代目主人(さんだいめ)に據(よ)らば、豫(あらかじ)め"割(さ)き"まで濟(す)ませ、
注文(ちゆうもん)を受けてより志ら燒きし、蒸しをかけ、タレにて附(つ)け炙(や)くとか。

蓋(ふた)を去(さ)るや、忽地(たちまち)白き湯氣(ゆげ)立(た)ち昇(のぼ)り、
薫香(かぐはしきかをり)周邊(あたり)に漂(たゞよ)ふ。
今までにも増して大振(おほぶ)りで、重箱(ぢゆうばこ)よりはみ出(いだ)さんばかり。
炙き目は『尾花』、『野田岩』より強く、京坂(けいはん)地燒(ぢや)きを髣髴(おもはす)。

當店(こちら)は此度(こだみ)で三度目(みたびめ)。
一際(ひときは)大振りで脂乘(あぶらの)りのよき所以(ことわり)、時季の所爲(せゐ)か、
はたまた産地(さんち)の所爲(せゐ)か、知る術(すべ)も縁(よすが)もなし。
とまれ、實(げ)に川魚(かはうを)の中の須明樂美御德(すめらみこと)の風格(ふうかく)。

近會(ちかごろ)、街場鮨(まちばずし)・大衆食堂(めしや)の風情(おもむき)ながら、
たしかなる力量(うで)の舗(みせ)に邂逅(であ)ふは無上(このうへもなき)悦(よろこ)び。
壽司清』、そしてこちら『つるや』。
物見遊山(ものみゆさん)の衆人(もろびと)犇(ひし)めく淺草も侮(あなど)りがたし。

【2010-07-31追記】:
暑き盛りのこの時季(じき)、名のある鰻屋(むなぎや)は、 何(いづ)れをとりても、
商賣(あきなひ)を表(あらは)す互聯網(いんたァねッと)ドメイン名(めい)のごとし。
さて、その意(こゝろ)はと薀(たづ)ぬれば、これすなはち「どッとこむ」。  (←すまぬ!)
かくて、穴場(あなば)として狙ひ定(さだ)めし、爰(こゝ)『つるや』。

前を通(とほ)る度(たび)、貼り紙に眼(まなこ)凝らさゞる例(ためし)あらざるも、
"天龍川(てんりやうがは)"の後(あと)、しばらく"利根川(とねがは)"うち續(つゞ)きしに、
この日、「球磨川(くまがは)」の貼(は)り紙(がみ)に俄(には)かにいろめき立つ。
氣もそゞろ、一も二もなく轉(まろ)び入れりし賈(みせ)の内(なか)。

待(ま)つこと、西洋時辰儀(せいやうどけい)にしておよそ廿(にじふ)と五分(ごふん)。
恭(うやうや)しげに運ばれ來たりし盆には「鰻重(むなぢゆう)」の一揃(ひとそろ)ひ。
蓋(ふた)を去(さ)るや、現(あらは)れ出(いで)し大ぶりの蒲燒(かばやき)。
前囘(まへ)の"天龍川"に同じく、『野田岩』"志ら燒"ほどの大きさ。

燒き」は小塚原(こづかッぱら)『尾花』、飯倉『野田岩』ほどに叮嚀(ねんごろ)ならざれど、
近傍(ちかく)の『色川』、『初小川』とて同じこと。
先づは恐(おそ)る恐(おそ)る箸(はし)を入れ、護謨(ごむ)鰻ならざることを覺(し)る。
これを一口するに、脂(あぶら)は養殖物(やうしよくもの)と雲壤(うんじやう)の違(たが)ひ。

しかはあれど、『野田岩』の"蒲燒(かばやき)"のごとく、
豆腐滓(おから)眞綿(まわた)でも口に含むに似た貨物(しろもの)にもあらず。
以爲(おもへらく)は、徒(いたづら)に身の痩せた鰻(むなぎ)を長らく蒸さば、
脂(あぶら)悉(ことごと)く拔(ぬ)け落(お)ちてかくのごとくならん。

慥(たしか)に『野田岩』の天然物(てんねんもの)は"志ら燒"に限り、
"蒲燒(かばやき)"なれば養殖物(やうしよくもの)こそ理(ことわり)に適(かな)ふべし。
熟々(つらつら)こちらの"天然鰻(てんねんむなぎ)"を檢(あらた)むるに、
"天龍川"・"球磨川"ともに、ほどよき齒應(はごた)へ油脂(あぶら)乘り。

そも、嘗(かつ)てこの時季(じき)なれば江戸前海(えどまへうみ)の鰻(もの)。
就中(わきても)、濱川沖(はまかはおき)臺場近邊(だいばあたり)のものを最上とす。
江戸ッ兒は利根川(とねがは)など「(たび)のもの」を甚(いた)く蔑(さげす)み、
何處(いづく)も"江戸前(えどまへ)蒲燒(かばやき)"を招牌(かんばん)に、、。

内藤新宿(ないうとうしんじゆく)に「江戸前鰻(えどまへ)」うたふ舗(みせ)あるも、
好ましからざるざる評(ひやう)に、烈火(れッくわ)のごとく怒(いか)りて因縁(いんねん)。
眞實(まこと)を捻じ曲げ、惡口雜言(あッこうざふごん)の限(かぎ)りを盡(つ)くし、
剩ッさへ、脅迫(おど)して二年分(ふたとせぶん)の損害を賠償(つぐな)
はせんとす。

嗚呼(あゝ)、淺猿(あさまし)きかな!
箱根山(はこねやま)の雲助(くもすけ)、どこぞの護摩(ごま)の灰なほこれに及ばじ。
"(たび)のもの"なれば盛(さか)りは龝(あき)と云ふ。
庶幾(ねが)はくは、涼しくなりて後、その眞僞(しんぎ)のほど檢(あらた)めんことを。

【2010-06-25記(拔粹)】:
この日も「天然うなぎ入荷しました」、「天龍川産」なる貼り紙)。
もはや、爆裂彈(ばくれつだん)もろとも米利堅(めりけん)の兵船(ふね)に飛び込む
神風(かみかぜ)特別攻撃隊(とくべつこうげきたい)か、
聖戰(ひじりいくさ)に挺身(みをさゝぐ)る囘教徒(くわいきやうと)が心地(こゝち)。

扉(とびら)開(ひら)きて内を窺(うかゞ)ふに、紛ふ方なき淺草(あさくさ)めしや。
帖場(てふば)を預(あづ)かるは、こちらの主人(あるじ)にして三代目(さんだいめ)。
客(かく)あしらひに當たるは、見るからに福々(ふくぶく)しき面(おもて)の仲居(なかゐ)。
ほかには同(おな)じ年頃(としごろ)の姥(うば)が一個(ひとり)。

茶(ちや)の一口(ひとくち)だに啜(すゝ)るもあへず、矢庭(やには)に、
天然鰻(てんねんむなぎ)鰻重(うなぢゆう)」、値(あたひ)五千圓也!
「暫くかゝりまする」とのことなれど、鰻屋(むなぎや)で待つの廊下(らうか)は、
淺野内匠頭長矩(ながのり)くらゐが吉良上野介義央(よしひさ)。

俟(まつ)ことおよそ廿(にじふ)と五分(ごふん)。
恭(うやうや)しげに運ばれ來たりし鰻重(ぢゆう)に肝吸(きもす)ひの一番(ひとつがひ)。
つぶさに器(うつは)を檢(あらた)むれば、蓋(ふた)の中(なか)ほどに臍(ほぞ)ありて、
樹脂成形(じゆしせいけい)なりと覺(さと)る。

鰻重(ぢゆう)と吸物椀(わん)より蓋(ふた)を去りて、その姿(すがた)を眺(なが)む。
身(み)は大(おほ)きく厚(あつ)く、炙(や)き目はほどほど。
小塚原(こづかッぱら)『尾花』、飯倉(いひくら)『野田岩』のごとき、
焦(こ)げ目の一つも附(つ)かぬ蒲焼(かばや)きとは雲壤(うんじやう)の違(たが)ひ。

恐(おそ)る恐(おそ)る箸(はし)を入(い)れて先(ま)づは一安堵(ひとあんど)。
嘗(かつ)て、銀座「ひら井」で一度(いちど)ならず二度(にど)までも、
護謨(ごむ)に寸毫(つゆ)と違(たが)はぬ天然鰻(てんねんむなぎ)に號慟(なき)、
野田岩』では豆腐糟(おから)のごと鰻(むなぎ)に幾度(いくたび)となく煮え湯。

京師(みやこ)は錦市場(にしき)で贖(もと)めし小振りの天然鰻(てんねんむなぎ)は、
姿も味も穴子(あなご)そのもの、瓜(うり)が二(ふた)つの生き冩(うつ)し。
こちらの鰻(むなぎ)、口に含むや、身は厚(あつ)くほどよく脂(あぶら)が乘(の)り、
仄(ほの)に芳香(かぐはしきかをり)すら漂(たゞよ)ふ。

上半身(うはゝんみ)と下半身(しもはんみ)による食感(あぢはひ)の差(さ)こそあれ、
久々(ひさびさ)に口(くち)も悦(よろこ)ぶ天然鰻(てんねんむなぎ)。
沙糖(さたう)用(つか)はぬタレはキリヽと締(し)まり、
米(こめ)の飯(いひ)もほどよく粒が立ち、口に撥(は)ねて舌(した)に踊(をど)る。

香(かう)の物(もの)は、胡瓜(きうり)と茄子(なす)の糠漬(ぬかづ)けに加(くは)へ、
蘿蔔(すゞしろ)、甘藍(きやべつ)の鹽漬(しほづ)け。
甘藍(きやべつ)の鹽漬(しほづ)けに紫蘇(しそ)の實(み)のごときものが混じるは、
味覺(した)を欺(あざむ)き、鰻(むなぎ)の味(あぢ)を損(そこ)なふ。

そもそも、鰻(うなぎ)の味覺(あぢ)を左右(さいう)する要因(えういん)として、

 【素材(そざい)】
   ・時季(じき)...........粗方(あらかた)龝(あき)が旬(しゆん)とさる
   ・産地(さんち).....利根川、宍道湖、四萬十川、天龍川、荒川、江戸前海、、、など
   ・漁場(れふば)...「下(くだ)り」と稱(とな)ふる、産卵(さんらん)に向かふ、
              河口近くで漁(すなど)られしものが上(じやう)とさる
   ・大(おほ)きさ.....大きなものほど油脂(あぶら)も乘り易(やす)し
  
 【技藝(わざ)】
   ・小骨(こぼね).........拔(ぬ)くや否(いな)や
   ・蒸(む)し..................蒸すや否や、蒸す場合(ばあひ)その程度(ほど)
   ・熱源(ねつげん)...備長炭(すみ)か瓦斯(がす)か天火(ぐりる)か
   ・火加減(ひかげん).火の強(つよ)さ・火の近(ちか)さ
   ・燻(いぶ)し..............團扇(うちは)にて煽(あふ)ぐや否(いな)や
   ・タレ..............................糖(さたう)を使(つか)ふや否(いな)や、
                使(つか)ふならその量(りやう)

と夥(あまた)ありて、その組合(くみあ)はせ如何(いかん)で千變萬化(せんぺんばんくわ)。

徳川時代(とくがはさまのみよ)から明治までは、大川(おほかは)から濱川(はまかは)、
御臺場(おだいば)周邊(あたり)で漁(すなど)らるゝ江戸前鰻(えどまへ)は夏
利根川(とねがは)など「旅(たび)のもの」は秋(あき)が旬(しゆん)とか、、。 
江戸前鰻(えどまへ)を口にしたる例(ためし)なくば眞僞(しんぎ)のほどを知らず。

野田岩』などは柔らかになるまで強く蒸し、小骨(こぼね)を去(さ)り、
遠火(とほび)で焦(こ)げ目(め)を作(つく)らぬやうに炙(や)く。
思ふに、養殖物(やうしよくもの)には好適(む)くも、天然物(てんねんもの)には不向き。
やはり『野田岩』なれば「蒲燒(かばやき)」よりも「志ら燒」か。

こちらの鰻は、『野田岩』"志ら燒"ほどの大きさのもの。
蒸しは控へめ、小骨(こぼね)なほ口に殘(のこ)ると云ふとも、氣にはならず。
燒き方も『尾花』、『野田岩』ほどの叮嚀(ねんごろ)さこそあらねど、
豫想(よさう)を凌(しの)ぐ出來榮(できば)え。

食べ了(をは)りて女將(おかみ)と二言(ふたこと)三言(みこと)。
歸(かへ)り際には帖場(てふば)の主人(あるじ)より舗(みせ)の歴史など伺(うかゞ)ふ。
創業(あきなひはじめ)は昭和(せうわ)六辛未(かのとひつじ)年(どし)、
七十九年(なゝそとせあまりこゝとせ)の商賣(あきなひ)にて、主人(あるじ)で三代目。

  • つるや - 三代目主人(あるじ)  【撮影許可濟み】

    三代目主人(あるじ)  【撮影許可濟み】

  • つるや - 山椒(さんせう)容器(いれ)

    山椒(さんせう)容器(いれ)

  • つるや - 貼(は)り紙(がみ)

    貼(は)り紙(がみ)

  • つるや - 菜譜(こんだて)

    菜譜(こんだて)

  • つるや -
  • つるや - 江戸生鰻樺焼(えどうまれうなぎのかばやき)

    江戸生鰻樺焼(えどうまれうなぎのかばやき)

  • つるや - 江戸生鰻樺焼(えどうまれうなぎのかばやき)、皮(かは)

    江戸生鰻樺焼(えどうまれうなぎのかばやき)、皮(かは)

  • つるや - 江戸生鰻樺焼(えどうまれうなぎのかばやき)

    江戸生鰻樺焼(えどうまれうなぎのかばやき)

  • つるや - 江戸灣(えどわん)の鰻(むなぎ)、肝吸(きもすひ)

    江戸灣(えどわん)の鰻(むなぎ)、肝吸(きもすひ)

  • つるや - 江戸灣(えどわん)の鰻(むなぎ)、肝(きも)

    江戸灣(えどわん)の鰻(むなぎ)、肝(きも)

  • つるや - 香(かう)の物(もの)

    香(かう)の物(もの)

  • つるや - 琵琶湖(びはこ)鰻蒲焼(むなぎかばやき)、身側(みがは)

    琵琶湖(びはこ)鰻蒲焼(むなぎかばやき)、身側(みがは)

  • つるや - 琵琶湖(びはこ)鰻蒲焼(むなぎかばやき)、身側(みがは)

    琵琶湖(びはこ)鰻蒲焼(むなぎかばやき)、身側(みがは)

  • つるや - 琵琶湖(びはこ)鰻蒲焼(むなぎかばやき)、皮側(かはがは)

    琵琶湖(びはこ)鰻蒲焼(むなぎかばやき)、皮側(かはがは)

  • つるや - 斷面(きりくち)

    斷面(きりくち)

  • つるや - 肥後(ひご)球磨川(くまがは)の鰻(むなぎ)、斷面(きりくち)

    肥後(ひご)球磨川(くまがは)の鰻(むなぎ)、斷面(きりくち)

  • つるや - 肥後(ひご)球磨川(くまがは)の鰻(むなぎ)

    肥後(ひご)球磨川(くまがは)の鰻(むなぎ)

  • つるや - 肝吸(きもす)ひの肝(きも)

    肝吸(きもす)ひの肝(きも)

  • つるや - 小川原湖(をがはらのうみ)の鰻(むなぎ)

    小川原湖(をがはらのうみ)の鰻(むなぎ)

  • つるや - 小川原湖(をがはらのうみ)の鰻(むなぎ)

    小川原湖(をがはらのうみ)の鰻(むなぎ)

  • つるや - 小川原湖(をがはらのうみ)の鰻(むなぎ)、斷面(きりくち)

    小川原湖(をがはらのうみ)の鰻(むなぎ)、斷面(きりくち)

  • つるや - 小川原湖(をがはらのうみ)の鰻(むなぎ)、肝(きも)

    小川原湖(をがはらのうみ)の鰻(むなぎ)、肝(きも)

  • つるや -
  • つるや - 淀川(よどがは)の天然鰻(てんねんむなぎ)

    淀川(よどがは)の天然鰻(てんねんむなぎ)

  • つるや - 淀川(よどがは)の天然鰻(てんねんむなぎ)

    淀川(よどがは)の天然鰻(てんねんむなぎ)

  • つるや - 淀川(よどがは)の天然鰻(てんねんむなぎ)

    淀川(よどがは)の天然鰻(てんねんむなぎ)

  • つるや - 胆吸(きもす)ひ

    胆吸(きもす)ひ

  • つるや - 胆(きも)

    胆(きも)

  • つるや -
  • つるや - 釣(つ)り針(ばり)

    釣(つ)り針(ばり)

  • つるや - 肝(きも)

    肝(きも)

  • つるや - 高梁川(たかはしがは)の天然鰻(てんねんむなぎ)

    高梁川(たかはしがは)の天然鰻(てんねんむなぎ)

  • つるや - 高梁川(たかはしがは)の天然鰻(てんねんむなぎ)

    高梁川(たかはしがは)の天然鰻(てんねんむなぎ)

  • つるや - 肝吸(きもす)ひ

    肝吸(きもす)ひ

  • つるや -
  • つるや - 球磨川産天然鰻(てんねんむなぎ)

    球磨川産天然鰻(てんねんむなぎ)

  • つるや - 香(かう)の物(もの)

    香(かう)の物(もの)

  • つるや - 肝吸(きもす)ひ

    肝吸(きもす)ひ

  • つるや - この日は球磨川産

    この日は球磨川産

  • つるや - 三代目主人(あるじ)  【撮影許可濟み】

    三代目主人(あるじ)  【撮影許可濟み】

  • つるや - 三代目主人(あるじ)  【撮影許可濟み】

    三代目主人(あるじ)  【撮影許可濟み】

  • つるや - 小川原湖産鰻(むなぎ)の重(ぢゆう)

    小川原湖産鰻(むなぎ)の重(ぢゆう)

  • つるや - 小川原湖産鰻(むなぎ)の重(ぢゆう) 【頭側擴大圖】

    小川原湖産鰻(むなぎ)の重(ぢゆう) 【頭側擴大圖】

  • つるや - 小川原湖産鰻(むなぎ)の重(ぢゆう) 【尾側擴大圖】

    小川原湖産鰻(むなぎ)の重(ぢゆう) 【尾側擴大圖】

  • つるや - この日の肝吸ひ

    この日の肝吸ひ

  • つるや - 『志ん仲 鰻 つるや』の扁額(へんがく)

    『志ん仲 鰻 つるや』の扁額(へんがく)

  • つるや -
  • つるや -
  • つるや - 汁椀(しるわん)

    汁椀(しるわん)

  • つるや - 肝吸(きもす)ひ

    肝吸(きもす)ひ

  • つるや - 椀(わん)の蓋(ふた)、屋號(やがう)入り

    椀(わん)の蓋(ふた)、屋號(やがう)入り

  • つるや - 球磨川(くまがは)天然鰻、鰻重(うなぢゆう)

    球磨川(くまがは)天然鰻、鰻重(うなぢゆう)

  • つるや - 球磨川(くまがは)天然鰻、鰻重(うなぢゆう)

    球磨川(くまがは)天然鰻、鰻重(うなぢゆう)

  • つるや - 球磨川(くまがは)天然鰻、鰻重(うなぢゆう)

    球磨川(くまがは)天然鰻、鰻重(うなぢゆう)

  • つるや - 球磨川産(くまがはさん)天然鰻(てんねんむなぎ)

    球磨川産(くまがはさん)天然鰻(てんねんむなぎ)

  • つるや - 鰻重(うなぢゆう)に肝吸(きもす)ひ

    鰻重(うなぢゆう)に肝吸(きもす)ひ

  • つるや - 鰻重(うなぢゆう)と胆吸(きもす)ひの椀(わん)一揃(ひとそろ)ひ

    鰻重(うなぢゆう)と胆吸(きもす)ひの椀(わん)一揃(ひとそろ)ひ

  • つるや - 天龍川(てんりようがは)天然鰻、鰻重(うなぢゆう)

    天龍川(てんりようがは)天然鰻、鰻重(うなぢゆう)

  • つるや - 肝吸(きもす)ひ

    肝吸(きもす)ひ

  • つるや - 天龍川(てんりようがは)天然鰻、鰻重(うなぢゆう)

    天龍川(てんりようがは)天然鰻、鰻重(うなぢゆう)

  • つるや - 肝吸(きもす)ひ

    肝吸(きもす)ひ

  • つるや - 香(かう)の物(もの)

    香(かう)の物(もの)

  • つるや -
  • つるや - 貼(は)り紙(がみ)

    貼(は)り紙(がみ)

  • つるや - この日の電波櫓(でんぱやぐら)百三十一丈三尺(398m)

    この日の電波櫓(でんぱやぐら)百三十一丈三尺(398m)

  • つるや - この日の電波櫓(でんぱやぐら)百三十一丈三尺(398m)

    この日の電波櫓(でんぱやぐら)百三十一丈三尺(398m)

  • {"count_target":".js-result-Review-1792051 .js-count","target":".js-like-button-Review-1792051","content_type":"Review","content_id":1792051,"voted_flag":null,"count":80,"user_status":"","blocked":false}

口コミが参考になったらフォローしよう

酔狂老人卍

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する

酔狂老人卍さんの他のお店の口コミ

酔狂老人卍さんの口コミ一覧(2021件)を見る

この店舗の関係者の方へ

ユーザーから投稿された口コミに対して、お店側からお礼や情報追加などの返信を行ってみませんか?

「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら

店舗基本情報

店名
つるや
ジャンル うなぎ、天ぷら、どじょう
予約・
お問い合わせ

03-3841-0280

予約可否

予約可

住所

東京都台東区浅草1-33-2

交通手段

銀座線浅草駅 徒歩10秒/浅草線浅草駅 徒歩1分

浅草駅(東武・都営・メトロ)から130m

営業時間
  • 月・火・木・金・土・日

    • 11:20 - 20:00
    • 定休日

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)
¥4,000~¥4,999 ¥3,000~¥3,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

電子マネー不可

席・設備

席数

111席

(個室あり(宴会可))

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

分煙

2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

駐車場

空間・設備

落ち着いた空間、席が広い、座敷あり

メニュー

ドリンク

日本酒あり、焼酎あり

料理

魚料理にこだわる

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 知人・友人と

こんな時によく使われます。

サービス

テイクアウト

お子様連れ

子供可

ホームページ

http://osietesite.com/gourmet/tokyo/asakusa/japanesefood/tsuruya

備考

お通し代:なし

初投稿者

なかぢにーさんなかぢにーさん(37)

最近の編集者

編集履歴を詳しく見る

ブログに店舗情報を貼る

食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!

従来の問い合わせフォームから問い合わせる レストラン情報編集のガイドライン

この店舗の関係者の方へ

食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。

店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら

ネット予約

周辺のお店ランキング

浅草×うなぎのランキング(点数の高いお店)です。

  • 1 初小川 - 料理写真:

    初小川 (うなぎ)

    3.76

  • 2 どぜう飯田屋 - 料理写真:

    どぜう飯田屋 (どじょう、うなぎ、鍋)

    3.65

  • 3 うなぎ 色川 - 料理写真:

    うなぎ 色川 (うなぎ)

    3.55

  • 4 小柳 - 料理写真:うな重(松)

    小柳 (うなぎ、鳥料理)

    3.50

  • 5 浅草うな鐵 - メイン写真:

    浅草うな鐵 浅草駅前 本店 (うなぎ、焼き鳥、居酒屋)

    3.50

食べログ限定企画

店舗運営者の方へ