一食一食真摯に向き合う、頑固な造り姿が浮ぶ。丹精入魂、端整な蕎麦。 : 蕎亭 大黒屋

・改めて、蕎麦家の訪問が多いことに気づく。
　再訪して思う、次の訪問。　＜ 近隣蕎麦体験 ＞

此方は「 一客一亭 」を味わえる。しかも、お廉いお代で。
親方の仕事の良いので知られる「 蕎亭 大黒屋 」。

客ごとに、蕎麦切りから仕事され、注文に付きっきりと思われる。
　　蕎麦切り、天ぷらの種、衣付け、揚げ、等々。
それ故、客１組ごとに、待ち時間は２０分程。

２番手の客、３番手の客は、その分待つことに、４番手は、、。
常に１番を取るか、待つのを承知の上で伺うか、考えての訪問と。


///　初訪～再訪時の感想

・好い：頑固な造り姿が浮ぶ・・感じる　入魂端整な蕎麦　
名人が、一客に掛り切りという　贅。　手打ちそば「 蕎亭大黒屋 」

　先日伺った蕎麦屋さんの話を、ツレにした処・・
　「 そば～そば～ 」と、ウルサ～
未だ未訪な、いや未食の「 大黒屋 」さんが、うかぶ。
　前回は、確か平日木曜日の昼に、訪れた。　
　　　まさかの・・・「 臨時休業 」それ以来の決戦だ。

万全を期し１１時半前、店着。
　念を入れて営業の確認　。。
　　　昼間で、看板に灯り、、
竹筒看板にも、灯り、店内にも灯り　！やっているカンジ～　
ほっとして、、じりじり待つこと、３０分オーバー
　～うろうろ　中を覗いてしまう　こと　３度、、待つことが好まぬ私が、、

・・女将さんが　きたー！　いよいよ開店　!!
・・・１２時２０分　どんだけ待った、とか　思わない　のだ。。

意外にも、店内は新しめな　清潔感～
　　　左壁側２人用椅子席X２　右側小上り４卓
２人なので　２人席に着く

取急ぎビーと、「 せいろ大盛り 」
「 天麩羅ちらし 」＆ツレは「 せいろ 」を　
取敢えず憶えた品を、取急ぎ注文し「 品書き 」を、お願いした。

女将の、動きを酌みつつ、焦らぬよう　、、
　　忍耐強くではなく　協力って感じで　待とう
女将は「 時間が掛りますので・・」と、何度も、何度も、、、

「 お品書き 」を、待つ　・待つ・・待つわ
　　なんどか、女将が、目の前を通りかかるも
　　　　３度言ってしまい　その都度は、言えまい　なカンジに。。

この雰囲気で飲めぬ、ふと思う
・・見かねた、お向かいのリーマンさんが
「 品書き 」を、回してくださる　～～
　察する和が、自然に芽吹く　いい町だな～♪

追加を、今のうちに・・
　　おーゆにすタイミン　
ツレは「 追加はしなくて・・」と、、
この後、近くのケーキ屋と、目論んでおる。　へ～策ありね。

１０分ほどで「 だったん茶 」が、でる。
　更に５分ほど、店内最初の配膳//　我がもの

「 天麩羅ちらし 」が　登場＞＞＞
　　　なんだかー感激。　（ 出てきたこと自体で、喜べる＝滞空　時間～ ）
　海老２　茄子　南瓜　隠元　獅子唐　舞茸　大葉
いろいろ楽しめます～　ちらしですね
薄い衣で、上手に揚がっています。　
　　旨い時を、真摯に見つめている姿が　　目に浮かぶ・・うまい～

更に５分　注文後２０分ほどで、主役登場
「 せいろ大盛り 」＆「 せいろ 」揃ってお目見え

濃いめの色　星を纏い観た通りの、香りを持つ
　それが、太く強い押しで迫って　くる・
香り　味は・・美し十割。
　十割なら旨いのか、という蕎麦も少なくないが、良くできた十割。

蕎麦汁も、藪程辛くなく　いい塩梅な、香りたつ一品
　　待つなどという時が、いかに小さきことか、思いを呼ぶ　説得力。
待たされることにより、登場すること自体が、感動をつくる、のか・・

お向かいのリーマンさんの配膳は、
　つまり２番手の次客は、更に、、２０分後で　あった。　！！
//　このひとときから、察すると。　
　客ごとに、一から掛かりっきりで、蕎麦に、向き合う、時と思われる..

その都度・・・
　　　　蕎麦切りな、、時間　経過だ。
効率優先の時代、職人さんを独占することになる。
　願ってもない、贅沢な造り方　待つ価値＝＝あり／

待ちさえすれば、　
　　この一品を、戴ける　
代価は、僅かに思え、　有難きしあわせに　つつまれる・・・

//　一段落されてか　、
　　大将が、自ら出てこられ、配膳の詫びを　される

神経質そうな印象を、一気に覆す　
　　　絵にかいたような～温和な職人　本物だ
頭を垂れ、、満面の　笑顔で・・・・・・
　
　意外に～体形は～自分系、
　　　ま～びっくり ＆場内は、安心感に　つつまれる　
緊張感が温かい空気にかわり、感謝すら　招く～

客側は、全員一体で
「 いやいや　そんなことは～♪ 」で、一斉に　ハモ・る。　
　　感動的レスポンスで、温さが　思わぬ拾い～モノ　
気持ちまでもええね～　浅草～裏♪

配膳など、客側で行っても、好いと感ず。
　・・そう、思えてしまう程のお店　すべてが美味しい・・

//　手打ち切り＝独り占め
　　激に聞こえるも、美味い瞬間を届けたい一心からと・・

一陣が落着く、１時過ぎが狙い時　　意外にすんなりいける日あり

美味さと心技ある蕎麦を、愉しめる・名店　
　　“ ごちそうさまで、ございます、です ” な。心もちに、～～
悦びに比して　代価極めて少なし　また伺わせていただきます。
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再訪は、夜一番に伺うように、戴く側の対応策として、挑んでおります。
　今は、昼営業はお休みのようです。
配膳担当の理由でしたら、上述のように、
「 マロンちゃんの、あがったよ～ 」「 は～～い 」みたいに、いってもいいと　思うのよね～