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matu4さんの他のお店の口コミ
店名 |
駒形どぜう 本店(こまかたどじょう)
|
---|---|
ジャンル | どじょう、くじら料理、鍋 |
お問い合わせ |
03-3842-4001 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄浅草線 浅草駅 A1出口から 徒歩1〜2分 浅草駅(東武・都営・メトロ)から403m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥5,000~¥5,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、AMEX、Diners、Master) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
183席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1801年 |
備考 | |
初投稿者 |
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老舗回遊シリーズでここだけは欠かせない、いつかは再訪したいと
思っていたのがこちら駒形どぜう。
古くの文献を読み解くと
「明治40年に100周年を迎え、この後100年続くのは間違いなしの素晴らしい店。」
として紹介されている。
この文献を読んでから、今まで普通の古い店だと思っていた駒形どぜうに
どうしても再訪したくなっていた。
知識が付いてからの味わいは一味もふた味も違う。
そう、正確に言うと二度目になるが今回の駒形どぜう訪問は
まさに文化を楽しむバックグランドを持った状態で訪問したので
素晴らしい文化の深さを目の当たりにして感動でうち震えてしまった。
店に入ると広い空間の座敷。
玄関を入った土間には一つだけ車いすの方などに気を使ったテーブル席があるが
そのほかは大きな広間。
しかも、すべて美しい籐敷きの広間である。
「うひょー、美しい。すばらしい!(涙)」
店の前の看板を見て感激、そして入店した瞬間に涙が頬を伝う僕。
籐敷きの広間にな、なんと、テーブル代わりの長板が置いてあるのだ。
江戸時代は時代劇での居酒屋に椅子とテーブルあったりするが、そんなもの実は江戸期にはなかった。
居酒屋などでは直接その場に置かれて食事を楽しんでいたのがもっぱらだった。
原作は知らないが、先日るろうに剣心の佐藤健さんの出ている実写版を見ていたら
ちょうど、牛鍋の店のシーンが出ていた。「赤べこ」と書かれていたが
床に板状のものを置いて、鍋をつついていたシーンがあった。
あれはかなりしっかり原作者が時代考証していたのだと思う。
駒形どぜうさんもそのまま続く文化、伝統を大切に
江戸時代からの歴史を大切に時代考証をしっかりしている。
明治時代の文献の記述では僕が捜した中では柳川のメニューは出てこず
「どぜうなべとどぜう汁の二つしかない料理をしっかり余分なことを考えず愚直に通している。」
としっかりそんな内容が記載されていたのを読んだ。
あの美しいさくら鍋のみのやさんでは現代に合わせて長テーブルで料理を出すが
比較するとこちら駒形どぜうさんのほうが江戸期に近い雰囲気を出せているように思う。
「すげーなー、すげーなー!!」ため息と涙がでる。
文献の予言する通り200年も続いたのは偉大なこと。
しかも今も繁盛を極めているのは他を圧倒する東京の食文化を代表する文化遺産である。
柳川鍋、どぜう鍋の二種類を頼む。
これまた、薬味を入れてある器もとても素敵だ。
どぜう鍋にはやはりごぼうを大量に入れるのがいい。
ごぼうも追加でオーダーする。
浅い鍋に、びっしりどぜう様。
その上にごぼう、ねぎの順でどぜう鍋にかぶせてしんなりするまで待つ。
一口小皿に移し、口に運ぶ。
「んごー、ん、んうんまい!!め、目眩がするぅ!」
感激と脳に響く出汁の利いた割下の味わいにクラクラとくる僕。
僕らの横には若い女性を連れてきているおじさんが
「どうする?あと、どじょう汁を頼むのがこの店の定番なんだ。頼もうか。」と言っている。
「おお、知ってるなー。このおじさん娘っ子たぶらかして。うんちく語っとるわい。」と心に思う。
僕は友人に「ど、どうする?頼む??」と
横目でチラチラと見ながら合図するが友人はそのカップルのほうを見ろという合図だと勘違いしているのか、
「いいから!」というようなニュアンスで僕を睨む。
出てきたどじょう汁を見ると、昔風で濃そう。
案の定「これっ、濃いな。ごはんないと喰えんなー。」とつぶやく隣、おじさま。
次回、また腹が減っているときにどぜう鍋とどぜう汁で攻めてみよう。
その時はできれば和服で(笑)
スーパー無形文化遺産駒形どぜう。
本当に素敵な店が残っている。
これから、未来100年さらに生き残っていくであろう
繁栄を極めていくであろう駒形どぜう。
時代の証人としてどうぞ一度は行ってみてくださいね。