蕎麦も美味しいが蕎麦つゆは抜群に美味しい＠浅草／東京 : 並木藪蕎麦

【再訪】2015年12月

やはり、この冷え込む季節になると恋しくなるのが、こちらの絶品の鴨南蛮蕎麦です。
11月から始まっていたのですが、やっとお伺いすることが出来ました。

午前中が大荒れの雨風だったこともあり、お昼時でも並ばずにすんなりと入店出来ました。
それでも店内は8分の入りで賑わっていました。
小上がり座敷に上がりゆったりと出来上がりを待ちます。

しばらくして「鴨南蛮蕎麦」が運ばれて来ました。
花番さんとたわいもない会話をかわし、鴨南蛮の美味しいそうな姿を眺めます。

やはり、鴨、出汁、蕎麦が一体混然となったコクのある美味しい一杯でした。

最後に少し残しておいた出汁に蕎麦湯を入れ気持ち良く〆ることが出来ました。
今シーズンは最低もう1回はお伺いしたいですね。

＊＊＊画像を3枚追加しました　＊＊＊
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【再訪】2014年12月

年末に向かい寒い日々が続くとどうしてもあの映像が頭をよぎります。
我慢出来ずに事務所から、お昼時の時間を少しずらして浅草へ向かいました。
さすがに、年末でお店の前には10人程の行列ができていましたが、躊躇なくその列に並びます。
時間は13時過ぎで、もうここで食べることしか考えられなくなっていました。
前の8人グループは海外からのお客を案内して来たようでお座敷が空くまで待っているようでした。
先頭の3人組が案内され、そのグループにお許しを頂きすぐに1人の私も案内されました。
結局、5分程度並んだだけでテーブル席に相席出来ました。

席に着きすぐメニューも見ずに「鴨南ばん」1,900円を注文しました。
そして5分程度で「鴨南ばん」が運ばれて来ました。
この鴨肉と鴨つくねとほんのり脂の浮いた濃い出汁のビジュアルは何度見ても顔がほころんでしまいます。

やはり、鴨肉や出汁はとても美味しいですが、温かい蕎麦にも拘らずねっとり感やヘタレ感が殆どない
美味しい蕎麦には本当に驚かされます。

あっという間に完食し、少なくなった甘汁に蕎麦湯を入れて〆ました。
温かい蕎麦にもたっぷりの蕎麦湯を出して頂けるのは本当に嬉しい限りです。

また、混雑に拘らずかなり年配の老夫婦の方も食べに来られていたり、花番さん達の熟練された接客なども
このお店の一部になっていることをいつも感じてしまいます。

お伺いする程に心地良さと満足度が増していきます。
今度は軽く一杯やりながら「おかめ」を頂きましょう。

＊＊＊画像を3枚追加しました　＊＊＊
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【再訪】2014年2月

打合せが終わり浅草まで少し足を延ばしてお伺いしました。
時間は昼時の12時過ぎだったので並ぶ覚悟をしていましたが、運良くお店の入口には並ぶ方の姿は見えません。
店内に入るとほぼ満席でしたが、小上がり座敷の一番奥のテーブルの相席に案内されました。
丁度、座った目線の先にご主人が座られている帳場の窓口があります。

相席の先客の方は蕎麦前をやられていました。
私も頂きたかったのですが、体調絶不調から少し良くなって来た頃なので残念ながら自重しました。

注文は「鴨なんばん」1,800円。
しばらくすると神々しい鴨なんばんが運ばれてきました。
表面を見る限り「鴨抜き」か「鴨なんばん」が区別がつかないくらい分厚い鴨とネギに覆われています。
唯一の違いは「鴨抜き」の場合は丼に蓋をされて出てきますが、「鴨なんばん」は蓋なしで出てきました。

「鴨抜き」同様に分厚い鴨肉の他に鴨のつくねも入っていますし、鴨肉が1枚程度少ない位のボリュームの鴨肉が入っていました。

まず、出汁を啜って見ると鴨の脂や旨味も溶け込んだ何ともいえない味わいです。
次に鴨肉にかぶりつきます。
これまた、食べ応えのある美味しい鴨肉でした。

また出汁を啜り蕎麦を中の方から弄ってすすり食べます。
蕎麦は熱い出汁の中で少し柔らかくなっていますが、問題ない硬さを維持しています。

最後まで、その日このお店に来たことを嬉しく思いながら、そしてしっかりと味わいながら頂きました。

出汁は蕎麦湯用に半分残しておいて、蕎麦湯で割って全部飲み干してしまいました。
普段は出汁は血圧のこともあるので残すようにしていますが、この鴨南蛮の出汁だけはそうは行きません。

最後は汗だくにになりながらでしたが、最上の昼食となりました。
やはり、この「鴨なんばん」は最高に美味しく癖になってしまいます。

＊＊＊　　画像を6枚追加しました　　＊＊＊
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【再訪】2014年2月7日

打合せが終わり浅草まで少し足を延ばしてお伺いしました。
時間は昼時の12時過ぎだったので並ぶ覚悟をしていましたが、運良くお店の入口には並ぶ方の姿は見えません。
店内に入るとほぼ満席でしたが、小上がり座敷の一番奥のテーブルの相席に案内されました。
丁度、座った目線の先にご主人が座られている帳場の窓口があります。

相席の先客の方は蕎麦前をやられていました。
私も頂きたかったのですが、体調絶不調から少し良くなって来た頃なので残念ながら自重しました。

注文は「鴨南蛮」1,800円。
しばらくすると神々しい鴨南蛮が運ばれてきました。
表面を見る限り「鴨抜き」か「鴨南蛮」が区別がつかないくらい分厚い鴨とネギに覆われています。
唯一の違いは「鴨抜き」の場合は丼に蓋をされて出てきますが、「鴨南蛮」は蓋なしで出てきました。

「鴨抜き」同様に分厚い鴨肉の他に鴨のつくねも入っていますし、鴨肉が1枚程度少ない位のボリュームの鴨肉が入っていました。

まず、出汁を啜って見ると鴨の脂や旨味も溶け込んだ何ともいえない味わいです。
次に鴨肉にかぶりつきます。
これまた、食べ応えのある美味しい鴨肉でした。

また出汁を啜り蕎麦を中の方から弄ってすすり食べます。
蕎麦は熱い出汁の中で少し柔らかくなっていますが、問題ない硬さを維持しています。

最後まで、その日このお店に来たことを嬉しく思いながら、そしてしっかりと味わいながら頂きました。

出汁は蕎麦湯用に半分残しておいて、蕎麦湯で割って全部飲み干してしまいました。
普段は出汁は血圧のこともあるので残すようにしていますが、この鴨南蛮の出汁だけはそうは行きません。

最後は汗だくにになりながらでしたが、最上の昼食となりました。
やはり、この鴨南蛮は最高に美味しく癖になってしまいます。

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【再訪】2013年11月

11月に入り鴨南蛮が始まったと聞いたので日曜日の夕方4時頃にお伺いしました。
暖簾を潜って店内に入ると、既にお店は満席に近い状態。
運良く小上がりの入口側奥のテーブルが空いてました。
ここが一番落ち着くのでいそいそと座ります。

早速、「熱燗」700円と「鴨抜き」1,800円を注文しました。
程なく「熱燗」とお通しの「そば味噌」ご運ばれてきました。
この少し硬めに練り上げられた「そば味噌」は大好物です。
次にお目当ての「鴨抜き」が登場しました。
肉厚の鴨肉が5切れ、肉団子1個と白ネギが入った豪華版です。
汁も溶け出した鴨の旨味や脂分が溶け込み、なんとも言えない美味しさです。
鴨肉も噛めば旨味が滲み出てくる旨いもので、これに日本酒の組み合わせはたまりません。
これを一度食べたら病みつきになること間違いなしです。
そして、汁まで全て飲み干して完食でした。

お店の中に響く注文の声を聞いているとかなりの方が鴨南蛮を頼まれているようでした。

最後に「ざるそば」700円をお願いしました。
やはり、ここの蕎麦つゆは濃くてやや甘みを含んだコクのある旨いものでした。
蕎麦もやや細く喉越しのよいもので、風味もあり美味しい蕎麦です。

満席にも拘らず、心地良くゆったり出来てました。
お会計の3.200円を支払い良い気分でお店を出ました。
今回は「ざるそば」も食べたかったので「抜き」にしましたが、次回は鴨南蛮にする予定です。

＊「鴨抜き」の☆は4.5以上でした。
　また、お伺いする度に満足度が上がっているので今回評価を3.8→4.3に修正しました。
　まだまだ、通えば通う程に満足度が上がって行きそうな素晴らしいお店だと思います。

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【再訪】2013年7月
雷門の門前通りに面している大正2年創業の老舗のお蕎麦屋さん。
いつも混んでいるので、今回は土曜日の15時頃にお伺いしました。
お昼時のお客が一段落し、店内は半分ほどの客入り。

店内は6人用テーブル2つ、4人用テーブル1つと小上がり座敷に4人用テーブルが5つ程度で
接客係に4人の熟練女性と厨房に4名の体制でした。

入店すると元気に挨拶され「お好きな席へどうぞ」と声をかけられる。
小上がり座敷の一番窓側の席に陣取りました。
まず、おしぼりとお茶が運ばれてきて、スポーツ新聞までご用意して頂きました。

注文のメニューは壁にぶら下げされた札に書いてあるものだけなので、メガネをかけて
目を凝らすがよく見えない。
まず日本酒を常温を注文。続いて「板わさ」700円。
日本酒は、菊正宗の樽酒700円でした。
飲むとすぐ樽酒と分かる杉の香りが鼻をくすぐります。

「板わさ」はかまぼこ２切れと醤油と生おろし山葵が付いて来ます。
これと日本酒に付いてきた蕎麦味噌で日本酒をのんびりと飲んで寛ぎます。
途中お水を頂きましたが、無くなりそうになるとスッと替わりのお水を持ってきて
頂けました。何とも気持ちの良い接客でした。
ただ、何故だろうか心からゆったり出来ない気ぜわしさがありました。

頃合いを見ていた仲居さんと目が合ったので「ざるそば」700円を１枚頼みました。
5分程度で「ざるそば」が運ばれてきました。
蕎麦は裏返した笊に盛られて、量はかなり少なかったです。

蕎麦汁は、凄く凝縮した濃い出汁でした。
甘みがほんのりあり、濃いにもかかわらず醤油の尖ったところは全くありませんでした。
これは今までで一番美味しい蕎麦出汁かもしれません。
まずは、何も付けずに蕎麦を頂きましたが、良い香りがして弾力も有り歯切れ良く美味しい。
次に少しだけ蕎麦猪口に入れて、少し蕎麦に浸けて頂きます。
やはり、蕎麦も美味しいがこのつけ出汁は抜群に美味しい。

蕎麦を食べ終わりそば湯を頂きましたが、さらりとしながら濃い味で旨い出汁と混ざり合い
抜群に美味しいそば湯でした。

お会計後も靴を用意して頂き気落ち良くお店を出ました。
この老舗で働くプライドとプロ意識の高い花番さん方々で、気持ちの良い接客でした。