浅草今半 国際通り本店
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店舗基本情報
| 店名 |
浅草今半 国際通り本店（あさくさいまはん）
|
|---|---|
| ジャンル | すき焼き、しゃぶしゃぶ、牛丼 |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3841-1114 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
つくばエクスプレス 浅草駅（A２出口）徒歩0分 浅草駅（つくばＥＸＰ）から30m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥15,000～￥19,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 QRコード決済可 （PayPay、d払い） |
席・設備
| 席数 |
153席 |
|---|---|
| 個室 |
有 |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
分煙 1階・3階は全席禁煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり、掘りごたつあり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| オープン日 |
1895年 |
| 関連店舗情報 | 浅草今半の店舗一覧を見る |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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浅草の寺で父の回忌法要。
もちろん回忌法要も大切だが、それ以上に重要なのは精進落としをどこで何を食べるか。
とりあえず真冬だからすき焼きなんぞが体も温まってよかろうと、今半を選択。
そういえば、今半を名乗るすき焼きの店は暖簾分けにより5系統あり、それぞれ経営は別系統。
①今半本店・・・正真正銘今半のルーツ。永井荷風の断腸亭日乗にもちょくちょく登場。
②今半別館・・・なんか支店ぽい店名だが、「別館」も含めて屋号。暖簾分けの中では最も古い。
③浅草今半・・・デパートなんかに出店して弁当を販売してるのは、大抵この系統。
④人形町今半・・・浅草今半からの暖簾分け。ここもお惣菜店なんかを出す店を含めて、支店の数はかなり多い。
⑤代々木今半・・・牛タンしゃぶしゃぶ、なんてあるらしい。
上記の①〜③までの系統が浅草にある上に、③は支店も浅草にあったりするからややこしい。
「今日は奮発して今半予約したよ」
なんて言ったら、
「あの伝法院通りの立派な造りの店でしょ？」
「いや、新仲見世通りじゃなかった？」
「国際通りの店に、昔行ったなあ」
てな具合で大混乱（笑
予約した俺もまた何処の店を予約したのかわからない(;^_^A
携帯の発信履歴から店に電話をして、国際通りの「浅草今半の本店」であることを確認。
んなわけで、坊さんのありがたーい説法もそこそこに、やって来た今半。
店に入って名前を告げると、その日我々を担当してくれる中井さんに案内され、２階の個室に通される。
店の内装、中居さんの立ち振る舞い、いずれも品が良い。
「銘柄牛 すき焼き御膳」12,000円也を選択し、とりあえずビール（笑
ちなみにこの日の「銘柄牛」は米沢牛。
米沢といえば上杉景勝。
「上杉景勝ってさ、家臣の前では生涯笑顔を見せなかったんだ。」
などと言う俺の薀蓄には、誰も耳を傾けず「あら、この牛肉の佃煮美味しいわあ、帰りに買っていこ^ ^」
なんてなことを言っている。
まあ、確かに美味しい佃煮だ。
あっという間にビールおかわり。
続いてやってくる先付け、「北寄貝と百合根と生麩と何か(笑)に胡麻ペーストがかかったやつ」も大人の味。
ガキンチョの甥っ子には理解できない味のようである。
そして前菜盛り合わせで、日本酒に移行。
法事の後の精進落としの席であって、酒を飲みに来たわけではないことは承知しているのだが、「河豚の煮こごり」とか「鱒寿司」なんて酒肴が盛られているのを見たら、もう我慢が効かないのだ。
そんなわけで日本酒には「東薫」をぬる燗で。
姪っ子の大学受験がどうしたとか、野菜の値段がどうだとか、どうでもいい話をしながら、日本酒をクピクピ飲んでほろ酔い加減になってきたところで、メインのすき焼き登場。
中居さんが焼いてくれて、食べごろを配膳してくれる１枚目の肉は、口の中であっという間に蕩けていく。
「うん、美味い！お酒おかわりぬる燗で！」
などと言っている間に、肉以外の野菜やシラタキ、焼き麩なんかが鉄鍋の中に綺麗に並べられる。
割下の追加の目安や、水の挿し方を簡単に説明されて、あとは自分たちで。
肉が美味いのは当然ながら、上質な脂と割下の染みたシラタキや焼き麩がまた美味い。
日本酒が進むことこの上なしである。
鍋の中が粗方無くなる頃に出てくるお食事も、御飯の炊き加減が良く、お新香と赤出汁鉄鍋の中に残った野菜だけでかなりの量の御飯を食べてしまった。
そして最後は柑橘系のシャーベット。
上質とはいえかなりの油脂分を摂取した口には、サッパリ感が心地よい。
最後は「牛肉の佃煮」のお土産までついて、満足度は高し。
次回の法事はどこの店にしようかなあd(^_^o)